意味不明なタイトルにて失礼。
2020年1月にサポート終了予定のWindows 7、このネタは今後より一層大手メディアやマイクロソフト(以下、MS)により活性化されると予想できるものの、あえてそれに反論してみる当サイトらしい&らしからぬ内容。
サポート終了の何がマズいか?3段階で参ります。
1.MSの「サポート終了」という表現がマズい
その1は、Windows 7はサポートが終了しますのような表現がいただけない。
ご存じですか? OS にはサポート期限があります! - Microsoft atLife
https://www.microsoft.com/ja-jp/atlife/article-windows10-portal-eos.aspx
ただサポート終了と言われて何のことかわかるのは、私クラス前後の割とPC変態なオタクくらいのものではなかろうか。
一般的にサポートとは助けてくれる何かと解釈されるとするならば、普通に考えると「PCメーカーへ電話してもWindows 7に関しては答えてくれなくなるのか?」と思ってしまうだけで終わりそう。
それもあるけれど、多くの人やWindows 7 PCに起こりうるマズいことの内訳として比重デカイのはWindowsアップデートが終了する方でしょう。これでもまだPC変態ではない人にはスーパーわかりにくいとも思う。
一般的には「更新しなくて良いのでは?(何がマズいの?)」で終わると思う。私とMacに置き換えると、所有しているMacのOS XはYosemiteな10.10、Macは3年くらいで旧バージョンのOSを放置し自動的にサポート終了状態になるらしい、けれど面倒なので更新していない。
これと同じことがWindowsでは既に起こっており、今でもXPやVista、あるいはもっと昔のWindowsで当サイトへのアクセスは少ないながらも0ではなし。
source:Windows普及率、10は順調に増え続く?(2019年1月)
4番から下は全部サポート終了済Windowsにも関わらず。
この数値は当サイトでの集計なのでパソコン比較的詳しい人が多めなため、一般的にはVistaやXP辺りまではまだ多めなはず。
なのでサポート終了ではなく、セキュリティアップデート・・ではわかりにくいため、システムセキュリティ更新サポート終了くらい詳しく表現するべきではなかろうか。
単にセキュリティ更新~では、「ウィルスバスター入れている(キリッ」と返されそうなので長くてもシステムを付けた方がまだわかりやすい。
延長サポート終了のようなMS本意な表現をするから普通のPCユーザには重要性が伝わらない、自社本位なマイクロソフトらしい言い方がアダになっている。
2.なぜサポート終了がマズいのかを普通に解説
専門用語を可能な限りわかりやすく表現するため、パソコン詳しい人には読みづらいかも知れず失礼。
1.脆弱性対策がされなくなる
OSの中でもWindowsは最も多く使われているため攻撃の標的になりやすく、過去に何度も脆弱性という、悪意ある人間から見た穴のようなモノが発見され、それをふさぎ続ける方法がシステムセキュリティ更新サポートの役割。
ウィルスに始まり最近では攻撃の時に他人のパソコンを経由して踏み台にするとか、ランサムウェア(パソコンが人質状態になる)により金銭を要求し、支払ってもデータは復活しないなども聞いた記憶がございます。
これらはウィルスバスターとかマカフィーを入れておけば大丈夫というモノでもなく、Windowsというシステムを作ったマイクロソフトでなければ解決できない部分もあり、そこが大きな問題。
この点に関しては様々なメディアがネタにしているけれど、サポート終了で困る事はまだある。
2.一部メーカー修理と問合せも終了
さすがにWindows 7パソコンで今でも保証期間内なモノはまずないとは思うものの、問題は企業で使用しているサポート切れPCがマズい。
どうマズいかは、サポートの切れたWindows PCを修理できないとするメーカーもあるわけで、もしそうなれば新PCへ移行する余裕は待ったなし、となれば業務に大きく影響するでしょう。
個人でもサポート切れWindowsを使用中に不具合らしき何かが起こったとしても、今ならVistaとかXPに関してPCメーカーへ問い合わせてもサポート終了として答えてくれないはず。
そういうサポート意識していない人の多くはバックアップを取っていない、とすると余計にヤバい。いまだにXP使用中とかならば記録装置(HDD)の接続方式が古くて自力ではデータ取り出せない可能性も高まるけれど、これはサポート関係なかったが古いパソコンのリスクは割とビッグ。
3.ソフトもハードもサポートを打ち切って行く
旧Windowsの終了と同時にはならないものの、いずれこういうことが起こる可能性は高い。
Steamで購入したゲームを遊ぶにはWindows 7以降へのアップグレードが必要
Steamに限らず、ソフト屋のサポート終了は問い合わせ以外にも、Steamのようなクライアントという、パソコンにソフト入れてSteamに接続する方式の場合は接続の時点でお断りされるパターンも、他のソフトでも可能性はございます。
ハードウェアで身近かも知れないモノならば、USB接続タイプの小型な無線LANの子機を購入したとしても、当たり前のようにXPやVistaではドライバというパソコンが子機を認識するプログラムが無いなど起こり得る。
MSにしてもソフトやハード屋にしても、なぜサポートを打ち切るかは、労力に見合わない以外に設計が古くなりすぎて新しい技術に対応できなくなるためで、加えて利用者の減ったWindowsをサポートする価値がなくなる感じ。
以上。ここまでは一般的な言い分であり、これらに反論したい。
3.サポート終了後も使い続けて何がマズいのか?
パターン3は割とガチで私がそう思っていること。
上の2番を全部覆して行くスタイルにて。ここからは専門用語噛み砕きはムリなので直球とかフォークボールで。
1.ルータをどうやって超えるのか?
大手も個人もこぞってウィルスやランサムやマルウェアや踏み台が、セキュリティホールがなどと言うけれど、ファイアウォールどうこう以前にルータという壁をどう超えるのか謎すぎる。
2~3年前にあったと思う、ルータに脆弱性があったとかならまだわかる。仮にWindows 7ならばポートの何番かから侵入できるバックドア可能とかなら理解できる。
しかし私でさえ自分のパソコンへ外部から接続するには遠隔操作ソフトを使用し、パスワードを打つか遠隔操作ソフトのクライアントにログインしなければ操作できないし画面さえ見えない。
悪意あるプログラムを実行してしまったならば?しかしそれはセキュリティソフトが止めてくれるはずでWindowsアップデート関係ないでしょう。
このルータ越えどうするのかを説明してくれなければ、いくらウィルスだと騒がれても私には恐ろしさが全然伝わらない。
まさかMSとか大手メディアはFAXモデムやISDN時代のようなパソコンがほぼ直接外線とつながっている状況で現状を説明していないでしょうな。そう信じたいのでルータをどうハッキングするのかからご説明してどうぞ。
2.自作PCなのでメーカー関係ない
そもそも自分でパーツ組み立てた上、自作PCはバナナがオヤツと同様に自作に修理は含まれるので関係ない。PCメーカーに電話さえしたことない、電話受けたことはあるけれど。
※バナナが本当にオヤツに含まれるか知らないので先生にお問合せを。
3.対応しないソフトやハードは使わない
私が今使用しているソフトやハードがXPで動かない何かはSteamクライアントとプリンタくらいだと思われ、他はXP時代から使い続けているので2つ前にサポート切れたWindows XPでも何とかなるはず。
Steamどうするかは使わなければ良く、ゲームしたいなら新Windowsにすれば良いけれど、動かないものは仕方ない。プリンタも使わなくなるだけだろうし、コンビニで印刷すれば良いだけ。
全然関係ないけれど、セブンのコピー機が進化しすぎて先日驚いた。普通紙に写真を印刷してもインクジェットに近い仕上がりは凄いと思った。
サポート終了前に素直に10へ移行しましょう
正論への反論は単なる屁理屈。
私の言い分もわからなくはないけれど100%納得できるかと言えば微妙であり、他人がそのようなことを言っていたなら、「バカかな?」「勝手にすれば?」と思うことでしょう。私もそう思う。
というわけで、当記事が何を言いたいかは1番のMSが自社本位な表現をするので一般PCユーザにはサポート終了の意味が伝わっておらず、10への移行が促進されない点がマズい。ここが本題で2と3はおまけ。
とは言え、周囲の友人の親とかは平気で今でもXPやVistaを使っているとも聞いており、何がマズいのか、もやもやが消えないのはルータ越えどうするのか問題。
参考になりそうなページがあれば、ぜひご教示plz。
無防備のWindows 2000 SP4をネットにつないでみた結果
http://originalnews.nico/26370
こういうネタは意味が違うので不要でございます。
>Windows 7はサポートが終了しますのような表現がいただけない
意味が分からない方はメッセージのリンク先へ飛んで何のことか調べるのでしょうから、私は別に構わんと思います。私の周りでは「Windows7はそろそろ使えなくなるからWindows10に乗り換えないと駄目」という理解に留まる模様。
私はその程度の理解で問題ないと思っています。
>システムセキュリティ更新サポート終了くらい詳しく表現するべきでは
一般的な、というよりWindowsとかソフトウェアとかパソコン全般に興味が無いPCユーザにとって、表現の違いなど大した差では無いはず。どうせやるなら
「Windowsには賞味期限があります!!!!!!」
とか
「Windows7を安全に利用できる期限は2020年1月までです」
とかくらい大胆に行くべき。
>脆弱性対策がされなくなる
サポート終了後にWindows Updateが無かったため、セキュリティホールを突かれて致命的なダメージを受けたWindowsXPユーザがいる、という話を耳にしたことはありませんが、Windows Updateが無くなるから云々、という話はPC関連の巷だとよく話題に上がりますね。私としては経験談でも良いので、不具合が起こった実例のひとつでも上げて欲しいところ。
>ルータ越えどうするのか
ルータなんぞ超えなくても、例えば「htmlに特定のコードが含まれているサイト上に置かれたmp3は自動再生される」なんぞバグがあれば、mp3に偽装したウイルスを仕込むだけで感染させることはできそうですし、ルータを超えて侵入をどこうせず何とでもなるのでは。そこまでリスクを犯してマルウェア作成と感染拡大にいそしむより、それをツイッターででも拡散して危険を煽った方が、刑務所に入らず功名心を満たせて良かろうと思いますが。
>Steamクライアント
改めて確認すると、対応OSってWin7以上なのですね。原因がWindowsにあることが分からずSteamのサポートに連絡されることをなるべく防止したいなら、サポート期限内のOSのみ対応とするのは仕方ないのでしょうか。
ワイ的結論
ウィルスか10どちらか選べ(どっちもウィルスじゃねぇか・・・
善を声高に叫ぶ政治家が裏で悪の黒幕だった的なアレ
それなら見た目で判断回避できる極悪人のほうがマシ
そもそもアップデートとかちゃんとしてる人多くないんじゃないだろうか
WannaCryが感染したOSのほとんどがパッチ未インストールのWindows7だったそうで
> 私が今使用しているソフトやハードがXPで動かない何かはSteamクライアントとプリンタくらいだと思われ
重要なとこでChromeとかFirefoxは?
最新バージョンはどちらもVista以前は切られてますよ。
セキュリティソフトなども今更XP対応の物は少ないと思いますが…。
>ルータをどうやって超えるのか?
@IT:SQLワーム被害に「人災だ」の声、日本での影響は軽微
https://www.atmarkit.co.jp/news/200301/28/sqlworm.html
日本はブロードバンドルーターが普及していたからワームの被害が殆どなかったって聞いたことがありますw
ブロードバンドルータを用いたワーム対策例 | 明治大学
https://www.meiji.ac.jp/mind/knowhow/blaster/index.html
なぜブロードバンドルーターを設置するとワームに強くなるのかという詳しい説明が書かれていますw
>対応しないソフトやハードは使わない
数年前はむしろFlashやAcrobat ReaderやJavaによる脆弱性のほうが多かったですしw
今はプラグイン離れの風潮が有るので少なくなっていますがw
実は私も数ヶ月間Windowsをアップデートしていませんが、何も問題は起きていませんw
サポート終了後も7を使おうか悩んでいるところですw
水に落ちた亀、じゃなかった、水に落ちたホモ・サピエンスのような遅いレスポンス失礼。
> ルータをどうやって超えるのか?
USB機器がヤバそうです。
「BadUSB」をやってみた - JH1LHVの雑記帳
https://www.jh1lhv.tokyo/entry/2015/02/09/215102
USBメモリやUSB扇風機などに酷似しているからといって、遠隔操作用キーボード or USBtoVGA変換&映像無線送信機 or USBtoシリアル接続通信機でないとは限らないそうです。
他のリムーバブルストレージ状機器は、どう足掻いてもストレージとしてしかパソコンは認識できないので、ストレージ以外の機器に誤認可能なUSB機器ほど危険ではなさそうです。
BadUSB以前の技術で核燃料施設を破壊されたイラン・イスラム共和国は、情報弱者ということでしょう。
スタックスネット - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88