久々のONKYYOネタ。
オンキヨーをいじるのはおそらく今回が最終と書いた記事が2014年11だったので約4年ぶり。すっかり忘れていたところ、まだタブレット売っているというDMなメールを受信し驚いた。
パソコンもタブレットもやめたと思っていたため。
パソコンは終了しているがタブレットはまだある
Onkyo Degital Solutionのトップページはこちら。
おすすめ・業務用タブレットの大特価通販サイト【ONKYO】-オンキヨー
http://onkyo-ds.com/
パソコンコーナーは存在するものの完売表記。
以前、おそらく2014年11月の最後に見た時はまだノートPCは販売していたと記憶しており、それらが売れたのか、もしくはどこかへ売り飛ばしたか、SOTECの遺産はすべてなくなったという。
オンキヨーはなかなかのおバカさんであり、他社がWindows 8でタブレットや2in1をやっていた頃、「うちはWinows 7で行く、タブレットではなくスレートと称する。」などとセルフ無茶振りをしたことがあり、もちろん全く流行らず。
そして現在、せめてAndroidだけにしておけばよかったものをWindows 10までご用意されているという、自虐行為がお好きな企業ですな。
見ての通りかどうかは微妙ながら全4種類。
オンキヨーの売れ残りタブレットがひどい2018年夏
どの辺りが売れ残り感あるかはOS、Androidのバージョン。
Android 5.1、コードネームはロリポップでリリース時期は2015年4月。その半年後の10月にはバージョン6のマシュマロが出ているため、推定3年前のタブレットをそのまんま売り続けている可能性大。正気か。
価格の29,800円が妥当かといえば私には高く感じる。ASUSなどタブレットやスマホで実績のある有名なメーカーなら3万は妥当だと思うものの、ONKYOがタブレットを自社製造しているとは思えず、中華タブレットを高く売っている印象。
もう1機種のAndroidも5.1なので推定3歳。引退時期は過ぎていると思う。
違いはCPUと内蔵グラフィック機能で、インテルがARMプロセッサになると5千円高くなるという妙な設定。性能的にはほぼ変わらないと思われ、何が5千円分高いのだろうか。
Windowsの方、OSは最新の10。
この価格設定が妥当か調べるは簡単、他社に似たモノがある。
似たモノというか仕様が全くと言えるほど同じ、マウスコンピュータのタブレットコーナーにあったやつで、税別なところと送料込が同じ、となればオンキヨーが千円高いだけであり妥当でしょう。マウスでいいともいう。
ラスト、高い方のWindows版。
これまたよくわからない、おそらくeMMCと思われるストレージが64GBになっただけに見えるものの価格は跳ね上がり32GB版より1.1万円も高価。
その他、憶測になるけれど、Androidの放置っぷりから見てWindows 10版タブレットも放置されているとするならば、納品して電源入れた後はオートマチックWindowsアップデート祭りからスタート、かも知れませんな。
ストレージ32GBでWindowsアップデートはかなり厳しい。私のスティックPCがそう、Windowsが確か19GB使っているので空きは13GBもない11GBくらい。アップデートすると残り1GB切るとかザラにあるため、パソコン詳しい人以外は手を出さない方がよろしいかと。
タブレット売り場の放置感はONKYOの印象に悪影響
私がそう思うだけかも知れないし、普通の人はタブレットの新旧を見分けたりしないだろうけれど、古いモノが延々と放置されているように見えるネット通販はいかがなものか。
ONKYOといえばスピーカーなどの音響設備や機器のイメージがあり、音響素人の私でも知っている、BOSEの次なのか同じかくらい音にこだわっている印象のある有名メーカー。
仮に私が勤める会社の会議室にスピーカーを設置するよう言われたなら、BOSEとONKYOのサイトと価格コムをまず見ると思う。
しかし古いタブレットを放置しているイメージから、オンキヨーは外したくなる。実際には音響機器とタブレット扱うネット通販は別部署だろうから関係ないとしても企業イメージとしてよろしくない。
あと、何屋なのかこれではわからん。
背景青のメニューで唯一赤いSALEのページ。なぜ時計とメガネなのか小一時間理由を聞かせてはもらいたくないが問い詰めたい。
それ以前にトップページからおかしい。
Onkyo Digital Solution、オンキヨーデジタル溶液、の方ではなくソリューションは解決するとかそういう意味の方。
それは関係なく、デジタルと入っているにも関わらずアナログ時計やメガネ、果ては名入タンブラーとか意味がわからなさすぎる。どこがデジタル・ソリューションなのかサッパリ不明。
トップページのタイトル、「おすすめ・業務用タブレットの大特価通販サイト」では全然ない。当サイトがBTOパソコン.jpとか言って豆腐の通販するくらい意味がわからない。
もしかして全体的に放置されているのか?と思えばTwitterはほぼリアルタイム、ガンガン更新されており、この担当者は「なぜOnkyo D.Sなのに私はこんなモノの宣伝をしているのだろうか。」と疑問に思わないのだろうか。
【コラントッテ】ブレスレットタイプ。美しいプレミアムカラー入荷!装着部位の血行を改善、コリに効く磁気ループ。有名プロスポーツプレーヤーたちも愛用!おしゃれなデザインなのでギフトにもオススメです! https://t.co/vU1dztR47H #コラントッテ #石川遼 #ゴルフ #フィギュアスケート pic.twitter.com/qNZjqMDgJD
— Onkyo-D.S. (@Onkyods) 2018年8月9日
ハッシュタグテロしすぎ。別のツイートでは #ハーゲンダッツの日 もあり、こういうのは嫌われるとわからないのか。上のツイートを例にすると、石川遼氏のハッシュタグ見ている人にOnkyo D.Sの宣伝がぶち込まれる。
Onkyo D.Sは単なる雑貨屋になってしまったようで、私がONKYOをネタにするのはこの記事が今度こそ本当に最後になるはず。
>オンキヨー
ちなみに法人用(業務用)のPCラインナップもタブレットのみの模様。スマートスピーカーも出しているので、ONKYO製品で身の回りを固めたい方は是非。
オンキヨー株式会社 |スマートスピーカー
https://www.jp.onkyo.com/audiovisual/smartspeaker/
>推定3年前のタブレットをそのまんま売り続けている可能性大
Atom搭載機の発売は2017年の4月、Samsung搭載機の発売は2018年3月です。けっこう若いですよ。
日本経済新聞|オンキヨー、10.1 型 Android タブレット「TA2C-74Z8A」を発売
https://www.nikkei.com/article/DGXLRSP442514_U7A410C1000000/
ASCII.jp:オンキヨー、外部電源に特化した業務用タブレット「ONKYO ACT-101S8」
http://ascii.jp/elem/000/001/652/1652099/
これらは業務用端末ですから、OSのバージョンが古いのはあえてでしょう。特に101S8の方は、内蔵バッテリーでの駆動時間が30分(購入当初。劣化が最大に進んだ状態で15分)と短いですから、どう考えても一般ユーザ度外視。
ちなみにOSのバージョンを固定する、また内蔵アプリのバージョンを変更させないため、GooglePlayは利用できない仕様です。
>Windowsの方、OSは最新の10。
違いは
・ONKYO機は11acでの最大通信速度が867Mbps、マウス機は433Mbps
・ONKYO機はステレオスピーカー、マウス機はモノラルスピーカー
・ONKYO機はBluetooth 4.1、マウス機は4.0
・ONKYO機は背面500万画素、前面200万画素のカメラ、マウス機は前後192万画素
・ONKYO機は5点マルチタッチ、マウス機は10点マルチタッチ
・ONKYO機は重量380g、マウス機は315g
・ONKYO機は液晶保護フィルム貼付が有料(2,500~3,000円)、マウス機は標準で貼付済
このあたり。前半4つはONKYO側が良い点、後半3つはマウス機が良い点。バッテリ駆動時間はさして変わらず。私的にタブレット端末の重要箇所は「重量」と「保護フィルム」くらい、欲を言えば「スピーカーの音質」あたりですから、マウス機の方が魅力的やも。
>おそらくeMMCと思われるストレージが64GBになっただけに見えるものの
いや思いっきり「10.1型Windowsタブレット」と書いてあるじゃないですか。25,800円の方は8型タブレット、36,500円の方は10.1型タブレット。価格差のウェイトはここが最要因箇所でしょう。ほかフルサイズのUSB3.0ポート×1、2.0×1がある点も少しは魅力。
ちなみに8.0型の発売は2017年11月、10.1型の発売は2016年3月。10.1型は古い。
PC Watch|オンキヨー、長寿命バッテリとMicro HDMI出力を備えた8型Windows
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1092147.html
ASCII.jp|10.1型Windowsタブレット「ONKYO TW2A-73Z9」が発売
http://ascii.jp/elem/000/001/129/1129040/
>Windowsが確か19GB使っているので空きは13GBもない11GBくらい
ONKYO機の32GBモデルは、仕様表によると「出荷時の空き容量は約20GB」らしいですよ。業務用端末ですから余計なソフトが入っていないのでは。
>あと、何屋なのかこれではわからん。
当ショップ人気No.1「チタンタンブラー」の魅力に迫る、とか自慢なのか自虐なのか悩みどころ。
>どこがデジタル・ソリューションなのかサッパリ不明。
ネット通販だから「オンラインでONKYOの製品を変えば問題解決」の意では。
調べている内に分かりましたが、ONKYO製品の発売時期に関しては「報道関係者様向け写真画像」のページを見た方が早そう。今さらONKYO製品の販売時期なんぞ調べる必要があるとも思えませんが。
オンキヨー株式会社|イメージライブラリ
https://www.jp.onkyo.com/pc/press/
コレ読んだら自称発明家のおじいちゃんがお鍋の中からモワッと
法人向けではデジタルに関係のない機器は扱っていないようですよw もしかしたら法人向けのほうがメインじゃないんですかねw
>それは関係なく、デジタルと入っているにも関わらずアナログ時計やメガネ、果ては名入タンブラーとか意味がわからなさすぎる。
>どこがデジタル・ソリューションなのかサッパリ不明。
スマートウォッチやスマートグラス、スマートバンド、IoT対応のタンブラーならデジタル・ソリューションでもおかしくなかったんですけどねw
>ハッシュタグテロしすぎ。
https://twitter.com/Onkyods/status/1024904542297546752
富士山タンブラーの宣伝ツイートではなぜか #ハニーの日 #パンツの日 というハッシュタグがついていますしw
【楽天市場】オンキヨータブレット公式通販サイト/Onkyo Digital Solutions楽天市場店:OnkyoDigitalSolutions 楽天市場店[トップページ]
https://www.rakuten.co.jp/onkyodirect/
楽天市場店もありますが、タブレット、周辺機器、家電製品、チタンタンブラー、食器、生活用品、白山命水、メガネ、時計、バッグ、財布・小物、ステーショナリー、便利グッズ、キッチンツールとほとんどデジタルと関係ないですw
タブレットを差し置いてチタンタンブラーが一番人気で吹きましたw
Onkyo-D.S.楽天市場店(@onkyodsraku)さん | Twitter
https://twitter.com/onkyodsraku
楽天市場店のTwitterもありますw