マウスは入力装置の方では無く旧マウスコンピューター。
直販以外に楽天でもショップを出店しておりネット通販している事は知っていたけれど、今回はAmazonでも販売、しかもセミオーダーと称しカスタマイズ可能なBTOパソコンを売り始めております。
何がどうなっているのか適当に見て参りましょう。
マウスがAmazonでBTO PCをセミオーダーで販売開始
元ネタはこちら。
Amazon.co.jp: マウスコンピューター セミオーダーデスクトップパソコン
https://www.amazon.co.jp/b?node=4210589051
元からBTOパソコンという仕組がセミオーダーなので同じ、または似たようなもの。デスクトップパソコンと付いている辺りはここでノートPCを販売する予定は無いのでしょう。
販売中の機種は5つと少なめ。
少ないイコール悪いわけでは無く、セミオーダー(カスタマイズ)出来るのだから増やす必要性が低く、増やし過ぎない方が分かり易い。但し上のような分け方は分かり難いと思う。
余計な世話ながら私なら、
- ゲーミングPC
- インテル入ってる標準PC
- コスパ重視PC
- スリムケース
の4種類。IntelとAMDの違いが解るような人はここでは買わないだろうから、インテルは有名なので残すとしてもAMDの良さが解るようコストパフォーマンスに置き換えるとか。
それは良いとして、ゲーミングなPCの販売ページはこの状態。
色やサイズの変更をパーツへ置き換え項目を増やした感じですな。
オフィスは選べないもののパーツは主要な部分が一通り揃っており、上の画像では見えていない最下段でOSの選択も可能。
しかしこの構成で約13万円は盛り過ぎでは無かろうか。ざっと見たところ私の脳内価格コムによると自作ならば10~11万円くらいになるはず。
なぜ高くなっているかはこれが原因。
G-Tubeオリジナル~のキーボード&マウスが付属しております。たかがキーボードとマウス、と侮ること無かれ。
これと、
これが付いております。
「こんなものマウスの言い値だろう」とも思う事無かれ。
確かにやや高めな設定では有るものの、上のキーボードはメカニカルキーボード、Cherryの黒軸なのでマウスオリジナルでは無くとも相場は安くて1万円前後。
赤LED内蔵やオリジナルという事で希少価値が有るとするなら2万はやや高いものの妥当かも知れないくらい。キーのタイピング音がうるさくても良いなら約1万円は有りでしょう。
下のゲーミングマウスは良く分からないけれど、形のみで見るとCougar Gaming Mouse MOC600Oが近いというか同じ。
source:Amazon.co.jp: Cougar Gaming Mouse MOC600O
米国発送な為か1.4万はさすがに盛り過ぎ、海外では60ドルくらいなので7千円が妥当か。ならばマウスの約5千円は(これで良いなら)安い方と言えそう。
もう1機種、ゲーミングでは無い物も見ましょう。
こちらもやけに高い気がするのでマウスの直販で売っているモデルと比較。これの仕様が上の機種に近い。
WindowsやCPUなどをAmazon側でカスタマイズし合わせてみた。
差額は17,700円、Amazon側の方が高い。
しかしマウスの直販は税別で送料も別、Amazonは込々なので合わせようとすると、39,800+送料で42,800円、税込にすると46,224円。
差額は11,276円まで狭くなったものの相変わらずAmazonの方が高額。どのくらい高いか率にすると19.6%なので約2割。
AmazonのPC販売手数料は100円+8%らしく、カスタマイズするという特殊なページなのでもう少し盛られているのか。いずれにせよ直販で購入した方が良さそうですな。
Amazonで販売するマウスの利点が良く解らない(まとめ)
買う側視点での利点を考えてみましょうか。
- 税込表記かつ送料無料なので分かり易い
- Amazonユーザからのレビューを期待可能
- 決済や購入履歴などもAmazonなので手軽
- 合わせ買い対象など他の商品も同時購入可
- カスタマイズの表記がシンプルな点も良い
1~4はAmazonだからという理由。
5はPC詳しい人には異議アリかも知れないけれど、詳しく無い人向けと思えば主要パーツ数種類のみ変更可能な所は、カスタマイズが少ない、というより、完成品プラスαとして変更可能、と言えば利点。
ところが販売側のマウス視点で考えると、
- 販路の拡大
この程度しか利点が無いと思われ、逆に難点としては、
- 在庫管理が大変(特にパーツ変更)
- Amazonから販売手数料を取られる
- 悪い評価が盛大に付きまくる可能性
1は社内でどうにかなるとしても2が痛く、3はヤバいほど低評価が大量に付くとイメージ悪くなってしまいましょう。Amazonは在庫切れてもページは削除されないので恒久的に残ってしまうリスクがございます。
おそらく、「とりあえずやってみよう、駄目なら引っ込めよう」的な考えだろうと思われ長続きするかは疑問。
しかしDELLやパソコン工房などもAmazonで完成品PCの販売はしており、Amazonアソシエイトはアルファブロガーによるアフィリエイトが強い印象が有る為、もしかすると上手く行くのかも知れない。
Amazonのパソコンカテゴリの販売手数料は8%との事。マウス持ちなら良いけれど、商品代に盛られていないか直販と比較する事をおすすめ。
>直販以外に楽天でもショップを出店しておりネット通販している事は
>知っていたけれど、今回はAmazonでも販売
個人的なイメージは「amazon>>楽天」ってな感じかな。
楽天の使いづらい点は
広告まみれ
検索では商品同じの並びすぎ
決済システムに送料無料が反映されず不安
エントリー登録がめんどい(キャンペーンなら勝手に反映して)
>販路の拡大
PC詳しくない人にしたら、「amazon>直販」の方が安心な気がする
PC詳しい人は直販で買うだろうから、購入層が分かれそう
知名度も多少上がるかなw
あと、アウトレットとかタイムセール販売もできるかも
>悪い評価が盛大に付きまくる可能性
レビューは楽天でもレビュー書かれているからなんとかなるのでは?
※楽天レビューは送料無料とか割引とか狙いで嘘くさいの多いけど
>Amazonは在庫切れてもページは削除されないので
>恒久的に残ってしまうリスク
在庫切れページは楽天の方が残ってる感じがするw
>販売中の機種は5つと少なめ
スリムゲーミングはなかなか攻めていますね。電源はカスタマイズできないものの、ビデオカードは最高でGTX 960を選べますから、スリムケースながら400W(NVIDIA公式サイトの「最小限必要な電力」を参照)も積んでいるのでしょうか。
>G-Tubeオリジナル~のキーボード
左Windowsキーを排除、変換や無変換キーを排除、右Windowsキーをロック可能、スペースキーを巨大化、ソフトで設定すればキーの割り当てを変更したりマクロを登録したりが可能、LEDバックライト有り、応答速度を変更可能(最高1,000Hz)、などゲーミング要素が多いですね。普段使いでもなかなか役に立ちそうです。
>直販で購入した方が良さそう
Amazonで注文する利点とすれば、デスクトップPCなのにギフトラッピングに対応してくれる所と、もちろん有料ですがモノによってはクロネコ延長保証サービスに加入できる点くらいですかね。
Amazon.co.jp: デスクトップパソコン 3年 長期保証(60,000円~64,999円)
http://www.amazon.co.jp/dp/B017L7HHB4
5,460円
Amazon.co.jp: デスクトップパソコン 3年 長期保証(90,000円~94,999円)
http://www.amazon.co.jp/dp/B017L7HR0U
8,190円
Amazon.co.jp: デスクトップパソコン 3年 長期保証(125,000円~129,999円)
http://www.amazon.co.jp/dp/B017L7I25Y
11,380円
ヨドバシAkibaにマウスコンピューターのパソコン専門店がオープン | マイナビニュース
http://news.mynavi.jp/news/2016/04/20/198/
マウスがヨドバシにも進出w