SSDの性能で気になるのは「速さ」と「寿命」になるかと思いますが
現在、出回っているSSDにはSLCとMLCの二種類あります。
SLC:Single Level Cell ・・・この記事では「S」とします
寿命は10万回書込可能、高速、高価、信号はONとOFFの切替
簡単に言うと起動に向いている
MLC:Multi Level Cell ・・・「M」とします
寿命1万回書込、、Sと比較して低速、安価、信号は4つを切替(00~11)
起動などの速度重視よりデータ保存用
このように、一見シングルとマルチなのでMの方が良さそうに見えますが
Sの方が格段に性能は上です。2倍とかそういうレベルではなく。
これは単純に信号に対してセル(記憶する場所)がいくつ必要なのかという
ことで、SがONとOFFの2つに対して、Mは4つなので、容量が2倍使える
という意味になり、そのまま価格へ反映されているように見えます。
もちろん、Mは気軽に手の届く値段になっているので、需要があれば供給も
増えて安くなる、という当然のことが今起こっています。
※Sも物理的に同じセルとしたら、売れなくても原材料は安くなる
細かい性能を比較するより、Sが必要か、Mで良いのか。
カスタマイズ画面で選ぶ時、本当にそれで良いのか考えてみましょう。
価格コムのSSDコーナーへリンクしときます。
価格.com - SSD
http://kakaku.com/pc/ssd/
小ネタですが、型番を良く見ると「M」が付いていたらMulti、付いておらず
「S」が不自然に入っていたらSingleという見分け方もできます。
もっと詳しく知りたいなら、かなり古いですがこちらがおすすめ。
この元麻布氏、以前もリンクのネタで頂きましたが凄い知識量ですね。
元麻布春男の週刊PCホットライン
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0521/hot487.htm
物足りないなら、やはり古いですがこちら。
実測している変態だらけで、かなり勉強になります。
価格.com - 『SLCなのかMLCなのか?』 OCZ OCZSSD2-1C128G のクチコミ掲示板
http://bbs.kakaku.com/bbs/05371210145/SortID=8084282/
MCL:Multi Level Cell ・・・「M」とします
↓
MLC:Multi Level Cell ・・・「M」とします
MCL>MLC へ訂正(2010/01/10)
有難う御座います。
時々VOIAやWinwodsなどやっている事もあるため、また発見したらご指摘下さい。