最近発売のBTOパソコン8月下旬分。
上旬がマウスの2記事分しかなかったにも関わらず、今回の下旬も5メーカーの割に5記事と少なめ。7サポート終了祭りの第二段階が始まったようなので、新製品とか考えている場合ではないのだろうか。
適当に見て参りましょう。
最近発売のBTOパソコン(2019年8月下旬)
画像は特徴的なモノや意味のある部分だけ。
PC Watchで統一できなかった原因は夏休みだったのだろうか。
マウス
240Hz液晶を備えたRTX 2070搭載15.6型ゲーミングノート - ITmedia
https://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1908/20/news092.html
間違い探し状態であり、おそらく下の画像の画面左上の反射風な明るさはフォトショで加工しているのだろうと憶測。
別に悪いとは言っていないが、画像が違えばITmediaは同じベアボーンでも2枚掲載するミニスーパーテクニックが発掘されてしまったのかも知れない。
いずれもCPUはCore i7-9750H、グラボはRTX 2070標準。
最大240Hzの高リフレッシュレートに対応した15.6型フルHD液晶パネルを、NEXTGEAR-NOTE i5751シリーズは3840×2160ピクセル表示対応の15.6型有機ELパネルを採用している。
私レベルに文章下手なライター初めて見た気がする。
続く作文も中々の下手くそ。
メモリはそれぞれ8GB/16GBを、ストレージはともに256GB M.2 SATA SSDを標準で装備。IEEE 802.11ac無線LANやBluetooth 5.0、Windows Hello対応の指紋認証センサーなども利用可能だ。OSはWindows 10 Home 64bit版となっている。
同じ助詞の連続は避けるべし。避けようとしても自爆するのが私だけれども、私はプロの素人ライターなのでセーフ。
ここからマジレスすると、「IPS液晶で240Hzは可能なのか?」と思い仕様を見ると、どこにもISPとは書かれていない私の思い込み。
ならば何なのかは製品ページを見てもTN方式とか書かれていない、けれどISPとVAで240Hzは無理だろうとするならば、TNとなると視野角どのくらいなのかが気になるのでこれも実機を借りなければならないのだろうか。
コマ数最大レベルといえる240Hzで、まともな「実」視野角ならば、RTX 2070で22~24万円(税別)は安い・・・のか?<自分が60Hzと144の違いわからないので何とも言えない。
パソコン工房
Autodesk Fusion 360向けデスクトップPC - PC Watch
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1202616.html
普通のデスクトップPC。
Ryzen 7 3700X、GeForce RTX 2060搭載の「SENSE-R0X5-R73X-ROX [Drafter 3D CAD]」が188,978円、
最近、ゲーミングノートばかり見ているのでデスクトップなRTXグラボ搭載PCが安く見えてしまうのは置いておき。
ポイントはここ。
株式会社ユニットコムは、クリエイター向けブランド「SENSE∞」より、Autodesk Fusion 360向けのデスクトップPC 3モデルを発売した。
ゲームタイトルを書いて「推奨パソコン」と表現すると同様、Autodesk~シリーズの名前を使える状態にする売り方はピンポイントすぎながら上手い。
需要は皆無に近いとしても、図面書くためにパソコンを利用している人がパソコンのハードウェアに詳しいとは全然限らないわけで、美食家が手料理できるとは限らない、とはやや違うか。
カンナ削りプロな職人がカンナを自作できるとは限らないし、使ってみなければわからないところ、販売店が「これが良いよ」と言っているような。
共通して需要は小さいのだから供給をデカくしても無駄。
ドスパラ
Core i9-9980XE標準搭載の動画レンダリング向けPC - PC Watch
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/biz/1202718.html
えげつないほど見た目軽視か重視か迷うケース。以下ツッコミどころ。
フルタワー筐体を採用。Intel X299プラットフォームを採用するほか、山洋電気の冷却ファンを採用し、信頼性を高めたとしている。
一例として、CPUにCore i9-9980XE、メモリ64GB、NVMe SSD 512GB、ビデオカードにGeForce RTX 2080 Ti×2、OSにWindows 10 Proを搭載した構成で、税別価格は688,000円。
ドスパラのプレスリリース久々、もうパソコンどうでも良いのか、もしくは放っておいても良いほど売れまくっているから斜め明後日の方向性なのか。
グラボ2枚挿しする意味や効果を数字などで表さなければ税込70万を軽くオーバーする割に説得力ないし、詳細見て来ると「特徴」とされた説明は酔い痴れているだけの作文ばかり。
詳しく書かれていたパーツは山洋電気のグリス封入2ボールベアリングについて。タバコやる人は山洋電気のファン使わない方がよろしい。私が過去使用していたサイコムのリヤファンが山洋電気製で4年経たず激しく異音を放つ仕様変更を食らった。
これ以上マジレスする時間がもったいないので次。
DELL
4万円のAMD APU搭載11.6型2in1と15.6型ノート - PC Watch
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1202207.html
画像は11.6型2in1の方。で、こう来るのがここ数年のDELL。
5%オフクーポン(TAXSALE5P)が利用可能。6万円以上の購入で、15%オフクーポン(TAXSALE15P)が利用できる。
お客様は神様ではないとしても、売り手様が神様状態なクソ商売。「15%引きでも利益あるけれど、6万円以下しか買わない貧乏人は1割増しな」と言っているようなもの。
こんなゲスいビジネスに私がグダグダ批評感想文する暇なぞございません。
別件で、この製品に限らない最近よく見るWindows 10「S」について。
OSにWindows 10 Home(Sモード)を搭載し、税別/送料込み価格は38,980円。
Microsoft、「S」をタダでばらまいていると推測。妄想、憶測、予想ではなく、誰もが使いたがらないストア縛りへどうにかして向かいたいのでしょう。
PCメーカー側としては、普通のWindowsより安い(もしくはタダ)ならば、制限付きのSでも普通のWindowsにも戻せるのだからOKとしているのでしょう。
解除できると知らない人はWindowsと思って買ったバソコンでWindowsのソフト使えない単なる不良品状態、もしくはあきらめてストア使う。初めてWindows PC買う人はソフトはストアから入手するものなのかと思い込む。これらがMicrosoftの狙い。
サイコム
ミニタワー型ゲーミングPCにRyzen 3000シリーズ搭載 - ITmedia
https://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1908/19/news089.html
マイナーなメーカーを国内メジャーへ切り替える才能あるサイコム。
Fractal Designに続きNZXTのケースを採用。ちなみに私のメインPC用の緑で光る20cmファンがNZXT製品。但し、赤LEDで統一したので使用時間は10分くらいで押入れ行き。
ITmedia、再び文章おかしい。
ミニタワー型筐体を採用する空冷クーラー搭載ゲーミングPCで、マザーボードとしてAMD X570チップセット搭載製品(ASRock X570M Pro4)を採用。CPUとしてRyzen 5 3600/同 3600X、Ryzen 7 3800Xの搭載に対応している(Ryzen 7 3700X/Ryzen 9 3900Xの対応も予定中)。
標準構成時でメモリは16GB、ストレージは512GB M.2 NVMe SSDを、グラフィックスカードはGeForce RTX 2060を装備する。導入OSはWindows 10 Home 64bit版だ。
- として->「に」
- 搭載製品->※削除
- の搭載に対応->にも対応
- 対応も予定中->※標準構成かカスタマイズかこの文面ではわからない
- 導入->標準構成の
ITmediaの新入社員が練習がてら書いているのか、サイコムのプレスリリースの時点でおかしいのか。マウスの記事でも作文変だったのでITmediaに原因があるのだと思う。
プレスリリースというものはリリース文を丸ごと転載するが基本であり余計なことをしなくて良いのだけれども、その基礎からわかっていないのだろうか。※必ず丸ごと転載という決まりはない
Chromebookは一部の人にはWindowsより便利?
独断と偏見で勝手に評価。
- 用途次第で大アリ・・・マウス、パソコン工房
- 納得の構成・・・サイコム
- ワケガワカラナイヨ・・・DELL、ITmedia
マウスのRTX搭載ノート、今度は視野角がどこまで実用的なのかが疑問となり、次はこれ借りてみるしかなさそう。ゲーミングノートは割高なので現物見ず下手に勧められない。
サイコムのRyzenは約18万なら普通にアリでしょう。DELLのやり方は日本人に合わない。ITmediaは新人に記事やらせているなら外すべき、ITmediaの名前に傷がつく。
今回の小ネタはChrome OSを強引に持ち上げるアホ。
- Chrome OSの方がWindows 10より安定している
- Chrome OSなら新しいハードウェアへの移行が楽
- Chrome OSなら、例えChromebookが火だるまになっても失うものはない
- Chromebookはオフラインでも快適に使える
- Chromebookで利用できるのはChrome OSだけではない
source:「Chromebook」が「Windows」ノートより(一部の人には)便利な5つの理由 - CNET Japan
Chrome OSをiOSとかMacに置き換えても成り立ってしまう中々のクソ記事でございます。iOSは基本的にiCloud、Macはタイムマシーンの利用で随時バックアップできるので3番の火だるまにも対応。
少数派として目立てばPV(表示回数)稼げる系記事は役に立たないし納得もできないし面白くもなく、要するに時間の無駄な良い悪い例であり、私はタイトルと見出し以外読んでおりません。
>IPS液晶で240Hzは可能なのか?
ネイティブ240Hzを実現したIPS液晶は少ないですが、バックライトだけ240Hzで動作させる疑似240HzならIPS液晶でもそれほど高額化しないはず。詳しくないため具体的なモデル名を挙げるのは無理ですが。
ギズモード・ジャパン|世界初の240Hzモバイルディスプレイ「ROG Strix XG17」
https://www.gizmodo.jp/2019/05/240hz-mobile-display-rog-strix-xg17.html
上記はネイティブ240HzのIPSモニタ。
>ドスパラ
フルタワーケースを採用した意味が不明。この構成ならミドルタワーでも十分。デフォルトで水冷とかストレージ3台とか、フルタワーの利点を生かした構成なら良かった。
ASCII.jp:何が何でもスマホで済ませるのが最適とはいえない!モダンPCを使うメリットの数々
https://ascii.jp/elem/000/001/922/1922595/
ASCII.jp:消費税10%への増税は10月から!パソコンの買い換えに狙い目のモダンPCとは?
https://ascii.jp/elem/000/001/922/1922570/
MSの広告記事はヒツジ先輩的にはどうでうか?w