パソコン工房が3万円ノートを再び発売。
3万円レサンセの初代は昨年12月から予約販売、2代目は6月頃から、そして現在2012年11月より3代目が予約開始。他のメーカーでも3万円前後のノートは有り珍しくは無いけれど激安。今回は私が本当に購入し掛けているので真剣に参ります。
安物ノート購入検討時の考え方として参考まで。
先に私の用途や予算などの条件から。
- 用途:当ブログ記事のネタ用(主にWindows7/8での検証用)
- 予算:3万円、出せても4万円以内
- 仕様:Windows7、14型以上、液晶非光沢、解像度1366x768
現在はフロンティアのネットブックを使っておりますが不満は主に以下2点。
- 解像度が低すぎて見づらい(1024x600)
- 画面が狭くスクリーンショットが撮りづらい(10.1型)
CPUはAtom N450、メモリ2GB、HDD搭載と性能は低いけれど、用途が用途なので問題は無く、ただ画面の狭さにストレスを感じたり作業効率が悪くなるなど、手軽に何かを試そうとする気が失せるという。
メーカー不問、安ければ良いけれど、機能不足や低過ぎる性能は求めておらず延々検討しております。但し、期限は遅くとも1月中旬頃まで。1月末でWin8の1200円アップグレードが終わる予定の為。
検討中のノートPCは、Acer、Lenovo、東芝、ASUS
安いノートを探す際、私の場合は価格コムと日本HP、一応マウスコンピュータも探索。DELLは最近高いのでスルー。
今回は予算が高くとも4万円なので、日本HPとマウスにはそのような激安品が見当たらず、価格コムのみ。
価格.comのノートパソコンより。候補は4機種。その1はAcer。
予算は軽くクリア。15.6型でWindows7、性能は低めなものの問題無し。
そのような事より有線LANが1Gbps対応、無線LANがn対応の方が重要。USB3.0が無い以外は特にケチの付け所がございません。
その2はレノボ。
Acerとの特徴的な違いは、USB3.0有り、有線がギガLAN非対応、メモリ4GB。有線LANは使わなければ良いとして、メモリ容量差が千円くらいの価値とすると、USB3.0に3千円の価値が有るか否か。
有ると思うのでこれにしようとも思っていたけれど、先日のまとめ記事で書いた通り、異物混入や嘘臭い発売延期の言い訳など、信頼性に欠けるので除外。
その3は東芝のdynabook。
レノボのノートと比較すると、違いはメモリが2GBになった程度。用途から2GBで充分と思われ、必要ならセルフサービスで増設するので問題無し。
東芝のdynabookはナショナルブランドにしては価格が良心的なので、東芝という企業を気に入っており、Acerかこれか迷っておりました。
その4はASUSのタッチパネル付Windows8ノート。
余裕で予算オーバー。しかもモニタが小さい割に解像度が1366x768という、個人的に嫌っている組み合わせ。
利点はタッチパネル搭載の割に安め。Windows8仕様なので、これさえ入手すればWindows8でタッチ操作を常用し感想文が書けそうなものの、7へのダウングレードは8無印では無理、Proへアップグレードして7へダウングレードは面倒で金もかかる為スルーしたい所。
以上、ほぼAcerか東芝かで迷っていた所へ黒船襲来。
3万円と4万円レサンセ ノートの機能と性能を比較
プレスリリースをPC Watchより。
【PC Watch】 ユニットコム、29,980円からの15.6型ノート
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20121120_574198.html
画像の通り、Windows8ならスルーしていたけれど7仕様も有りとの事。
下位モデルの価格は約3万円で、CPUがCeleron。上位の4万円ノートはCore i3。予約販売となっており、現地へ行くとWindows8なら11月30日より、7は12月3日発売(出荷)予定となっており、期限の問題は無し。
OSは7と決めているので、その他の仕様を一覧で比較。
高性能は求めていないのでCeleron、と言いたいけれど、Acerや東芝のCeleron B820に対し上の3万円レサンセはCeleron 847。
何が気になっているかはクロックで、1.1GHzはどうなのか、低過ぎないか。春頃に借りた初代レサンセは1.5GHz(Celeron B800)でモンハンが動いており、二代目は1.6GHz(B815)。1.1GHzで大丈夫なのか不安。
PassMarkのCPUベンチ(Mid Range)を参考にすると、B800のスコアは1144、Celeron 847は1039なので大差無しと見るべきか。ちなみにAcerなどのB820は1463。
インテル公式ページで仕様を比較すると
847はB800より性能は劣る割に高額。何が違うのかはTDPで35Wが17Wになっているという。バッテリ駆動は約2時間とかなり短く省電力の意味はほぼ無し。
パソコン工房がこれを採用したというより、ベアボーン(ノート本体部分)に載っていた、という感がございます。
PassMarkを信頼し気にしない事にすると、他の仕様で気になる箇所は3点
- 液晶モニタがどちらも光沢
- 有線ギガLANの有無
- USB3.0x2か無しか
光沢については安い為に選択肢は無く諦めるとし、高速LANやUSBは本当に不要か。ベンチマークとかやらないか。
おそらくUSB3.0や有線LANならOSのバージョンが関連しないと思うので、今これを買いているメインPCで良いでしょう。
というわけで、現在Acerか東芝かパソコン工房か、へ。
パソコン工房のノートにした際の他社より有利な点
この段階ではAcerで良いのでは、と思われている人が多いでしょう。または東芝の方が安心とか良く解らない考え方も有りかも知れない。
私がパソコン工房を選択肢に入れた理由は3点。
BTOパソコンメーカーだから
当ブログはBTOパソコン.jp。しかし私は過去に何度か「BTOパソコンはデスクトップ、ノートなら有名メーカーの型落ちやAcer、Lenovoも検討を」と言っております。が、ここはBTOパソコン.jp。
メーカーにこだわっておらず、価格もそう変わらないなら、ヒツジ先輩のテスト用ノートはパソコン工房にするべきでは無かろうかと漠然と考えております。デスクトップPCを2台とも自作PCにしてしまった事も有り。
Windows7が32/64bitのセレクタブル
パソコン工房のBTO PCのWindowsはDSP版。しかしこの安物即納レサンセはOEM版と思われ、マウスコンピュータやフロンティア(の一部機種)のように、再インストールで32/64bitの選択が可能。
普通の人にはいずれか一つで良いかも知れないけれど、64bit版または32bit版の場合でソフトウェアの対応や非対応が変わる事が有るなら有利。そこまで手間を掛けて私が再インストールするとは思えないけれど。
有料なもののPCメーカー直接の3年保証が有る
3万円のノートに5千円の保証は割高過ぎるけれど、1年過ぎ2~3年目に故障しない保証は無く、HDDやメモリなど換装が簡単なパーツ以外、要するに液晶やマザーが故障すると産廃化。
液晶は割らなければ故障する率は低いとしても、マザーの故障は考えられ、更にノートは電源基板などデスクトップPCには無い内蔵パーツの故障が怖い。3万のノートに1万円以上の修理費用が馬鹿馬鹿しいという意味にて。
というわけで、依然迷っております。Acerか東芝か、パソコン工房の3万円レサンセにするなら保証はどうするか。
Win7から8へのアップグレードで注意する事(まとめ)
結論が出ず、比較はまとまってしまったと思うので、今思いついたWindows8へアップグレードする際の注意をひとつ。
私は今回購入するノートの光学ドライブをHDD化し、内蔵の1stドライブは7、2ndをアップグレードした8としデュアルブートを考えておりましたが、おそらくこれはライセンス違反。
今回のアップグレードとは、Windowsのバージョンを7から8へ上げるので1ライセンス。7と8を同時に使わないとしても、私の記憶が確かなら、1ライセンスで2つのWindows PC(またはストレージ)を所有してはならないと決まっていたはず。
回避として考えた方法は、いずれのWindowsもイメージ化しておき、使用する方を展開とか考えたけれど、これも言い訳しているだけに思える件。
テスト機なのでおそらくWindows8だけで行けると思うけれど、可能なら切り替えたく、マイクロソフトへ確認し、もし回答が来たなら日曜のまとめ記事雑記にでも書いて報告致しましょう。
自己申告しなければバレないとは思うけれど、ヒツジ先輩がライセンス違反は格好悪過ぎるのでやりたくございません。
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