パソコンはいつ買い替えれば良いのか。
私は未だにPen4でチップセットは915のPCを使っていますが、買い替えようという気が全くありません。これは理由が無いからですが、おもしろい内容を書かれている記事を発見しました。
3倍の性能のパソコンが普及したら買い換えるといい:一般システムエンジニアの刻苦勉励:ITmedia オルタナティブ・ブログ
http://blogs.itmedia.co.jp/yohei/2009/09/3-1803.html
「どうやって3倍の性能を測るのか?」という部分で疑問を持ちました。
本当に測れるならば、そちらの方が大発見です。
CPUのクロック数×コア数やメモリ、HDDの容量などわかりやすい数字がだいたい3倍になったら好機、という程度がいいのではないかと思います。
これは無理でしょう。
CPUのクロックは1.0~3.0GHzで私のPentium4(550)は3.40GHzも有ります。
Prescottの最上位は571で3.8GHz。これは3倍にならない。
コア数は当時1コアで当たり前。
3倍なら3コアとなり、Core2DuoとQuadが普及している今が3倍となるでしょうか。
HDDは120GBが4本付いていますが、今普及している容量は500GB前後。
メモリは1GBで3倍となれば、ソケットは1366になってしまうがまだ早い。
この場合の買い替えとは、自作マニアや改造野郎の感覚でしょう。
普通にパソコンを買い換える時は、そういう基準になりません。
メインで使用しているアプリケーション達の動作が遅い
インターネット、メールが主ならば少々古くとも快適に使えますが、AV機器の進化と併せてやたらとバージョンアップする映像の編集ソフトを使っているなら、処理速度の遅さを感じてくるかも知れません。
デジカメの画質もこの3年程度で2倍以上になり、画素数が上がればファイルサイズだけでなく描画も時間がかかります。ファイルを先読みして表示するならリアルタイムで鑑賞する速度は気にならないかも知れませんが、一時ファイルを作る速度が遅ければ、やはり性能向上が必要になってきます。
但し、遅いからと言って必ずしもPCの性能が低いとは言えません。
・ ウィルス対策ソフトの設定がきつい、その他常駐プログラムが多すぎる
・ 同時使用している複数のアプリケーションに対してメモリが少ない
・ ハードディスクが物理的に故障しかかっている
だいたいこの3つです。
遅い、重いと思って買い替える前に、点検または修理を試みることが先です。
故障した
起動しないなど、致命的と思われる故障ならば、修理依頼をするより買い替えた方が良いことが多々有ります。保証期間内ならば迷わずメーカー修理に出せば良いのですが、3年前後の使用ならば微妙です。
特にノートPCはネットブック(ミニノート)の大ブレイクで、ノートPCは3~4万円程度という感覚が付いてきましたが、アレはノートではありません。買い替えでミニノートという選択をするならば充分注意しましょう。
ミニノート(ネットブック)と普通のA4ノートの違いとは? | BTOパソコン.com
https://bto-pc.jp/select/bto-pc-317.html
メーカーによっては修理を依頼すると見積や検査のみで費用が発生する場合も有ります。PCメーカーだけでは無く、家電店を通す際にも、その電器屋オリジナルの手数料が発生する事も有りますので、ポイっと気軽に出さないようご注意ください。
数千円かと思いますが、買い替える前提ならばそれさえも惜しい。往復の送料がメーカー持ちならば良いですが、センドバック方式ならば片道は修理依頼したユーザの負担になります。
また、10年物のノートには充分気を付けましょう。
当時はベアボーン(ノートPCの本体部分)の仕入値が馬鹿高く6~10万円などザラです。丸ごとでは無くとも、液晶パネルやマザーボード単体での交換でも4~6万円は請求されます。素直にCeleronや安いCore2、これから出るCULVに期待するのも選択肢の一つです。
新たな目的、用途としてパソコンを使いたい
デザインや映像の才能が有り、明日からイラストレータやadobeのプレミアを使うことになったとしましょう。そこまで極端では無くとも、突然リネ2やモンスターハンター、タワーオブアイオンで遊びたい気分になっても同じです。
ブログを書いてメールの送受信をし、インターネットとオフィスを使う。こんな私のような使い方をしていれば永遠に高性能は不要ですが、ファイナルファンタジーをやろうと思った瞬間にPC買い換えのタイミングが来ます。
映像編集はMacという選択も有りますが、ゲームはそうも行きません。
用途に合わせて買い替える見本のようなタイミングと言えましょう。
買い替えというテーマで書きましたが、実際には2台持っていると便利です。
年代物なら故障する前に買い替えというよりも買い足しの感覚で買い替える。旧PCのデータを新PCへ移動しつつ、終われば旧PCはそのまま眠らせておきます。新PCに何かあった時、生活に支障が出ることを考えれば予備機は有った方が良いということです。
・ 今使っているパソコンがWindows2000より古い
・ 動作速度に不満は無いけれど、もう少し速い方が効率が良さそう
・ そろそろ故障しそうで怖い、または時々エラーが出る
この3点をクリアしているならば、Windows7で買い「足し」は有りかも知れません。
時期的には、時計の上下左右の月(12、3、6、9)にJEITA調べの出荷台数が伸びているため、処分の季節となります。各社競いながらボーナス商戦へ突入するため、12月頃が狙い目かと思います。
私のような使い方をしているならば、BTOメーカーならばモニタとセットで予算は7万円(本体は5万円)のモデルチェンジで処分品。ナショナルブランド(NECや富士通など)ならばプラス3~5万円程度、あるいはもっと高めに予算を見ておきましょう。
最も重要なポイントは、長期保証の長さと安さです。
加えて補償額(率)も見ておきましょう。
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