キーボードテスターを冗談で購入。
過去記事でキーボードテスターを紹介した際にAmazonを見ていると、通常は2千円前後する製品のはずが税込963円で販売しているショップを発見し、騙されたとしても痛くないので神風。
結果、本物のCherry MXキーな模様。
現物はこちら。リンクはAmazonの販売ページ。
source:Amazon | TOOGOO キーボードテスターCherry MX スイッチ
Amazonの販売ではなく T-Twinklecc というショップの取扱で、到着まで最大2週間要するとあり、ということは中国か台湾からだろうと推測しつつ、急ぐモノでもないのでカートにぶち込み決済。
購入は5/24、到着予定6/8、実際の納品は6/14という、中華圏あるある。Chunghwa Postという業者の配送の追跡がこちら。
一週間もどこをさまよっていたのか。とりあえず無事到着したのでOK。
Amazonの写真の通り、透明のアクリルキーキャップで薄っすらとキーの軸の色が見えるようになっております。
キーキャップを外した。
キープラーを用意して気合を入れたものの、このキーは台座から丸ごと簡単に外れる上、キー本体とキャップも手で外せるのでキープラーは不要。
見たことも聞いたこともない色があるのでバッタ物率高そうと思ったけれど、私が知らないだけ、FILCOなどが採用していないだけで、ドイツのCherry社では上の画像のすべての色と種類が存在するそうな。
裏側。
以上より、おそらく本物と思われ、裏面の端子の位置がCherry MXと同じ位置にあり、私が所有している赤軸のキーボードとこいつの赤軸の押した感触が全く同じ。100%とは言い切れないけれど、ここまで精巧にニセモノを作る意味はないはず。
9種類のキーの特徴を2つ上の画像、左上から右下へ。
- 茶・・・55g
- 銀・・・45g
- 赤・・・45g
- 灰・・・80g
- 青・・・60g、スイッチ音アリ
- 白・・・70g、スイッチ音アリ
- 緑・・・80g、スイッチ音アリ
- 透・・・65g
- 黒・・・60g
黒軸より重いキーが4つもございます。押した感じはマジで重い、普段オール30gでフワフワ打っている私には黒を超える80gとか指の鍛錬用としか。
個人的には黒軸の重さ、茶と赤の違い、と青軸のスイッチがどのくらいうるさいのか、スイッチ感はどのようなモノかを知りたかった。1つ残念なのは桃軸が入っていない、これさえあれば完璧なキーサンプル。
購入した感想としては千円なら大アリ。メカニカルキーに興味があるとか、別のスイッチの感触を知りたいならば2千円でもその価値はあると思うため、そういう人にはオススメ、千円はコスパ良いと思う。
>購入した感想としては千円なら大アリ。
まさに「見たら買え」ですね。
千円ぐらいならババ引いても、そんなにショックでもないし。
音だけの比較だけならここでできたりします。
http://www.century.co.jp/products/special/black_pawn/
私は青軸を愛用していますけれど青軸が60gと言うのはスイッチ部分のほんの一瞬
瞬間最大値なので使用感として赤や茶とそれほど重さは変わらないように感じます。
そういう事は実際に試してみないとわかりにくいですからね。
モノによってはスイッチ1種で1,000円以上しますから、9種セットで1,000円は安いです。
>このキーは台座から丸ごと簡単に外れる上
それAmazonの商品説明にある画像で分かりませんでしたっけ。同じだろうテスターの2~3種類を見ていたら、指で外している画像もあったはず。
>黒軸より重いキーが4つ
白軸までは試打したことありますけれど、緑軸は未知数。スイッチ感なしで80gなら更に重そう。
>メカニカルキーに興味があるとか、別のスイッチの感触を知りたいならば
とはいえ「指1本でキーを押す」のと「多数の指を使って打鍵する」のはけっこう異なる環境。メカニカルデビュー時にテスターで感触を覚え、実機に触らないままレビューの評価が高いモデルを買う、という行為には大反対。好みの感触があったらそのスイッチを採用しているキーボードを試打して欲しい。
万年筆を買うとき、それぞれ10cmの直線しか引いてみずに数万を出して買うのか、と思えばそれなりに理解されるはず。