SSDとメモリとついでにHDDの価格について。
専門家かまとめ記事のネタか忘れた誰かが書いていた情報によると、メモリ系は年内値下がりし続けるらしい。ところが11月の時点で価格が停滞気味となっており、これからどうなるかエスパー。
適当に見て参りましょう。
メモリと2.5''SSDが底値か?11月の秋葉原
リンクは全てAKIBA PC Hotline!より。
- DDR4メモリは特価を除くと横ばいか小幅な値上がり、ノートPC向けメモリは値下がりが継続
- NVMe SSDが高速品を中心に値下がり、NVMe 960GBの特価品がSATA 960GBより割安になる場面も
- NAS向けHDDの一部が値下がり、一般向けモデルのHDDは横ばいの値動き
メモリは「小幅な値上がり」とあるように盛られ気味。
最安は特価品が混ざるので相場としては雑音と考え、右端の列の平均価格の前回比プラマイが参考になる。全体的にプラス、たかが数百円だとしても容量が比較的小さいならば割高感が強めな印象。
もう一つタイトルより引用すると「ノートPC向けメモリは値下がり」とあるように、全体的に数百円値下がりしております。
掲載されている容量が最低1枚8GBなので、ノートで16GB超えをして何と戦うのかはデスクトップよりも意味不明さが濃そう。
今回のSSD価格の特徴。
- 2.5インチ1TB以下・・・マイナスや0が多いがプラスも目立つ
- 2.5インチ2TB以上・・・数千円レベルで値下がり
- M.2 SATA・・・0またはマイナス
- M.2 NVMe・・・マイナス多め
店側の気持ちを考えると、売上のためには在庫切らせるは下策ながら、今後も値下がりが続くなら早く売りきらねば原価割れてしまうので値下げ合戦に参加しないわけにも行かず、私がオーナーならビビってメモリ取り扱わない状況がナウ。
まあしかし秋葉原の実店舗、例としてツクモなのにメモリが在庫切れとかはブランドや専門店の立場としてNGでしょうな。メモリやSSDで赤字を出して他のパーツで取り返す感じだろうか。
その他のパーツもPC関連商品ならば経年どころか月や週単位で値下がるは必然。要するにPCパーツ屋は自作用パーツ単品ではなく他のところで利益出すものなのかと思った。
私がパーツ屋やるなら取り扱うのは電源とマザーとケースくらい。そんな店に誰が来るというのか状態ですな。全国に実店舗持っているパソコン工房とか凄すぎる。きっと付加価値あるといえる完成品で何とかもっているのかと。
ちなみに全国的に店舗を展開しているのはパソコン工房とドスパラの2つだけ。マウスはネット中心と聞いており、DELL、HP、Lenovoも個人向けPCはネット通販が主力でしょう。
当サイトを立ち上げて早13年以上。今でもパソコンは電器屋で買うものと思っている人が多そう。適正価格でのPC購入は量産系BTOのネット通販が主流になる日は来るのだろうか。
話を戻してHDDもついでに。
- 東芝、Seagate・・・横ばい多め
- WD・・・上下バラバラ
- 2.5''・・・値上がり
WD製品の色分けがわからない人用。
- Blue・・・一般PCユーザ向け
- Black・・・Blueより品質が良いらしい
- Red・・・NAS(ネットワークドライブ)用
- Purple・・・監視カメラ(複数読み書き)向け
- Gold・・・データセンター(24時間稼働)向け
- 参考:5色のWDシリーズを全解説 - AKIBA PC Hotline!
こう書き出してみても良くわからない。私だけかも知れないけれど。
何がどう青より黒が良いのか、なぜ赤は耐久性が高いと言われるのか、その辺りの具体的な(設計としての特徴ある)説明は見たことがございません。WDがHDD市場でシェア拡げるための提案なのだろうか。
以前から気になっていたことは、いつまで経てども2.5インチHDDが2TBを超えないこと。3.5インチは二桁TBに達し、もうすぐ20TB超えそうにも関わらず。
理由を予想すると3つ、1つは入れ物が薄すぎるのでプラッタ(ディスク)枚数とプラッタの直径を増やせないので打ち止め。もう1つはノート用に2TB超えの需要を感じていない。ラストはSSDの2TBが1万円を切る日もそう遠く無さそうなので大容量化は考えていない。
もしラストの理由ならば、最初に消えるHDDは2.5インチですかな。
ネット通販では値動きがほぼ無い停滞状態
いつものページを参考に上位16件まで。
【価格.com】パソコン
https://kakaku.com/pc/
メモリから。
上位5件を前月と比較すると、1~3位は値動き無し。4位のG.Skill製品は前月登録された新製品で+1,502円の値上がり。5位のDDR3は圏外からいきなりランクインしており、前月までの最安は3,127円を推移していたので-381円と値下がり。
10位まで見てもプラマイ200円または差額ゼロを維持しているので一安心と言いたいけれど、前月まで毎月値下がり続けていたものが今回停滞したならば底値かも知れないという意味になる。では値上がるのかと問われてももちろん不明。
SSDへ。
上位5つ1位から、-552、-1,573、-1,501、-228、-732円。6~10位はプラマイ20円の範囲なので停滞。
容量あたりの単価は500GB~1TB級ではどれも似たようなもの、500GB未満になると割高ながら当然500GBよりは安い。そしていよいよNVMeが2.5インチ同等の価格になって来た。
12位のサンディスク製品を見てこれ思い出した。
サンディスクは11月24日、2021年1月1日付で社名を「ウエスタンデジタル」に変更すると発表
それせっかくのSanDiskブランドがもったいなくないか?と思いきや。
サンディスクが提供している商品やブランドの名前は変更しない。
子会社から合同会社にすることが目的のようで。しかしいつの間にか見なくなったHGSTのHDD、これもWDに買われたブランド。消滅してしまったのだろうか。
ラストはHDD。
1~3位は200円程度の値下がり、4位は約500円アップ。
5位は東芝の5TBで、そんな容量あったか?と思い開いてみると11月の登録となっており、初値最安9,350円、現在は7,975円。他の4TBと同じくらいの値段なので1TBお得?
いやそれは変だろうと直感して販売店を見ると1つだけ、Minatomiraiというショップのみで、送料別途500円となると込で8,475円なので4位の4TBより千円も高くなってしまう。
更に5TBという聞いたことない容量は本当なのか疑うと、発売時のプレスリリースのページは2014年5月付。しかも内容がおかしい。笑えばいいのだろうか。
同社初となる、クラウド向けのHDD。(中略)クラウドコンピューティングで使用されるデータの保存に適しているという。
それを言うならサーバとかデータセンター向けでしょう。
とある二重国籍議員の「サーバは増やすんじゃなくて、時代はもうクラウドなんですよ」を思い出した。これに対して「カネかけて自社サーバ増強するのではなくAWSのようなクラウドが現在の主流」とか言い訳していたけれど、健康保険証やマイナンバーの管理をAmazonとかでやれとか全然言い訳になっていない得意のブーメラン芸。
もうHDD全然関係なくなったので終わり。
米大統領選挙次第でメモリ類の価格が変わる?
風が吹けば桶屋大繁盛理論ではなくドル円の相場がどうなるか。
メモリやSSDと言えば韓国や台湾の経済状況が関係するとしても、投開票から1ヶ月経つ現在も誰が大統領になるかまだ決まっておりません。最終期限は1月20日らしいので今から1ヶ月くらいで打ち切り。
不正選挙暴きの経過を見ていると、当選がバイデン氏ならば中国の攻撃にて米国終了のお知らせ、トランプ氏ならば米国復活になるご様子。簡単にいうとバイデン氏=ドルが売られ、トランプ氏ならばドルが買われるのだと思う。
問題はドルの売買の差がどう日本円に影響するのか私が全く説明できないところで、世界経済どころか日本の経済もよくわかっていないのでここからはセルフサービスしてどうぞ。
やや脱線させると1ドルが80円になればPCパーツ2割引待ったなし、逆ならば逆になる。ということは、勝者バイデン氏=PCパーツ安くなるのならば「今は時期が良い」になるのだろうか。
個人的にはトランプ氏続投と見ております。
>3.5インチHDD
ギガバイト単価の下落も良いんですが、幾ら容量あたりの値段が下がっても、そんなに要るか、とおもいますね。
容量が小さすぎて(例えば500GBとか)とかで値段が接近する・逆転する場合を除き、必要な容量を買えという事でしょうね。
M.2 NVMeの中でも安いWD Blue(1TB)を久しぶりに調べたら、いつの間にかSATAのSSDとほぼ同価格になっていてびっくりしました。
2.5インチSATAのSSDから乗り換えるか悩みます。HDDからSSDに比べあまり効果は感じられないとは聞きますが、TBWが1.5倍(400TB→600TB)なのは何となく安心感。
>SSD
そういえば最近の価格コムでは、正体不明な中華SSDのラインナップがほぼ消えていますね。Amazonでは探せば数分で3台は見つかるほど健在ですが、価格コムでは5分ほど探して1台くらい。
>サンディスクが提供している商品やブランドの名前は変更しない。
あの黒背景に赤文字のSanDiskロゴは印象が強いですからね。SDカードで見慣れたロゴを継続して使用するのは妥当。