一体何と戦っているか。
個人的には10にはしないとしてMicrosoftと戦っており、多くの人や企業はサポート終了なので早く7を捨てなければ的な7を切るための戦い。今月からは終了祭りが更に盛り上がって行くご様子。
適当に見て参りましょう。
国内パソコン出荷台数の前年比推移
元ネタはこちら。
一般社団法人 電子情報技術産業協会
https://www.jeita.or.jp/japanese/stat/pc/
ソースはテキストのURL内2019年。
7月は個人向け法人向けとも大幅に伸長し、9カ月連続で台数・金額ともに二桁伸長となった。
確かに大幅な伸長、とわかるのは後で出す実際の出荷台数&金額ながら、まずは前年比から何となく見ましょうか。くだらない前年比とかもうやめたい。
全体の推移。
左端がXP終了祭りのラストなのでわかりにくいため、範囲をもっと左へ拡げようと思ったけれど、前年比なので前年が影響するわけで、指数ではないから無意味として、「最近すごいねー」的に適当に見過ごしてOKなのが前年比。
カテゴリ別。
オールインワン、マジで企業で売れまくっている嫌な予感。
リースならまだ良い、代理店やPCメーカーが割を食うだけながら、買い切りでオールインワンはやめた方が良い。
買うにしても修理するにしてもコスパ悪い、バブルPCと名付けたいほど融通きかない、経費の無駄といえる形が一体型PCというマルチメディア時代の遺物の現代版。
まだだまだ終わらんよ感すごい2019年度
金額はボッタクり価格上等なのでスルーし、台数の推移が凄い。
灰色の3種類で表した2011-2013年、まだパソコンが売れまくっていた頃の過去のグラフを超える勢いでパソコン売れまくっているようで、最も濃い灰色はXP終了祭りの年度なので今のところは超えております。時期(7終了、買い替えフィニッシュ月)が違うので一概には言えないけれど。
過去比もバチクソ絶好調。
なぜ下限が-50%かは、-40%台当たり前で-50までは行かなかったからこその設定であり、その当たり前なマイナスが解消されてしまったのが2019年7月の異様な出荷台数。
平均単価は平常運転なボッタクりプライス。
ここ数年よりやや下がり気味な原因は、法人向け(業務用)PCが売れまくっている=グラボとか高性能CPUとか要らない、SSDもメモリ容量もよくわかっていないので下がるは必然。
単価が2018や2017年度より下がれば下がるほど法人向け需要が高まっているという見方ができる。
どこまで盛り上がるか見当つかない2019年夏
前年比の折れ線を消し忘れて見づらくなり失礼。
左のフィーバー状態はXP終了祭りの真っ只中。
前年比の折れ線だけで見ると右端付近の最新な数値は似た感じで盛り上がってはいるものの、オレンジの台数実績を見ると落ちまくった状態が少し戻しただけ。
しかし見どころはそこだけではなく、オレンジの右2本。
濃くした棒の6月よりも最も右端にある薄いオレンジな7月の方が6月に勝ってしまっているのは珍しすぎる。濃いオレンジは大手PCメーカーのモデルチェンジ時期なので出荷台数が上がる月、にも関わらずそれとは関係ない7月の方が6月より上。
何を意味しているかは、前向きに考えると7終了祭りの本格化、ネガティブに憶測すると消費税の増税前の駆け込み需要。
私が中小企業に勤めているためか、たかが2%の増税よりもタイミングの方が重要と判断するけれど、一気に二桁や三桁の台数買い換える企業ならば2%はデカいのか。
数値で見た方がわかりやすいやも知れず。
オレンジのセルはXP終了祭りの期間で、その年度よりも2019年7月は上。
7月がXP終わり祭り開始2ヶ月目と、終了まで残り半年な違いはあるものの、ここ数年のパソコン出荷台数が昔の6~7割程度当たり前な現実を踏まえると今回の数値は異様な盛り上がり。
ここから10月を超えてなお伸びまくるならば買い替えが遅れただけ、10月超えて落ち着くならば消費税+2%の影響。
とかマジメに書いてみたものの、私らには関係ないわけで、私も割とどころかかなりどうでも良いという、グダグダな終わり方にて失礼。
>7終了祭り後半戦
そういえばあと4ヶ月強でしたっけ、と思い出す程度には意識していますが、危機感は薄いですね。サポートが切れる前と後で、OSの中身が激変する訳でも無し。とりあえず経過を観察するため、Win7のサブ機を1つ確保していますが。
>オールインワン
大画面でも省スペースが良いユーザに、止めておけと警告するほどのデメリットは感じていません。5年前くらいまでのモデルなら性能不足は無し。故障したら修理代が~、ならノートも同じようなもの。
ただし個人向けに限る。