HDDが以前の価格近くまで降下中。
タイの洪水から1年少々。一時期2TBのHDDが2万円くらいまで高騰しておりましたが、2012年12月現在の最安は6千円台まで値下り。11月頃から安定している為、価格で迷っていたならもう買っても良い時期かも知れない。
メールにてタレコミ有難うございます。
ここからの価格情報は全て価格コムのパソコン内、各カテゴリより2012年12月10日時点のデータを引かせて貰っております。
3.5インチHDD 2TBは約6700円、2.5インチ1TBは約5600円
3.5インチHDD、1と2位が2TB。
昨年10月頃のタイ洪水前の2TBは最安でWestern DigitalのWD20EARXが5千円前半。そう考えるとまだ多少高めな気がするけれど、これ以上の値下りは数百円で数ヶ月掛かりそう。
2位のWD~の価格推移を見ると、11月から7千円を割り水平に近くなっております。
旧製品(WD20EARX)の4月までの価格推移も撮っていたので参考まで。
現在の価格コムのランキングを見ると、各容量の最安相場は以下。おおよそ。
- 4TB・・20,000円
- 3TB・・10,000円
- 2.5TB・・7,800円
- 2TB・・6,700円
- 1TB・・5,100円
- 500GB・・4,000円
無駄にグラフ化しつつ、1GBあたりの単価も出力。
最も安い容量は当然ながら500GB。しかし1GB単価で見るとコストパフォーマンスは4TB以上に悪く、最も良い容量は2.5TB、次いで僅差で2TBか3TB。
ランキング上位に2TBが貼り付く原因は、私のように現在もWindows XPを利用しているユーザがまだ多かったり、ストレージ代として7千円くらいが手頃なのでしょう。
4TBはまだまだ高いけれど、1GB単価では1TB並まで下落。大容量が必要なら2TB~3TBが正解と言えそう。確実に500GB以上使わなければ500GBが良いと思うけれど。
2.5インチも見てみましょう。
3位のSeagate製がやたら高い理由は回転数でしょうな。主にノート用の2.5インチは5千回転前後が主流。ノートで動きの速さを求めるゲームなどするなら、かと。
数年前まで2.5インチは3.5インチと比較し割高になっておりましたが、上を見る限りでは1TBや500GBは3.5インチと同じくらいまで値下り。
今後、中途半端な容量の2.5インチはSSDに取って代わられると思われるけれど、HDDとSSDの製造メーカーはかなり違う為、無くなる事はまだ無いでしょう。
SSDはインテル330シリーズ240GBが値下り現在1.3万円
SSDも拝見。
1ヶ月前と比較し目立った値下りは無いものの、5位のインテル330シリーズな240GBがようやく値下りしております。
1位の335シリーズ240GBは先日私が購入した時点で14千円くらい。その頃330の240GBは16千円くらいしており、335の方が性能が高く新しい割に何故だろうと思っておりましたが、ツクモ、PC DEPOT、ユニットコム系が揃って12,980円。
推移を見ると一度値上っており、なぜ16千円付近を維持出来たのか不思議。
早めに売らねば335シリーズの240GBが値下り始めるやも知れず。
現状のような千円程度の差なら新製品にするか、性能に大差無しとして旧製品にするか、人によるでしょうな。
私が購入したタイミングでこの価格差になっていたなら、おそらく330シリーズを選んでいたはず。
8GBメモリは1枚あたり約2400円、液晶モニタは23型1.5万
HDD以外で久々に見てやや驚いたカテゴリはメモリ。
既に8GBが標準になって来ており、1枚あたり2400円くらい。4GBが1枚1400円くらいなので8GBの方が割安。
過去に無かった特徴としては、現在主流のCPUやチップセットに合わせてPC3-12800が多くなっており、DIMM(主にデスクトップ用)とSODIMM(主にノート、一体型用)の価格差がほぼ無くなっております。
Windows XPまでのパソコンなら4GBx2を購入し1枚余ってしまうレベル。挿しても良いけれど32bit版Windowsは3.数GBしか認識しない。
8GBx4の計32GBでも1万円で釣りが来るレベル。量産系BTOパソコンの大容量メモリ構成やカスタマイズには御注意有れ。やたら高いかも知れない。
液晶モニタもついでにどうぞ。
価格コムの利用者がマニア寄りな為か、上位は安物では無く三菱やナナオなどのブランド物が売れているようで。
iiyamaやBenQなどの安いモニタで最安相場を見ると以下。
- 27型・・2.0万円
- 23型・・1.4万円
- 21.5型・・1.0万円
モニタの性能は有る意味パソコンのパーツと同じかそれ以上重要。
予算を決めて選んでいるなら、三菱やナナオも安い機種を出しているので、そちらへ流れて行くのでしょう。
パソコンの性能と容量は既に充分、後は回線速度(まとめ)
価格を抜いて適当に構成。
- OS:Windows7 Home~ 64bit版
- CPU:3GHz以上、4コア
- グラフィック:インテルHD~4000 ※CPUに内蔵
- マザー:インテル7シリーズ チップセット搭載品
- メモリ:32GB(8GBx4)
- SSD:240GB
- HDD:3TB
結構な高性能かつ大容量、SSDが高速化の鍵。
電源とケースは安物で計1万円くらいとすると、ここまでの総額は8万円くらい。これに2万円程度の中の上くらいのグラボを挿しても10万円。
モニタをナナオ(FORIS FS2333)にしても総額13万円。3年前に同じ事をしようと思うと不可能、または30万円では済まないでしょう。
個人差は有ると思うけれど、私のように起動ドライブは100GB程度で良く、データ用ドライブはHDDで問題無いとするなら、既にハードウェアの性能や容量としては一般向け価格として完成しておりましょう。
オーバークロックせずとも快適な高性能CPU、わけが分からない程の大容量メモリ。SSDが1TBまで上がり1万円前後まで値下りすると、本当にこれ以上の物は要らなくなる人が多くなるかと。
回線速度は光がようやく最大1Gbpsになったけれど、1Gbpsまで出たとしても旧式なHDDの転送速度くらい。
私の例では、SSDの(シーケンシャル、連続読み書き)200と300MB/sの違いが体感出来なかった為、ベストエフォート(品質保証無し)前提なら回線速度は実測で1.5Gbpsを超えた辺りで完成と言えるかも知れない。
モバイル端末も普及して来ている為、ストレージ(SSD)は単品でネットワーク上へ。家庭内クラウドが当然になる時代は遠い未来や夢では無さそう。
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