アンケート結果発表の後編。
前編はこちらで、後半は6~9問の4つ+年代別2つの計6個となっております。今回も年代別にする意味のありそうな質問が特にないと思っていたけれど、2つほど少しだけ違いがあったので紹介。
ご協力ありがとうございます。
USBメモリに関する調査結果・後編
結果のみはこちら。
USBメモリに関するアンケート
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScEbZTWzx1Vo9QDLA8jndPFOitaY58KuhSRjbkENCh32kqNGA/viewanalytics
<目次>
6.USBメモリモバイル率は約半々
最多は一応3番の「ほとんど持ち歩かない」で、必要な時にだけという意味ならば2番の「たまに持ち歩く」との差は微妙。
1番の日常的はおそらくキーホルダーになっているか、キーホルダーに通してぶら下げているか。
ちなみに私が普段持ち歩いているのはこれで家の鍵とかと一緒に。
source:Amazon | シリコンパワー USBメモリ 32GB USB3.0
挿してブートするとUbuntuが起動し、データフォルダの領域にはMemtest 86+とデータ復旧ソフトが入っているため、もう1本USBメモリまたはCDやDVD焼けるならば検査したり、予備ストレージあればデータ復旧可能というPC変態仕様。
端子むき出しで何が防塵で防水なのかはサッパリわからないけれど、見た目と輪っかが気に入っております。固い端子でも指入れて引き抜くと楽。
7.ベンチマークしない人が約2/3
意外と少ない、ベンチマークする割合は計31.3%と低め。
いや、渋谷駅前で870人に「USBメモリでどのくらいベンチマークする?」と聞いても間違いなく3割どころか1割も行かないだろうから高めなのだろうけれども、PC変態率高めな割に実測気にしない人が多い印象。
私は最初に1回だけ派で、故障していないか、公称がウソすぎないかを点検する意味として。故障して低速化とか聞いたことないものの、聞いたことないだけかも知れない。
定期的と気が向いた時派も似た意味と思われ、USBメモリもSSDに似た記録媒体なので劣化や書込回数による寿命がございます。
とはいえ、前編で調べて来たように64GBでさえ千円少々で買えてしまう、16GBが500円を切れる時代、大人ならば数百円のために神経質になる必要はないとも。
その他考えられることは、USB3.0端子に接続しているはずだけれども本当に3.0として使えているかの確認、もあるかも知れないと思った。無いか。
8.昔より利用頻度が減った人多め
妥当な結果と感じるのは私が減ったからですかな。
減った派が多いので需要が低下し比例して供給を減らすところ、SAMSUNGとかが在庫ジャブジャブ余らせているらしいので価格が下るしかないのが現状とエスパー。
なぜ減った派が多いかは皆さん体感でおわかりかと。OneDriveなどオンラインストレージの普及、画像ならば劣化するけれどLINEで送信可能、社内サーバとかNASの普及など考えられ、名刺にメールアドレス無い人の方が珍しい。
USBメモリよりもCDやDVDにデータ焼いて渡す方が減った、というかほぼ無い。お役所様へ何か申請する際に使う程度。
持っていてもジャマにはならないが、無ければ無いで何とかなってしまう。ノートPCがモバイルならば、その場で開いてスマホでテザリングしてメールアドレス聞いて送信とか。急ぎでなければ帰ってからとか。
最近多いパターンは、とりあえずスマホ同士でLINE交換し、手が空いた時にメールアドレスを送信してもらい、PC版LINEでメルアドをコピペしてメール送信する流れ。
50歳代からLINE?ナニソレうまいの?な人が増える。
9.タダで貰えるなら大容量が人気
やはりそうなるか。
前編で所有率の高い順は、32GB>16GB=64GB>128GBだけれども、まだまだ大容量は求められている、3桁欲しい人が最多と判明。
次いでは64GBx2ではなく32GBx4にも納得。容量よりも本数が重要な時もあり、私ならば4GBx32が適しているのでそういう人多いかと思えば少なかった。前編で書いた通りで人にデータ渡す時に返さなくてOKする用。
気になるのでコスパ調べた。512GB以外は全てSanDiskで統一、SanDiskの512GBナシ。価格は価格コム最安を四捨五入。
- 16GB・・・400円:25円/1GB
- 32GB・・・500円:16円/1GB
- 64GB・・・900円:14円/1GB
- 126GB・・・1,600円:6円/1GB
- 256GB・・・3,000円:11.7円/1GB
- 512GB・・・1~2万
皆さん64GBまでのUSBメモリ所有&使用が多かったけれど、時代はすでに126GBから256GBへの過渡期まで突っ走っております。
512GBが5千円割るのも時間の問題でしょうな。そうなるとノートで起動ドライブはSSD 512GB、バックアップにUSB 3.2対応USBメモリ512GBとか全然アリになりそう。
というか3.2ならUSBメモリから起動で良いのか。いやいや、SSDからUSBへクローンしておき随時同期し、いざSSDが逝けどもUSBから起動しても快適とか、なにそれ凄い。
年代が高まるほど速度気にせず
年代別は2つしか違いが見られず、1つめは使用頻度。
高齢化するほどUSB2.0使用率が高まり、若い人ほど高速な3系USBをお好み。かくいう私も若者とは言えない年代、USBから何かデータ移す際は大量ならコピー実行してトイレとかどこか行くことが多く遅さ気にならない。
また、年代が上がるに比例し使用しているマザーボードが古い可能性も考えられると同時にケースにUSB3.0端子用の配線がない自作PCも多めなのやも知れず。
年代が高いほどベンチもしない
USB2.0で別にOKな人がベンチマーク必死になるわけもなく。
年代で妙なところは40代が突出している部分。おそらくこの辺りがマルチメディア世代、もしくはPC98シリーズからのパソコンとの付き合いと思われ、PC変態率が高まるのでしょう。知らないけれど。
ちなみに年代別は、「この回答なら年代で差がありそう」のように選んでいるのではなく、全質問の回答を年代とクロスして違いが見られるものだけを抽出しております。
何が言いたいかはバチクソ面倒。
以上、アンケートへのご協力に感謝。調査結果のリンク一覧はこちら。
>1番の日常的はおそらくキーホルダーになっているか
カバンの中に1本は入っている、というだけの方が多いような気がします。週に5回ほど持ち歩いていれば、立派な「日常的に持ち歩いている」ですし。身につけている必要は無し。
>ベンチマーク
あえてソフトを使わずとも、たとえば「1MB×10,000個のファイルをコピー」と「100MB×100個のファイルをコピー」の結果を比べるとか、実戦投入したときの速度を調べておく行為も私から見たらベンチマークですね。
いざ5GBのファイルを保存しようとしたら、なんど試しても3GBくらい書き込んだところでエラーが起こる、とか不具合あったら後悔しますし。正常な製品か調べるためにも、いちど容量ギリギリまで書き込んでみることオススメ。