時々目にするパソコンはオワコンという言葉。
その通りと言う人も居るなら、そうでは無いという人間も存在しており、多くの意見は「端末の用途が違う」という事。その通りだとは思うけれど、用途以外にもいくつかの関わりがございます。
休肝中なので手短に。
スマホユーザとPC中心な人は用途が違う?
私のようにPCモバイル両方利用しており、友人や知人宅へ夕食や機器のメンテ要因として呼ばれる人ならすぐに分かる、用途、環境、過ごし方の3種類で端末が変わり必要性、優先度でも変わるもの。
PC中心ながら両刀なヒツジ先輩の場合
利用時間の多い順で用途を書き出してみましょう。
- PC・・・ブログ、通販、ゲーム、エクセル、会計、動画垂れ流し
- モバイル・・・LINE、目覚まし、ゲーム、天気予報、カメラ
右の用途をしないならPCまたはモバイル端末は要らないというだけで、ガラケー使っている人はモバイルの用途が要らないと判断しておりましょう。
環境と過ごし方の違いをやはり私を例にすると、起床して出勤する直後からPCでは無くモバイル端末を使い始め、出社後はプライベートはモバイル、パソコンに向かって仕事が続く。
退社後もやはりモバイルで行き付けの飲食店で過ごし、帰宅した直後からPC電源入れてモバイルは充電器へ。自分のパソコンがあるならモバイル端末で出来る事は全部出来るのでモバイルはこの時点で用無しに。
私の自宅はパソコン使う専用の部屋があり、寝るまでそこで過ごすわけで、力尽きる直前までPC部屋に居るので寝室でモバイル端末を使う時間は無し。
帰宅後はPC優先となりモバイルの必要性が完全に無くなるわけですな。
4人家族のAさんの場合
以前、無線LANの中継とIP固定の作業に行った人も出社して帰って来る生活。見たわけでは無く聞いた話からおおよそで予想。
- PC・・・動画再生/編集、通販など
- モバイル・・・LINE、カメラなど
夫婦と子ども2人が住まわれる一戸建て6LDKくらい。
PCモバイル以外にテレビや録画機器はもちろん、楽器や複数のゲーム機など数十台が無線LANで繋がっている環境。
私と同じく出社して帰って来るまでは同様なものの、帰宅後のAさんはまず風呂、そしてビール、からのテレビを見る、そしてテレビの前で奥さんと子ども達と話をしつつ夕食。私も時々呼ばれる。
そこから23時頃まで誰かと会話している時に手にしている端末はタブレットであり、複数の人間と過ごすのでパソコンには向かわない。
PC使う時は趣味で撮影した動画編集や再生、楽天の通販はパソコンでやっていると聞いているけれど、丸1日PC使わない事もあると言われておりました。以前は必ずPCでメールチェックをしていたけれど、今はスマホのLINE、メールはタブレットで確認。
私よりPC利用頻度が低い原因は、用途、環境、過ごし方、必要性、優先度が低いわけで、おそらくだけれどもパソコンは休日にしか電源入れないくらい使用頻度低いと予想。
パソコンを使わないBさん(空想)の場合
独身20代女性の派遣事務員という設定にしましょうか。1ルーム賃貸の一人暮らし平日の1日。
スマホのアラームで起床しLINEをチェックし出社。昼休みにまたLINEをチェックし返信。飲みに行かない日は帰宅してまたLINE、そしてコンビニで購入した弁当とワインを夕食にテレビを垂れ流しながらLINE、天気予報、ネットバンキング、通販サイト巡り。
深夜になりスマホを持ちベッドへなだれ込み、アラーム確認、少しゲームをした後にガチホモなラノベを読みながら寝落ち。いや、実はモデルが居ります。どうでも良いけれど。
こういう生活ならばパソコンの必要性は無く、スマホで何でも出来てしまうのでモバイルファーストになり当然。タブレットもスマホがあれば特に必要も無く、時給安いので無駄な出費になってしまう。
1ルームでわざわざパソコンの電源を入れ、振り向いてテレビを見ながらPCモニタも見るくらいならばスマホの方が便利なわけで、弁当食いながらではパソコンのキーボードが邪魔になるわけで、片手で操作出来る小型端末の方が理にかなっておりましょう。
私、Aさん、Bさん、用途が違うのはもちろん、自宅の間取りが違い家族構成も違えばどのような過ごし方になるかも違う。
これをBさんのような環境や過ごし方の人が「パソコンはオワコン」と言っているだけで、私に言わせると「PCとスマホで完結、タブレットがオワコン」であり、Aさんに言わせるなら「タブレットとスマホがあればPCは休日だけでOK」になる。
PCの世帯所有率7割以上、スマホが6割超え、タブレットが3割少々なのでまだまだPC優勢、しかし伸びているスマホが今後は主流になる、と言っている人は使い分けが出来ていないし点で見るのは誤り。
明らかなのは「コンピュータハードウェアが中心ではない」ということだ。
いくらモバイルやクラウドが普及しようと、クラウド不信な上にブログを書き続けているだけで私にとってはコンピューターハードウェアが中心であり、その母艦や基地へモバイル端末がクラウドで接続されているだけ。
クラウドはアプリケーションやサービスであり、端末はユーザが操作する物。通信環境が進化し変化しようともハードウェアとコンテンツは別モノ、手にしている端末は第2のスティーブ・ジョブズが現れない限り変わらない。
パソコンはオワコンではなく、今後もそうはならない。だいたいコンはコンテンツの略であり、パソコンは違うのだから飽きるとかそういう感覚にはならないでしょう。
置き換えると、「テレビ飽きた」という言葉はテレビモニタに飽きたのでは無くテレビ番組というコンテンツに飽きたという意味なので、パソコンがオワコンにはならない。
程度の低い事をシラフで真面目に書くと凄く疲れると気付いた。
>利用時間の多い順で用途を書き出してみましょう
私の場合だと
パソコン……Web閲覧、音楽編集、通販、音楽再生、動画編集、エクセル
モバイル……メール、LINE、電話、カメラ、Web閲覧
辺り。LINEやメールは深夜でも飛んで来る事があるため、PCを使用中でもスマホは手元に置いてあります。ベッドに寝転がって寝るまでWeb閲覧する際は、PCを切ってタブレットを使用。
>楽器や複数のゲーム機など数十台が無線LANで繋がっている環境
そういえばシンセサイザーをPCに無線接続、でしたか。最近だとBluetoothで接続できる機器も増えていますね。特にMIDIキーボードはそれなりに多し。ドラムシンセ辺りまで行くと、そもそも無線接続が可能なモデルがあるかも知りませんが。
DSとかPSPのようなモバイル端末が流行っても、PSやWiiなんぞの据え置き端末は廃れていませんし、用途がある程度は似ていても、住み分けが出来ている限りどちらか一方が無くなる事は無いでしょうね。
私の場合は
○パソコン
Web閲覧、動画・音楽、動画編集、ゲーム、通販、データ整理、メール、仕事
○モバイル
Web閲覧、動画・音楽、ゲーム、通販、SNS、電話、カメラ、メール
自宅ではずっとデスクトップPCの前にいるため、スマホはほとんど操作しませんね。車の中に放置してあることに朝まで気づかないこともしばしば。布団の中でも端末を操作しますが、スマホではなく枕の前にノートパソコンが置いてあり、いじりながら寝落ちするという流れで一日が終了します。
>私にとってはコンピューターハードウェアが中心であり、その母艦や基地へモバイル端末がクラウドで接続されているだけ。
「母艦」という言葉はデスクトップPCにピタリと当てはまりますねw私もまさにそんな感覚です。
最近の私の場合は、
PC…Web閲覧、音楽鑑賞、文章執筆(ブログ執筆含む)、画像編集、Excel、通販、メール
スマホ…音楽鑑賞、ニュース、Web閲覧、目覚まし、通話、メール、天気予報、地図、乗換案内、ゲーム
ですねw
外出時や休み時間はスマホを使用しており、荷物になるので外出先でノートPCを持ち出したことはめったにありませんw
(大晦日にノートPCを持ち出したけど駅構内や電車内では落ち着いてノートPCが使える環境ではないw)
逆に帰宅後はずっとPCの前に座っているのでスマホは不要になりますw
>私の自宅はパソコン使う専用の部屋があり、寝るまでそこで過ごすわけで、力尽きる直前までPC部屋に居るので寝室でモバイル端末を使う時間は無し。
私の場合は寝室にパソコンがあるので、やはり寝る直前までパソコンを使いますw
スマホは本当にポストPC時代の覇者なのか? Windowsデバイスが変わる2017年 - ITmedia PC USER
http://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1701/04/news010.html
>ブロードバンドはないがスマートフォンを所有している割合が5%増加
>アフリカ系米国人や低所得層、高齢層ほど顕著
だそうですよw
2017年のPCが向かう先 エコシステムからの排除にどう対応するのか - ITmedia PC USER
http://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1701/04/news011.html
>「やはりPCの形なんて変わる必要はないんじゃないか?」
知ってたw
>この数年は言いたくてもなかなか口に出しにくかった本音
言えるようになるまで何年掛かったのか?w
>コンシューマー向け製品・サービスがスマートフォン中心の設計となっていき、PC向け対応の優先順位が下がる
PC非対応のサービスが増えているようですよw