最近発売のBTOパソコン8月上旬分。
7月下旬に13記事も出てしまったためか8月上旬はマウスの2記事分だけとなっております。8月10日から9連休の企業が多いだろうから、上旬は平日が7日しかなかったことも関係していそう。
適当に見て参りましょう。
最近発売のBTOパソコン(2019年8月上旬)
1メーカー2記事分。少なすぎるので画像入れましょうか。
なお、上旬/下旬で分けなければ良いのでは?というご意見はアーアー聞こえなーいというやつで。
マウスコンピューター(2)
RTX 2070 SUPER搭載ゲーミングPCとクリエイター向けPC - PC Watch
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1199253.html
ノーマルな2070との性能差がスーパー微妙なRTX搭載。
そこまで盛るなら2080で良いのでは、と疑問を感じたので価格コムを見て来たところ、2070 Superが7万前後で2080が8万前後であり、こちらは微妙な差とは言いきれない。
CPUにCore i7-9700K(3.6GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ32GB、Intel Z390チップセット、512GB NVMe SSD、3TB HDD、DVDスーパーマルチドライブ、OSにWindows 10 Homeを搭載し、税別価格は259,800円。
価格設定ミスっているのだろうか。
これで26万は高い、22~23万円が妥当と思われミスではないのならばマウスらしからぬコスパの悪さ。レノボのような値引き前提な売り方はしないと思われよくわからない。
SSDはインテルの660pなので比較的に超高速なわけでも超高額なものではなく、グラボがASUSだとかOC版なのかと予想するも書かれておらず、マザーもわからないので結局わからない。普段は不明でも良いけれど、こういう場合困りますな。
上記の仕様を脳内インストールしてドスパラとパソコン工房で似た構成を探したものの、やはりマウスの価格設定が変。
としか言いようがないので次行きましょう。もう1機種掲載がある。
これも上のゲーミングPCとほぼ同じ構成。
CPUにCore i9-9900K(3.6GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ32GB、Intel Z390チップセット、256GB NVMe SSD、3TB HDD、OSにWindows 10 Homeを搭載し、税別価格は269,800円。
CPUが1ランクと言って良いのか不明ながら少し上のやつになり+1万円少々、但しSSD容量が半分となり数千円マイナスとすると、やはりこれも27万円は高い。私が何か勘違いしていなければ。
ところでクリエイター向けとしてGeForce搭載が色々出るけれど、Quadroではなくとも良いのかと疑問を感じて適当に3D CADで検索して3種類のソフトを見て来た。
まずは非クリエイターな私クラスの素人でさえ名前だけは知っている、有名と思われるAuto CADより。
- 最小: 帯域幅 29 GB/秒の 1 GB GPU (DirectX 11 互換)
- 推奨: 帯域幅 106 GB/秒の 4 GB GPU (DirectX 11 互換)
普通にDirectX(GeForceで良い)ですな。
次、DRA-CADより。
DRA-CAD11シリーズから採用されたDirectX描画モードを選択すると、グラフィックボードに依存して2次元図面や3次元ワイヤフレームの表示を行ないます。DirectXに対応したグラフィックカードの性能に応じて高速に表示されます。
3次元編集時の陰面除去表示方法で「OpenGL」を選択すると、グラフィックボードに依存して陰面除去表示を行ないます。OpneGLに対応したグラフィックカードの性能に応じて高速に表示されます。
source:どんなパソコンを買えば良いですか? - DRA-CAD
こちらは両刀。
もう一つ、A'sというソフト。
OpenGL Ver4.0 以上対応およびDirectX 11 以上対応
これも両刀というかGeForceで良いという意味になる。※OpenGL 4.0ならGeForceの400番台頃から対応。
ゲームの場合はGeForceの性能の上下だけ見ていれば良いけれど、クリエイター向けはソフトにより推奨環境が違うので横方向でも確認しなければならず、見方がわからないならBTOメーカーか近所のPC詳しい人に聞きましょう。
1つ言えることは、この手のグラボ搭載でまともな性能を持つパソコンは現在自作PCまたはBTOパソコンでしか提供されていないところ。
大企業ならばお問い合わせると富士通とかにもあるのかも知れないけれど、個人事業だとか中小企業ならば素直にBTOメーカーに問い合わせましょう。
第9世代Core i7とQuadro P3200搭載15.6型モバイルWS - PC Watch
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/biz/1200315.html
珍しい、ノートPCにQuadroなグラボを搭載。
マウスが出すワークステーション、法人向けブランドのMouse Proなので需要があると知って出したか、またはこういうの売れるのだろうか?的に出しているかの2択。おそらく後者。
構成の一例として、メモリ16GB、ストレージに256GB NVMe SSD+1TB HDD、ディスプレイに1,920×1,080ドット表示対応15.6型非光沢液晶、OSにWindows 10 Proを搭載した仕様で、税別/送料別価格は239,800円。
CPUはCore i7-9750HなのでグラボがGeForceならば高性能ゲーミングPCになれるほどグラボ以外の部分は高性能。
これが安いかどうか、コスパ的にアリなのかは正直私には不明。なぜかはQuadro 3200の価格(というかモバイル用グラフィックカードの価格)はわからないし、どの程度の性能なのかもわからないのでわからない。
ITmediaのこのフレーズが正しいのだと思う。新製品の1つ前のモデルの記事タイトルと見出しより。
プロフェッショナル向けの高性能GPU「Quadro P3200」を搭載
source:プロユースの環境を持ち運べるモバイルワークステーション「MousePro NB9」シリーズ実力検証 (1/2) - ITmedia PC USER
要するに銭金コスパの問題ではなく、職人がモバイルするためにQuadro搭載の15.6型ノートが必要かを問われており、必要ならば24万円出せるかどうか、割に合う仕事をして売り上げ伸ばせそうかが判断基準。
もしこのクラスな価格のパソコン買うなら、マウスならばカスタマイズで保証を延ばすことを激しくおすすめ。24万のノートを1万で+2年保証は割と頭おかしいレベル。
法人だからなのかセンドバックがなくピックアップのみとなっており、センドバックよりも少々高いながらも、上から3番めの1万円のやつをどうぞ。
このノート、どこか1ヶ所でも不具合が出たなら修理代は1万円では利かないはず。最安と思われるメモリ8GBが1枚不良化しても部品代だけで5千円以上、ノートの送料往復3千円として交換の作業費用が2千円なわけない。
ちなみにマザーボード故障なら最低でも3万、Quadroぶっ壊れたなら10万円以上は行ってしまうはず。
マウスの15.6型G-Tuneはキーストローク1.8mm
マウスには当サイトのスパイが居る、のではなく逆に私がマウスの内通者なのでマウスの中の人へ直接お問い合わせ可能。普通にチャットやメールで聞いても良いけれど、当サイト専用ページの修正ついでにこのノートのことを聞いてみた。
17.3型の方は以前実機を借りてレビューしたので知っているけれど、後から出たと思われる15.6型は触れたことがござらない。
その15.6型で気になるところは17.3型のレビューでべた褒めした箇所の一つのキーストロークで、ノートなのにメカニカルスイッチなのでストローク(深さ)が2mmもありWASDキー使うゲームに最適とした。
が、15.6型はどうなのか、画像ではよくわからない。
アイソレーションながらも突起が大きめなのでストロークはやや深そう、というわけで聞いてみたところ、メカニカルではないけれどストロークは1.8mmとのこと。
どのくらい違うか他のキーボードとの比較。
- 一般的なデスクトップPC用キーボード・・・3mmが主流
- 私のキーボード・・・通常3.0mm、スペーサーを入れ現在2.2mm
- G-Tune17.3型ノート・・・2.0mm
- G-Tune15.6型ノート・・・1.8mm
- 私の富士通ノート・・・1.0mmと1.2mm説の2つ
今もだけれども普段2.2mmに慣れているので3番の2.0mmも違和感がなかった。逆に普段使いはしているものの5番のノートはストロークが浅すぎてミスタイプが多く、ストレスになるのであまり文字を打ちたくない。
1.8mmがどのくらいの感触なのか。2.0mmからわずか0.2mmしか違わない、しかし2.2mmとは0.4mmの違いがあり、5番のノートがもし1.2mmならば6mmの違い。
白黒ハッキリさせたいのでマウスに貸してと言うと二つ返事で送るとのことなので、キーボードどのような感じか改めてレビューする予定。
上で貼った画像の通り、現在のマウスG-Tuneの17.3型はRTXシリーズになってしまったので個人的にはRTXはまだ早いとしてオススメできず、15.6型を試すしかございません。
レノボよりスタイリッシュ(?)なオールインワン
独断と偏見で勝手に評価。
- 用途次第で大アリ・・・Quadro搭載ノート?
- 納得の構成・・・※該当なし
- ワケガワカラナイヨ・・・最初の2機種の価格設定
再び書くと私は職人ではなくQuadroをどう使うのか不明なのでわからないけれど、もしかするとCADやイラレ職人などが「こういうノートを待っていた」かも知れないので一応。
最初の2つの価格設定は本当に謎。安さやコスパがウリのマウスがボッタクると思えず、 価格表記間違えているとしか思えない。この件もマウスの中の人に聞いてみましょうか。正面玄関から行けども派遣のオペレータが「正しいはずです」で門前払いされそうなため。
今回のおまけはBTOパソコンというよりも価格コムでノート安売りしている印象の方が強いレノボの一体型パソコン。
source:レノボ、スタイリッシュデザインの一体型PC - PC Watch
これのどこがスタイリッシュなのか私には理解不能にて、HDDレコーダからモニタが生えているように見え、むしろクソダサいと思うのだけれども。
仕様はとてもバランス良い。
最小構成は、CPUにCore i3-9100T(3.1GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ8GB、256GB SSD、1,920×1,080ドット表示対応23.8型液晶ディスプレイ、OSにWindows 10 Homeを備える。
クソデカいATX電源とか載らないのでCPUは省電力なモバイル用でケチらずCore iシリーズ。メモリは余裕の8GB、ストレージは高速なSSD、その他あらゆる点で可であり不可がない。
これで8万円台ならば妥当。分離型デスクトップで本体6.5万、モニタ1.5万と思えばBTOパソコンらしい安さと言えましょう。性能としては画面がデカいキーボードが分離したノートパソコン程度。
また、特徴が良い仕事しております。
インターフェイスは、USB 3.1×3、USB 2.0×2、Gigabit Ethernet、IEEE 802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 5.0、HDMI入力、HDMI出力、720p対応Webカメラ、音声入出力などを備える。
デスクトップPCなのにWi-FiとBluetooth内蔵、そして一体型なのにHDMI入力と出力を備えているため、一体型なのにプロジェクタ出力したり、入力はプレステ接続したりBDプレイヤーのモニタとしても使えそう。
家電量販店で売られている一体型なら似た性能で10万円は軽く突破するはずの性能。コスパ重視ならば通販、BTOメーカーがおすすめ。
>これで26万は高い、22~23万円が妥当と思われ
てきとうにパソコン工房でカスタマイズして同じ構成にしたら、価格は249,000円ほど。なお18万円くらいの構成をBTOで実現。
またマウスの構成はメモリが「PC4-19200(DDR4-2400)」の16GBを2枚ですが、ゲーミングPCならもう少し高速なモデルを選んだほうが良いです。今のDDR4市場で言うと、DDR4-2400は遅い方。
>5番のノートはストロークが浅すぎてミスタイプが多く
私がいちばん高速かつ正確に打てるのは、なるべく浅いストロークのパンタグラフ。※ただし1時間以内に限る。
>当サイト専用ページの修正
そう言えばデスクトップPCの「だいたい何でもできる実用的本命機」で
>メモリ容量の4GBが少ないと思うならば、この後に推奨する実用モデルを検討すれば良く
と書かれています
デスクトップの安さ重視はなくなったんですか?
>RTXはまだ早い
NVIDIA、「Minecraft」Windows 10版がレイトレーシング対応すると発表 : PCパーツまとめ
http://blog.livedoor.jp/bluejay01-review/archives/55725956.html
NVIDIA Jensen Huang CEO「2019年にレイトレーシング無しのGPUを購入するのはクレイジーだ」 : 汎用型自作PCまとめ
http://www.jisaka.com/archives/32971505.html
レイトレーシングは早すぎて腐っているのに…w