SSDとはソリッドステートドライブ、回転しないHDDの代替品。
不揮発(電源切っても消えない)メモリのような物で、現物はチップの載った基板。サイズの主流は2.5インチで、1.8インチなども有り3.5インチは滅多に見掛けず。元が小さい為、大きい物は中が空洞になっていると予想出来ます。
GIGAZINEより、HyDriveとやらの情報。
SSDと光学ドライブが合体した「HyDrive」が登場 - GIGAZINE
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20100531_hydrive/

http://www.mysterydrive.net/の動画を拝借。
再生すると音が出るので仕事中の方はご注意有れ。また、なぜかCPUパワーをえらく食うようで、私の疑似2コアPentium4では途切れまくり何のことやら判らず。Windows7の起動速度を比較しているのでしょう。
GIGAZINE内に有るリンク先(英語)の翻訳より
- 日立LGデータストレージが光学ドライブとSSDを合体
- 2010年8月に海外の(MONEUAL製)PCに搭載予定
- 2011年3月から他のメーカーにもOEMで提供予定
- SSDは、Windowsの起動ドライブやデータ保存用ドライブになる
- SSDは、光学ドライブのキャッシュとしても利用できる
- 光学ドライブを搭載したノートパソコンの小型化を実現 <?
最後の意味が良く解らず『?』としましたが、とにかく一体型にしたいようです。
以前ネタにしたSeageteのハイブリッドHDD(Momentus XT)はハードディスクにソリッドステートを一体型し価格も抑えたという一見良さそうな代物でしたが、所詮はハードディスク。そちらが故障したら意味が無いという事で、高速化は期待出来るもののSSD機能として4GBなぞ微妙としました。
光学ドライブ+ODD=HyDriveの利点は、映画などを鑑賞する際に一旦SSDに読む事でシームレス(境目の無い)な再生が出来る、と有りますがこれもちょっと待て。別のドライブ、SSDやHDDで事足ります。保護されていなければ丸ごとイメージとして吸い出し再生出来る為、光学ドライブは要らないのでは無かろうかと。
1ドライブで2つのデバイスという考え方でノートという小型機内部の空間を節約出来る、も納得出来ず。光学ドライブにくっつける事が出来るなら、SSDを2.5インチや1.8インチという箱に入れたりSATAで接続せず、メモリのようにスロットに挿せば良いでしょう。
前回のハイブリッドHDD同様、これは来たと思ったものの冷静に考えるとどういう需要に対する目的なのか理解出来ません。来年春まで引っ張り、なぜそこまで勿体ぶっているかはGIGAZINEの記事続きより。
2011年3月の量産開始に合わせて製造される第2世代モデルは6GbpsのシリアルATAインターフェースをサポートしており、最大256GBモデルが 登場するとされています。
来年春頃にはSATA3が普及しており、SSDの256GBが一般的なノートPCに載るという推測や計画かと。最大256GBなので30、40、60など安価な物も出るかと思いますが、何の意味が有るのかこれまた不明。
ノート用の光学ドライブはピンキリでは有るものの、Panasonicなど有名メーカーならDVDスーパーマルチでも7千円程度はします。これにSSDを一体化し、1つのSATA3に突っ込むよう排他(になるかは知らないけれど)で使うとなれば価格は結構上がるでしょう。
もしその頃にSSDが安くなっているなら、なぜ光学ドライブをセットにする必要が有るのか、という結論になりそうです。最近は、NVIDIAを筆頭に3D対応祭りも盛り上がっており、ブルーレイが大ブレイクすると思っているのでしょうか。
大流行したらこの記事は削除します(マテ
SSDに限らず一体型PCや一体型ドライブはお勧めしない
結構昔の話ですが一時期流行ったテレビデオを御存知でしょうか。テレビの上や下にVHSのカセットを入れてそのまんまビデオを再生したり録画出来るテレビです。今は全くと言って良い程見ませんが、パソコンも似た事が言えます。
見た目の良さや設置場所の都合など有るかと思いますが、修理費用は分解の手間賃という工賃が含まれます。液晶が故障するとパソコンを分解し、マザーボードを外すという罰ゲームのような作業になりましょう。当然高額になります。
いつものように話が逸れましたが、光学ドライブが1万円、HDDも1万円とします。構造にもよりますが、A4サイズのノートならどちらも交換作業は似たようなもので作業料込で各2万円とします。
しかし、光学ドライブに1万円程度のSSDが合体してしまうと、メーカー側ではそのデバイスを分解出来ない為、丸ごと交換する事に。2万円で済む所が3万円、SSDが3万円分の容量なら光学ドライブがちょいと読めない(レーザーが弱い)程度でも修理代は5万円という計算になるわけです。
私が修理現場に居た当時、最も嫌な見積がオンボードメモリのノートのメモリ不具合。オンボードとは読んで字の如し、メモリがマザーボードに載っており外れない構造。溶接されているため勝手に分解するわけには行かず、128MBのメモリエラーでマザーボード交換し見積が10万円超えなど普通に有りました。
メモリがマザーボードと一体型で無ければメモリ交換。やはり構造によりますが、ボトムケースのネジとフタを開けて交換するのみなら作業費用はHDDより安くなるかと。当時のノート用128MBメモリが高く見て2万円としても作業費込で3万円。一体型の為に故障すると7万円も多く出費する事になるのです。
最近はネットブックやタブレットが多く売れているようですが、これらも小型や薄型のためオンボードになっている箇所は多く、故障した場合は使い捨てるつもりで使用するか、有るなら長期保証に入るべきでしょう。
私の結論としてはHyDribeは無しですが、来年以降ブルーレイ市場やSSDの価格がどうなっているかは判りません。が、記憶の片隅に置かれた方がよろしいかと。
思い切り脱線しましたが、小型化の為は結構ですが、レッツノート並に特殊な設計にしなければ、やはり無し。そのためのOEM(PCメーカーがサポートする市販では無い製品)と思われます。
SSD単品の値下がりを待ちましょう。
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