PCメーカーや製造元各社からタブレット発表祭り。
まだ有るだろうと待っていたものの、タブレットPCを製造出来るイコール大手。5月末に台湾で開催された「COMPUTEX Taipei 2010」で出尽くしていたようです。おそらく取りこぼしは無いと思いますが有ればタレコミ下さい。次回のまとめで使わせてもらいます。
BTOパソコンを買うか、それともタブレットか?という、最近このブログだけで流行りのカテゴリに困った苦しい内容です。
デルのタブレット、Streak(ストリーク)は海外で7月発売
デル Streak タブレット、米国ではロックなし500ドル
http://japanese.engadget.com/2010/06/02/streak-500/
残念ながらかどうかは知りませんが日本ではまだ先のようで。
米国内向けには7月から、デルのサイトでSIMロックフリーのモデルを500ドルで販売
以前からEngadgetで新情報が上がっておりましたが、それらを脳内まとめすると、機能としてはiPadより若干多めのUSBやWebカメラ搭載などで画面が小さい。OSはAndroidとの事。
手の高さから落下させてぶっ壊れる日本のiPhoneや海外でも同日に壊れたと報じられているiPhoneとは違うようです。
強度に感心するというよりここまで突かれると引きます。
iPadとの違いはロック無し(SIMロック、携帯電話の会社に縛られない)で、端末を作る方のDELLで無くともアップルなど拡販出来た方が良いと思うものの、大人の事情が有るのでしょうか。日本でもSIMロック無しに期待しております。私はもちろん要りません。
MSIがタブレットとリブレットもどきを発表
MSI、2種類まとめて行きます。
MSIがタブレット端末「WindPad」を発表 - GIGAZINE
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20100531_msi_windpad/
MSI、キーボードと手書入力両立のノートPC発表 - Computerworld.jp
http://www.computerworld.jp/topics/bg/183189.html
タブレットやノート型PCより別の方へ目が行きそうですが、そういう人はGIGAZINEで動くお姉さんがYouTubeなので思う存分どうぞ。一応その動画とはこれとこれ。
MSIと言えば私がこれを書いているPCのマザーやグラボもMSI。要するにサイコムが使っていたわけですが、自作ユーザには有名なメーカーです。
ASUSやAcerはネットブックで知名度が上がったもののMSIは今一知れていない気がするので一応。
年内発売予定と有りますが、これも残念ながら海外の話。
- WindPad 100:Windows7 499ドル(約4万5700円)
- WindPad 110:Android 2.1 399ドル(約3万6500円)
元記事のインタビューでは、動きが非常に緩慢(かんまん)と有り、写真や動画を見る限りではやたら分厚い印象が有ります。
何か出せど、いつもパッとしない印象の有るMSIですが、パッと散ってしまわないよう祈るだけはしておきます。
見出のリブレットとは東芝の事。ITmediaの記事に有る写真が解り易い。
左の写真のみでは妙なキーボードと見えるものの、右の両開きタブレットと同じパソコン。キーボードが下のディスプレイに表示されているという変り種。8月下旬発売予定で何と12万円以上するらしい。
MSIは価格で勝負でしょうな。
ASUSのタブレットはCore2搭載、タブレットもどきは販売中
2つまとめて。こちらは発売日未定。
アスーステック、12インチのタブレットPCを披露 - Computerworld.jp
http://www.computerworld.jp/topics/bg/183190.html
どこかで見たこれは6月17日より販売中。
ASUS、10.1型の回転式タッチ液晶ネットブック「Eee PC Touch」
http://bcnranking.jp/news/1006/100609_17341.html
ネットブックの画面が回るPCと言えば、今年の始めからHPが既に販売しており、私もこのブログ記事内でネタにして「これはない」など書いた記憶が有ります。
しかしASUSは液晶が逆を向いた上に畳めるというタブレットもどき。これは来るのか?と思えば、パナソニックのレッツノートが同じ仕様。
Let’snote CF-C1がパナソニックより6月25日発売予定 - PC PRESS
http://pcpress.jp/pc-release/panasonic/2010-06-16/letsnote-cf-c1-190
但しパナソニック(レッツノート)は受注生産となっておりBTO状態。
MSIもそうですが、ASUSも台湾を中心にノートパソコンのベアボーン(本体丸ごと)を製造するメーカー。多少こけても痛く無いのでしょうか。
本格的なタブレットの方は、他のタブレットがAtomなど性能の低いCPUを採用している事に対し高性能なCore2Duoを搭載。用途不明、何に使うのかさっぱり分かりませんがネタとしては美味しいので日本での発売を期待しております。
その他、具体的では無いタブレット型PCのリリース予定
一般では販売されないようですが100ドル(約1万円)でタブレットPCを製造し、2012年には開発途上国の子供向けとして提供。
非営利プロジェクトと有りますが、普通のPCベンダーでもCPUやチップセットのブランドをインテル様などにしなければ、近い物が出来ると見ます。
100ドルPCプロジェクト、安価なタブレット目指し提携 - ITmedia News
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1005/28/news024.html
こちらは驚きの高額と勝手に予想しますが、ソニー様の御VAIO(おそらく)。
ソニーがAndroidタブレットを発売する見込み - GIGAZINE
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20100531_sony_android/
Googleと組んでTVをやろうとしたり、ソニーもパソコン業界にはまだまだ本気。デザインやセンスはVAIOでしょうな。タブレットもポケットに入ったりするのでしょうか。
ラストは日本で実際に買える激安タブレット。
格安Androidタブレット「EKEN M003」日本で発売 - GIGAZINE
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20100625_eken_m003_android_tablet/
思い切りiPadのパクリによる劣化デザインですが実売約18千円。
あきばおーで予約を受付けており、解像度の低い EKEN 001と002は約12千円。性能(仕様)にやたらクセが有るので自称初心者ならやめておきましょう。
iPadやiPhoneの派生用途が無ければタブレットは来ない
タブレットが祭りになっているわけはiPadが実際に売れており、徹夜どころか数日前から行列一番乗りを大袈裟に報道している為。
実際に使っているユーザはiPhoneでも楽しんでおり満足しているようです。私はいずれも持っていないけれどtwitterを見ていれば納得。
以前書いたiPadが販売好調だからタブレットPCが来るとは短絡的の記事から見方は変わらず、iPad(iPhone)が売れている理由はアップルの提案、アプリケーションやAppleブランドによるもので、タブレットPCに需要が有るのでは無くジョブズのパフォーマンスとアップルの発想に皆興味が有りお金お金システムに協賛しているわけです。
コメント戴いている通り、開発者でさえ審査有り通れどピンハネされても魅力有り。それは板PCでは無くアップルの出し物が便利であったり楽しいからという理由。
iPadやiPhoneからタブレットならではの使い道が拡がり需要も増えるなら徐々に売れるかと予想しますが、Appleデバイスの提案が止まらず進化し続けるとタブレットは全部iPadやiPhoneもどきとして出て消えるを繰り返す事に。
アップルストアやフリーのアプリ以外に板デバイスへの需要が出なければ時期尚早と思うものの、その時期を逃すとまずいため発表はするものの発売時期は不明が多いのでしょう。
アップルの牽引で板装置の市場独占が強いか、別の用途が一般に強まるか。
Appleが独自路線で突っ走ればパソコンはセーフ。タブレットでパソコンの用途が混ぜられるとBTOメーカーは今後更に厳しくなるやも知れません。
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