NVIDIAから現状で世界最高性能のグラボが19日に発表。
ほぼ同時にドスパラ、マウスコンピューター、ユニットコム(フェイス)からも、GTX Titanを搭載し発売するとニュースリリース配信。久々の新製品ネタに飛び付いたのでしょう。個人的には全然興味が無いけれど適当に見て参ります。
性能を求め金をつぎ込むゲーマー用パソコン。
NVIDIA「GeForce GTX TITAN」発表
GTX Titanとはどのような物か、PC Watchがまとめているのでどうぞ。
NVIDIA、GK110コアの「GeForce GTX TITAN」 - PC Watch
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20130219_588387.html

10秒ほど読み意味が解らず閉じてしまった人用として簡単に説明すると、過去にNVIDIAが出して来たグラボの中で最高性能。
更に発表の時点(2013年2月19日)で世界最高性能と謳っているので、AMDのRadeonシリーズ含む何よりも上と言いたいのでしょう。
アーキテクチャとか知った事では無いのでスルーし、一般PCユーザとして気にすると良いと思う箇所を引用。
- 価格は999ドル
- 標準的アプリ利用時の最大TDPは250W
- 推奨電源容量は600W
- スロット厚は2スロット
- SLIは3Wayまで対応
- 小型PCへの内蔵も可能
価格はNVIDIAが言う参考価格なので、実際にMSIやASUSなどが製造する際、機能や設計などで上下するものなのでおおよその数値。発売直後は10万円前後かそれ以上になるかと。
SLIの3Wayとは、同製品を3枚まで搭載し連動させる技術の事で、ゲームが対応しているなら性能向上に期待が出来るという。
2スロット使用するので厚みはあるものの、小型PC、例としてフェイスはキューブPCに入れているので基板が短いとかそういう意味でしょう。
BTOメーカー3社で性能と価格を比較
こちらもPC Watchより。
各社からGeForce GTX TITAN搭載PCが登場 - PC Watch
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20130220_588455.html

画像はドスパラのガレリアシリーズ。どのメーカーのケースも一律ダサいので他の画像はリンク先でどうぞ。
各社複数のモデルを発表しておりますが、全部一覧にするとわけがわからなくなると思うので、リリース文に掲載の最安モデルを各1機種

上から参りましょう。PC初心者向けとして解説。
最近のドスパラは以前より高い
気のせいかと思っていたけれど、この機種に限らず最近のドスパラは微妙に高め。以前は、マウス>=ドスパラ>=ユニットコム、のような感が有ったけれど、ユニットコムより若干高めな機種が目立って来ております。
上の比較ではフェイスと大差無い割に5万円高額。フェイスが安く出している事も原因なものの、それにしても25万はどうかと。
延長保証が値上がりし送料無料も消滅。ドスパラはどこへ行くのか。
マウスのWindows8はプレスリリース用(推測)
販売ページがまだ無いので分からないけれど、おそらく7も並行で発売されるでしょう。標準を新Windowsの8とした方が、雑誌など一般向けに印象が良いかもとか思っているのかも知れない。
BTOパソコン、無改造ならK付やチップセットの違いは意味なし
CPUの末尾「K」は本格的なオーバークロック(OC)可能の印。
メーカーが無印では無くK付を搭載している理由は、原価に大差無く在庫管理の手間を省略するためと推測。OCして良いという意味ではございません。
保証期間外なら良いとは思うけれど、バレてそれが原因なら保証期間内でも有償になる可能性有り。
チップセットもPCI Expressの仕様やSATA3の最大本数の違いなど、自作PCで意味を理解し選択したり改造するものでは無い為、意味は無いでしょう。
メモリやHDD容量は用途次第
8GBで足りるか、1TBで良いかは人により違うので何とも言えない。ゲームPCならグラボのメモリ(Titanは6GBと特盛)の方が重要。
ゲームをしながら大量のデータ処理も同時進行とか無茶をするなら盛っても良いかも知れないけれど今でも普通は8GB以上も要らないと思う。メモリは他のパーツより安く、盛ると見栄えが良くなり他社との差別化を試みているのでしょう。
クラマスElite120はグラボの汚損に注意
個人的に小型好きでも無くメンテが面倒なのでキューブが嫌い、というそれは置いておき。このケースはグラボが側面に近接。
source:Cooler Master Reveals Elite 120 Advanced - HotHardware
側板はメッシュになっており、ファンが外から見える、要するにホコリを吸い易く汚れ易い為、部屋が汚い、布団が有る、煙草を吸うなら短期間での掃除になるはず。高性能なので冷却機能低下は故障に繋がり易くなるので、そういう意味でもこのキューブは不利。
フェイスは同価格でミドルタワーも有るので、どうしても小さい方が良いという人以外は避けた方が無難。
電源ユニットはどれも似たような物
シーソニックやヘックが好きとか品質が良いと思うならそれはそれで有りでしょう。80プラス認証もGOLDとBRONZEでは2ランク違うので気にするなら。
ここにこだわり始めるなら、量産系BTOパソコンはやめた方が良く、高くとも組立代行や自作PCにした方が良いと思う。
電源ユニットは消耗品、無償修理期間の1年以内で簡単に故障する電源はメーカー側も損をするだけなので、気にしなくて良いと思う。
ちなみに私の自作PC2台は3千円と4千円の超安物電源で、いずれも2年以上故障しておらず、電圧も下がっておりません。劣化はしているとは思うけれど。
BTOの高額な構成は自作PCより高い
Titan採用グラボの単品価格が分からないので、今回の3製品にしても確実に自作PCより高額とはまだ言えないけれど、おおよそで14~17万円を超えた辺りから、量産系BTOパソコンでも自作用のパーツ単品総額より高くなるもの。
原因は高額な構成になるほど需要が低く量産出来ず、パーツの在庫も単価が高くなり値下がりも万単位になるので、メーカー側が損を承知で入荷する為、利益の確保が難しく幅が広がるわけですな。
例としてドスパラの70万円モデルの構成をPC Watchより。
- CPUにCore i7-3970X Extreme Edition(3.5GHz)
- Intel X79 Expressチップセット
- メモリ32GB
- GeForce GTX TITAN×3
- 256GB SSD(Plextor PX-256M5P Xtreme)
- 3TB HDD
- BDドライブ
- OSにWindows 7 Professional(64bit)
- 価格は699,980円
完全に売る気が無い超特盛構成。「弊社のTitan搭載PCなら、このような凄い70万円の構成も出来ます」というアピール。
グラボが仮に1枚15万円としても45万円。CPUが10万、その他ケースと電源以外で計10万とすると65万円。電源とケースで5万円は無いと思われ、グラボも1枚15万円もしないかと。
(量産系メーカーの)BTOパソコンは自作するより安いと言われるけれど、あれは15万円前後より下の構成なら。
言い替えると、汎用性の高いパーツの組みわせならメーカー側も大量仕入し在庫を使い切り、保守(修理用)パーツも多めに保管出来るので安く販売可能。
自作PCにした方が良いのか?
10万円クラスのグラボや、2~10万円くらいする高性能CPUを自己責任で取り付ける自信が有るならどうぞ。
高級グラボは3年保証がお勧め(まとめ)
自作PCの場合はパーツにより保証が1年を超える物も有るけれど、BTOパソコンのような完成品は基本的にメーカー保証になるので標準1年が普通。
サイコムのような小規模な通販ならリテール(市販と同じ箱説付)を使い、パーツの保証を使えるかも知れないけれど、量産系は基本的にバルク品(製品のみ大量買い)の為、PCメーカーと製造メーカーとの期間契約になっており、消費者とは無関係。
私の経験では、最近のCPUは高性能でも滅多に故障しないけれど、CPUの発熱によりマザーボードが低性能な物より故障し易いと感じており、グラボも高性能になるほど故障の可能性は高め。
グラボはファンやヒートシンクが分解困難なので掃除が難しく、分解掃除とかして戻せなくなると保証対象外。メーカー側もパーツを分解とかせず、物損は製造メーカーの修理扱いでは無く購入になるやも知れず、そうなると更に高額化。
運が良ければ5年もつかも知れないけれど、1年少々でTitanが故障し修理代が10万円以上とかシャレにならない。
メーカーの在庫でパーツを修理交換する場合、基本的に発売時または仕入時の価格プラス工賃などが加算されるので、年数が経つほど割高になる可能性大。
というわけで、送料と3年保証も入れて比較。

小計が送料込、合計は更に3年保証込。
本体価格が0~12.5万円に近付き14.7万円まではフェイス(ユニットコム)が割安。14.7万円を超えると一律7350円のマウスが割安。
ドスパラは安くとも約1万円、10万円を超えると10%になる為、ユニットコムの2倍以上を維持することに。ドスパラが良いなら金を積むか1年経過後は博打を楽しみましょう。
こういう見方も有るという一例として。
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