「インテル、終わってる」を書いたコメントで、Windows7待機人Aさんに言われ調べると、タイムリーに翌日のPCwatchに出ていました。
【後藤弘茂のWeekly海外ニュース】 消え行くLGA1366パッケージのCore i7
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/kaigai/20090727_304653.html
大変解りやすく気合いが入っているので、詳細は元記事でどうぞ。
Socket1366が無くなる、と書いてあります。
そんなことは無いだろう と、読んで行くと本当のようです。
青い範囲が1366のようですが、2010(2H)要するに来年の秋前後に終息、EndOfLifeというやつです。2年も保たず終息はどうかと思いますが、それはCore i7(Bloomfield)が終了というだけでは無く、Socket1366、要するにCPUの大きさ、正確にはピン数が終わってしまうということです。
現在主流のLGA775は、既に7年は経ったでしょうか。
その前のSocket478も結構長かったと思います。
2年でデスクトップを使い捨てるなどという豪の者も居るようですが、3年以上は同じ構成で使いたい人が大半でしょう。ここで言う大半とは、買ってすぐOCするような自作マニアや秋葉で野宿するようなハイスペック変態は指していません。<そんな人は居ません
Socket以外は同じなので、メモリやPCI-expressには困らないとは思いますが、Core i7-900番台は見捨てているようなものです。来年、LGA775の巻き添えで心中ということでしょう。
前回最も気になった価格帯も滅茶苦茶です。
どう見てもカオスです。本当にありがとうございました。
Core i7(920)がi5を押し潰し、高性能が欲しいならば来年の終息と一緒に心中してくれということです。そうとしか見えません。以前、買い控えは無い、今こそがパソコンの買い時!のような取材をインテル様が受け答えていましたが確信犯でしょう。
もはや再来年にご期待下さいと言っているようなものです。
ここまで細切れなので判りにくかったかも知れませんが、これで一目瞭然。
一番上の紫がCore-i7の9xx(Socket1366)です。
増えず減らずに見えますが
こちらのグラフに紫色はありません。
この手の元図は概念的であることが多く、厳密に比率を反映しているかどうかはわからない。明確なことは、LGA1366はこれから比率が減り、増えることがなく、デスクトップCPU全体のごく少量に留まることだ。
なるほど、とも思えますが、インテル様がどうしようと、PCメーカーや消費者がどう思うのかは私らが考えることと同じです。来年末まで、早ければ夏にはSocket1366の処分が始まり、ヘタするとそれ以前にメーカーが嫌ってCore i5で逃げるとも思えます。
OC(オーバークロック)する自作マニアには永遠のi7 975かも知れませんが、普通に見て無くなって行くソケットなど欲しく有りません。生産終了からの経過で、修理部品の保管期限もカウントダウンが開始されます。※普通のメーカーならば7年程度は持っています
インテルは何をしたかったのか?
このブログを始めた頃に、FC2の機能にあった公開質問で私は答えました。
Q13 物理4コア、HTで理論8コア Intel Core i7 をどう思う? A13 AMDの来年6コアに対抗してるだけだと思う。自社のC2Qを潰してでもやる子供のケンカ?
パソコンに関するややマニアックな質問バトン | BTOパソコン.com
https://bto-pc.jp/etc/bto-pc-56.html
AMDは瀕死ですが、自爆気味のIntel。来年は厳しいでしょう。
それを狙ってCore i7-920の処分狙いも有りかと思いました。
思っただけです。
>普通に見て無くなって行くソケットなど欲しく有りません。生産終了からの経過で、修理部品の保管期限もカウントダウンが開始されます。
マザーボードが故障した場合のことも気を付けないといけないのですね。Corei7 920と860どちらが速いのか気になります。スペックだけ見ると860の方が速いように見えますね。価格が同程度で860の方が速いのであれば860が買いですね。
LGA1366はi7からi9(6コア12スレッド)に移行していくというアナウンスがありますが、結局情報が小出しなので錯綜しますね(^^;
i3もLGA775だとか色々と錯綜してます。
LGA1366とLGA1156の大きな違いはメモリーのバス幅で、この差は埋まる物ではありません。
ただ、どちらが早いかという話になると使用するソフトによるので単純に比較はできないでしょう。
ゲーム用途ならコアの数よりもクロックがものをいう傾向にあるので、LGA1156で良いかと思います。
Turbo Boost時のクロックが引き上げられているので、単コアに負荷がかかる条件では強そうです。
LGA1156は4層基板(1366は6層)なので、マザーボードの価格は低めに抑えれると思います。発売当初は多少高めでしょうけど、当初から1万円台のマザーボードが期待できそうです。
ちょっと心配なのはLGA1366でも1万円台のマザーボードがちらほらありますが、この価格帯のマザーボードは結果としてチップの機能を削いでるので、BTOメーカーが採用しはじめると、その後の拡張ではまる人が出てこないかと・・・
チップが同じなら仕様表で判別しにくいですから(^^;
ご回答ありがとうございます。
使い方によっても異なるものの、LGA1156の860の方が速くなりそうなんですね。
調べていると1156は、何故かトリプルチャンネル非対応とか、転送方式がQTI→DMIという方式に変更され
るとか、調べれば調べるど、分からなくなってます。
インテル天野氏がSSDとLynnfieldを語る、34nm版SSDもまもなく?
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20090711/etc_intelevb0.html
今思ったんですけど、インテルのブランド名整理が解り難くしてるだけに思えてきました(^^;
LGA1156のトリプルチャンネルとLGA1366のデュアルチャンネルの違いは、メモリーの転送速度自体があがるというより、一度に複数の読み出しが発生したときに威力を発揮します。
簡単に例えると、道路が2車線から3車線になった感じです。
なのでトリプルはより多コア向きな仕様だと思います。
DMIに変更になったのは、先の話でも出た4層基板にする為で、コストを優先した物ですが、LGA1156がチップセット機能もいくつかCPUに内包するので、単純に性能ダウンと考えることはできません。
何が言いたいかと言いますと、違うソケットのCPUを単純にスペックで比較するのは難しいんです。
性能については現在の小出しな情報で考えても大変です。
実製品が出てからの情報を見た方が一発で解ると思います。
その上で用途に応じて選ぶのが良いかと思います。
あと920と860が同じような価格と思われての比較みたいですが、今までの例から見てIntelがほぼ同じ価格のCPUの販売を続けることはほとんど無ないので、920はぼちぼち姿を消すんじゃないかと思います。
残ってても売れ残りじゃないかな?残っていると混乱の元になりそうです。その時点での値段にもよりますが・・・
もし930なんか出てきたりしたら、私にとってもヒツジ先輩にとっても面白い状況になりそうです(笑)
それこそインテル○ホかと(^^;
>性能については現在の小出しな情報で考えても大変です。
実製品が出てからの情報を見た方が一発で解ると思います。
気になりますが、黙って発売待つのがよさそうですね。
ユーザーを混乱させて、新型に興味を持たせるのもインテルの作戦のうちなのかもしれないですね。
Socketが違えばAMDとIntelを比較するくらい難しいということですね。
読んでいる途中に「ここで930か?」と思ったので、来るのでは無いかと(笑)
しかしロードマップには乗っておらず、ここが微妙です。
775の次は1366と勝手に決めていたのですが、マザーを上げてCore2にしようかと。
(現在、MSI-915、Pen4-550、MSI-GF6600、DDR2x2枚です)
故障したらの前提で、マザー+CPUで更に2~3年保たせようかと。
いかに金をかけず、アプリケーションの性能に付いていくかとなっています。
PC関連(修理)を仕事にしてしまったため速さを求めることに飽きました・・