春頃に50円割れたとやや騒ぎましたが、遂にソーテックが終了。
と、思いきやオンキョーで続投するようです。これはやばい。何がヤバイかは、ソーテックという名前が消えるという意味では無く、オンキョーへすり替わるというイメージダウンが懸念されます。
SOTECがどのくらい嫌われているのかは、こちらが判りやすい。
コメントの伸びと購入者の暴れっぷりに爽快感さえ覚えます。
買ってはいけない [ソーテック] - higuchi.com blog
http://www.higuchi.com/item/192#12773
この人は意味が良く判りません。展示機イコール中古と思っているのか。実際に中古PCだったのか。
お役所に相手をされていないように見えるのは私だけでしょうか。
ソーテックの行為は誤出荷なのか?
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Bay/8536/index.html
嫌われ放題ですが、なぜここまで悪い評判が多いのか。これは私のブログを半年以上前から読まれている変な人には「ああ、DELL状態なんだな」とお分かりかと思いますが、そこまで有名になった理由は何でしょう。
BTOパソコンの価格破壊はソーテックから始まった
約10年程前の話ですが、当時のBTOパソコンと言えば、秋葉原や日本橋以外、要するに通信販売ではフロンティア神代(現、フロンティア)くらいしか有名所は有りませんでした。BTOと言われても知らない人は多く、実際には当時の私もBTOという意味どころか言葉さえ知りませんでした。
この頃、韓国から上陸したメーカーがSOTECです。テレビCMで「ソーーーーテックッ」というフレーズを今でも覚えているほどの激安パソコン。丁度、NEC台頭がマイクロソフト様に愛想を尽かされ終焉を迎えた頃です。Windows98やMeの頃、NEC(VALUESTAR)専用Windowsなども有りました。
どう頑張ってもパソコンと言えば安くとも新品なら12万円を切らず、ハイスペックともなれば軽く30万円オーバー。ノートで20万円を切っていれば破格の時代。ソーテックのデスクトップPCは10万円を切って発売されました。確か7万円台だったかと思います。
韓国クオリティな行き当たりばったり
中国とはやや違う種類ですが韓国もてきとうな国です。時間にルーズで何もかもてきとう。隙を見せると突かれて持って行かれてしまう。私は嫌いでは有りませんが、品質となれば話は別です。先に書いたとおり日本へ進出するなりいきなりのテレビCM。ドスパラやツクモが全国版でコマーシャルを出したとは聞いたことは無く、予算の問題も有るかと思いますが、そこまで量産できるわけがないのです。
出せば売れる価格にも関わらず、やりすぎです。元は日本の何やらさんが作ったメーカーですが、韓国の企業と一緒になってハデに売りまくっていたところに、大量のメモリ不良が発生。これがニュースで大々的に流されて一気に安かろう悪かろうが広まりました。
テレビCMをしてなければ大量には売れず、そこまで被害は無かったかと思いますが、やってしまったものは仕方無し。同時に富士通でも同じメモリを使っているという話も出ましたが、ソーテックの品質が悪過ぎたため、富士通は逃げ切りセーフとなりました。私は覚えており、ここで書いていますが。
何度も倒れつつ復活すること複数回
ここまで思い出しながら書いておいて、Wikipediaで見た方が早いことに気付きました。
ソーテック - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%83%86%E3%83%83%E3%82%AF
この沿革にある通り、旧マイコンショップ「工人舎」->技術部問を分社し「ソーテック」設立->工人舎を「ソーテック」で吸収->韓国の「三宝コンピュータ(トライジェム)」の傘下へ入る->三宝の出資比率を下げて「キョウデン」と資本提携->キョウデンがソーテック株を「アクティブ・インベストメント・パートナーズ」へ売り払う->韓国のソーテックが解散して三宝と縁が無くなり孤立->オンキョーが興味を持ち「SOTEC」を吸収->ソーテックの名前を無くし「オンキョー(オンキヨー)」へ変更予定。<今ここ
途中に出て来る、山田健介という元社長は現在フロンティア(神代)の社長をやっています。フロンティアはヤマダ電機の子会社なので、オンキョーになる前に何か繋がりがあったのでしょう。また、オンキョーに吸われる前のソーテック経営陣はシャープの社員だったと聞いたことが有ります。
ここまで来ると組織としてはどうなのか。
どうでも良いのですが、最終的にソーテックでは無くオンキョーへ。
オンキョーは口コミをなめているのか?
ここ数年のことですが、パソコン通信からインターネットという巨大な網目状の通信へ一般人も気軽に安く参加できる環境になりました。Web上では私のように個人が意見を出し、1日数百人が聞く(読む)環境が簡単にできてしまう。
2chやOKwave、価格コムの口コミ掲示板のように、悪い噂は速攻で広まり一度燃えたWebページは最初に挙げた通り何年も残ります。最近でこそ悪い噂は以前程では無く、ソーテックを知らない人も居るかと思います。
ここへ天下の「ONKYO」(スピーカー)ブランドで、悪名高い「SOTEC」(パソコン)を混ぜてしまって良いものか。
オンキョーのパソコンと言われても「音が良いのか?」となりますが、ノート然りデスクトップでは申し訳程度に付いた液晶モニタのスピーカーをオンキョーにしても仕方無い。大きめのスピーカーを搭載したパソコンや液晶モニタには意味が有りません。外付けにしろという話。
オンキョーのPCというより、悪評のが多く転々としたソーテックのパソコンをオンキョーが作っているというイメージの方が強いのではないかと思うのです。オンキョーは業務用などの高級なスピーカーなどのメーカー、ソーテックは故障が多いという噂も多い激安メーカー。
なぜSOTECというブランド名の盾を取ってしまうのか理解できません。
オンキョーの特長を生かしたパソコンに何も期待できないためです。
「倉吉品質」(鳥取県)は結構ですが、オンキョーが「噂のSOTEC品質」と思われないよう、どう出るのか楽しみでは有りますが、私は興味が無いのでどうでも良いと思いました。おわり。
9/17の終値は141円まで復活しています。
オンキヨー(株)【6729】:銘柄情報 - Yahoo!ファイナンス
http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=6729.Q
ヤマダ電機も「2つ(フロンティアとツクモ)あるからもうイラネ」なのでしょうか。
<追記>
いきなりSOTECのPCが無くなるわけでは無いようです。
【大河原克行の「パソコン業界、東奔西走」】 ソーテックブランドのPCはこれからも継続的に出荷する ~オンキヨーブランド展開について、菅正雄常務取締役に聞く
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/gyokai/20090918_316630.html
菅 一部には誤解があり、私のところにもずいぶん問い合わせがありました(笑)。今回の発表は、オンキヨーブランドへの「統一」ではなく、オンキヨーブランドの「展開」というのが正しいコメントです。
(中略)
今回の発表は、これまでのソーテックブランドのPCに加えて、新たにオンキヨーブランドのPCを投入するということになります。
これでは益々「オンキョー=ソーテック」の図式。
やれやれですね。
オンキョーは、口コミをなめているのか?
まさにその通りだと思いました。
安いからと思って、オンキョーパソコンを買ったら、1ヶ月で壊れて、修理に出したら、保証期間内であるのに、こちらに過失があるように言われた挙句、5万の修理費用の請求が来ました。更に、修理をしないのに、パソコン返却に際して、1万円以上の作業工賃を請求されています。
オンキョーサポートには消費者センターを介して連絡を入れているにも関わらず、連絡すらいただけない状態です。
CPUやテレビチューナーの有無など自分でセミオーダーできるのでオンキョーのデスクトップPCを先週購入し使い始めたのですが、不具合が多いのが残念です。例えば、USB接続した音楽プレーヤーやICレコーダーがうまく認識されなかったり、それらの取り出し操作をしても接続が解除されなかったりしています。
私、7年半、SOTECのアウトレットPCを使い続け、今回、めでたくもONKYOの地デジ付きデスクトップのアウトレットPCに買い替えた勇者です。 もちろん、SOTECの悪評は知った上でのこと。 後悔はありませんw まあ、買う人がいるから今もまだ名前が残っているんですけどね。 私は運が良いだけなのか、今のところ特に問題なく使えています。 悪評を知った上でも、なぜ買うかって? そりゃ、安いから。
ソーテックのパソコンは酷かった><
で、オンキヨーのサウンドカードを購入の候補に入れようか迷って
このサイトへたどり着いたのだが…やっぱり見送ります。
ソーテックの名前を聞くと正直、、、、
この会社、製品の質以外にも
サポートの悪さ、ヒドさも記憶に残ってるので…。
安物買いでサポートを期待とかちょっと・・・^^;
壊れてもしかたないと言う意味じゃなく安い価格の意味を理解した方がよいかも
自分はSOTECだろうとONKYOだろうと納得した上で買います