ドスパラではBTOのカスタマイズ画面からパソコンデスクも購入できます。
かなり強引ですが、「BTOパソコンの選び方」ということにして進めます。
パソコンデスクを買う時に注意する事
私が勝手に厳選すると3点です。
パソコンデスクの幅より、イスを含めた奥行きを考える
幅の長さを見て、あの場所に丁度入るから上手く設置出来ると思うこと無かれ。デスクはミドルタワーを想定して確実に50cm以上の奥行きが有り、配線などで壁からの距離は最低10cm程度必要。モニタから離れるようキーボードが引き出しになっていれば更に30cm以上。イスを置き自分が座ると少なくとも壁から1.5mの距離が必要です。
背の低い女性が寝転がった身長分が要るとなれば、面積で考えると相当広くなります。
プリンタは最上段に置けないと思った方が良い
いかにもプリンタを置く用の台が最上段に有り、画像でもそのように撮られて紹介されていますが、最も不安定な頂上にプリンタ(インクジェット)を置くと、インクの噴射で左右に動作する際、デスクが揺れまくり、大変うざい。
最近ではスキャナやコピー機能も当然のように付いているため、読み取るためのガラスが見えないとなれば不便な事この上無し。スカスカの骨組みでは、印刷時にとにかく揺れます。
本当に必要か、価格や物を良く見る
私は過去2台購入しましたが、いずれも今は跡形も有りません。
1台はバラして捨て、貰い物の2台目は人へ譲りました。
1日4~6時間、休日では10時間以上使う私のように体の一部になっているような人には、長時間座っての作業は相当きつい。仕事と思えば良いかも知れませんが、楽な姿勢が良いに決まっています。大した額では有りませんが、1万円有ればバックアップ用の外付けHDD購入も検討しましょう。
パソコンをどのような環境で使っているか
以前はケチを付けましたが、今回のデータは良いと思います。
自宅でのパソコン使用、椅子派が約64%、お座り派は約33% - japan.internet.com デイリーリサーチ
http://japan.internet.com/research/20090917/1.html
インターネットコム株式会社と株式会社マーシュは、「家庭のパソコン環境に関する調査」を行い、インターネットユーザーの自宅におけるパソコンの使用環境を探った。
サンプル300人で男女比50:50。
20~60代を10区切りで各20%という揃えっぷりに驚きました。
どこぞの50代のおっさん達が決める日経ランキングとは違います。
相変わらずの傾いたパイチャートは手前が大きく見えるため勝手に描き直します。
実際に使っているという条件なので、良くある「何台持っていますか」では有りません。約半数が1台、3割が2台となっています。普通に使えば1台有れば良く、仕事やエンコード専用などで別に1台有ってもおかしくはありません。ネットブック(ミニノート)も流行っているため2台も一般的。
私もこれを書いているデスクトップ(ミドルタワー)1台がメインで、思い出したように1ヶ月に1~2度起動するノートが1台です。重要なファイルはノートとデスクトップ相互にバックアップしています。
各年代のサンプル数を合わせているため、パソコンの購入世代による独身率が低くなっていると思われます。リビングに設置する理由は家族で使うライトユーザと想像。ワンルームと自室が多いように見えますが、世代別に購入数を比例させるともっと多くなるのではないかと。
私の場合は自室のような仕事場のような、家族も出入りするため書斎とは言えない微妙な所。グラフには載っていませんが「トイレ0%」と有りました。また、寝室はベッドで使っているのかも知れず。MMO(オンラインゲーム)にはまると、寝ながらでもやるそうですね。私も数ヶ月そういうことをしたことがあります。
専用デスク+椅子が2番目に多くはなっていますが、普通の机で結構ということでしょう。やたらと専用デスクが多いようにも思えますが、そこまでして設置に気合いを入れるものでしょうか。座布団と書いたものは地べたに座ることで和室かと。ノートならば場所を選ばないため、どこでも有りでしょう。
私は、高さ40cm程度の専用デスクを前に座椅子に座って書いています。時々寝転がって酒を飲みながら右手だけでこのブログを書く事も有り、そのまま寝ることもしばしば。
話が拡がり過ぎましたが、パソコンを最も多く購入する年代は30代後半の男性が多く、そう考えると女性が50%で60代も20%という調査では偏りが有るように思えます。
パソコンデスク(専用デスク)の使用率が高く、家電店の営業社員の話を聞きノリで買ってしまったりも有るでしょう。通販では写真のみのため、イメージは分かっても作りの善し悪しは解りづらい。
大して役に立たないので、手頃なテーブルが有れば専用デスクなぞ購入するまでも無いという事が私の結論です。安ければ構造が弱く揺れ、高ければ良いというものでもありません。
どうしても安く良い物が欲しければホームセンターがお勧めです。
何にしても現物を見て、完成品を触ってから購入が良いと思います。
透視されたのかと(笑)
PC買換えと一緒に、デスクも買いなおして模様替えを考え、こちらもPC同様悩んでいた私です。
今使っているのは110×90×74の中学からの木製机だからです。
丈夫で大事に使ったので、いまだ健在。この上にパイプで作った90×50×60の台を載せてモニターやプリンタを載せています。一段目を5センチにしてキーボードをしまえるように工夫しました。
残念なことに机の高さ74センチが女性には少し高くヒジが疲れます。また、パイプ台は機能的ですがどうにもオシャレでない。
PCデスクとして売っているものは、おっしゃるように重さに対して不安を感じるものが多いです。唯一マシと思ったのは、PC専用ではありませんが、ニトリのL型デスク(VOX150)です。かなり大きい(長辺150)ですが、80キロまで大丈夫で、作りもまあまあでした。ニトリもホームセンターのひとつでしょうか?
机も何を買うより、どう使いこなすかが、PC同様一番の課題なのですが・・・
私はニトリと言えば家具のイメージがありますが、本物の家具屋ほどの造りでは無いような気がし、価格も遙かに安いかと思います。西日本に多いナフコのTWO ONE STYLEの拡大版のようなものでしょうか。有名メーカーが「パソコンデスク」として販売しているくらいなので品質には間違い無いかと。
TWO-ONE STYLE | HOME
http://www.nafco.tv/21style/index.html
パソコンデスク(VOX150-LBR) <ニトリ
http://www.nitori-net.jp/shop/goods/goods.aspx?goods=6236002
パソコン本体のサイズや重さは昔からそう変わりませんが、最近は液晶モニタがワイド(16:9)で当然になって来たので、それを考えると古い物には注意したいですね。私がラック系で嫌っている理由は、実際に組み立てると結構しょぼいためです。安いとは言っても5千円以上有れば他の周辺機器にも予算が回せます。
過去に購入した物で満足できなかった理由は揺れる事。最近のプリンタは振動が少なくなっていますが、それでも振れると揺れる。これを解決するために、重心の低い和室用が正解だった と、今これを書きながら思っています。PC同様、用途(環境)に合ったものを自分で決めること、ですね。
透視は可能ならばしたいものですが残念ながらできません。