JEITAが2018年12月の数値を公開。
数値の大小はひと月だけならばブレかも知れないで終わるところ、2ヶ月連続となると疑いとなり、3ヶ月も続けばガチなのかと確信できると最近気付いた。その2ヶ月連続が起こっております。
いつも通りJEITAのコメントから。
国内パソコン出荷台数の前年比推移
ソースはこちらの2018年。
パーソナルコンピュータ国内出荷実績
http://www.jeita.or.jp/japanese/stat/pc/
当月のコメントより。
暦年は、法人向けが好調に推移し、台数・金額ともに前年を上回った。
もしかすると7終了祭りは静かに始まり、前月にあたる2018年11月から更に強化されて来た?と感じた理由はここから下で。
前年比の推移。
前月が久々に圧倒的なプラスにて、当月は低く見えてしまうものの+約10%は割と凄い上がり様だと感じる。
パソコンの形別での推移。
やはり前月と比較するとたいしたことがないように見える。
今見ると違和感ある2018年11~12月の数値
実際の数値で見ると何か変。赤い線が最新版。
金額はボッタクリ状態が続いているため、トップクラスな出荷額になっているのはまだわかる。しかし出荷台数がおかしゅうございましょう。
12月はXP終了祭りの残り的な需要があるとしても、今期は次いでの出荷台数となっており、それだけならまだしも11~12月連続でXP祭り終了以来の伸びでございます。
平均単価のトップクラス状態は割とどうでもいい。
過去比と称した、パソコン爆売れ時代との比較もおかしい。
11月と12月が変すぎでは。
金額のマイナス減は高いパソコンが出荷されている、ならば個人向けか?とも思えるけれど、台数が地味にマイナスを抑えつつある件。
法人向けによる7終了祭りは11月スタート?
数値で見ても何か変。
11月も12月もXP終了祭り以降で最大の出荷台数。
XP終了は私も目に見えて7へ移行したと書き綴った記憶あるものの、自作PCユーザは裏技を知っているためか、あわてて移行なぞしない。
そういうの知らないとか、知っていても責任を回避したいので買い換えるべきとした企業でのWindows移行が11月から始まっているように見える。
企業のみならず、今後もWindowsパソコン使うつもりならば今が買い替え時と思うべきかも知れない。
故障していない、普通に動くパソコンをなぜ買い換えなければ?と思うかと。それはそれで別に構わないと思うけれど・・・実際、私も何がマズいのか具体的に言えないのが困る。
セキュリティが、アップデートが、ソフトウェアが、とか大手メディアやマイクロソフトは必死に訴えかけるものの、Windows以外でそんな話を聞いたことがないわけで。
7使い続けるならば自己責任で。自作PCユーザは自己責任の覚悟をするべきか迷っているところ。
来月も前年比とか出荷台数、過去比が大きく上回るようならば祭りは既に始まっていると見てよろしいかと。
>7終了祭りは静かに始まり
遅まきながら、ギリギリまで様子を見ていた法人PCがやっとこさ動き始めたのでしょうかね。今年の10月から消費税が10%に上がる可能性も高いですから、大量にPCを買うのはいま、の流れなのやも。
>私も何がマズいのか具体的に言えないのが困る
仕事用のPCだと、特にMS Officeの最新版がサポート外になると痛いですね。確かOffice 2013の時点で、Vista以下のOSへはインストールさえできませんでしたし。MSのことですから、Win7のサポート期間が終了して以降は、Office 2016をWin7以下へインストールできなくなるはず(既にインストール済みなら動作はOK。再インストールは不可)。
ほか困りそうなことですと
1.MSから「Win10に乗り換えろ」広告が次々に着弾
2.「お使いのWindowsはサポートが終了しています」とポップアップ警告が頻出
3.「セキュリティリスクを回避するため、そのソフトは起動できません」とややマイナー系のソフトは軒並み動作不可
4.アクションセンターの監視をOFFにできなくなる
5.「セキュリティリスクを回避するため、お使いのドライブを暗号化しますか?」→「はい・後で」の2択な選択肢が2~3時間に1回くらいポップアップで表示される
これくらいは起こりそう。