Windows8発売から1ヶ月少々。
10月26日に出た新Windowsは、東芝やNECなど有名メーカーでは秋冬モデルをほぼ全て8採用仕様で発表や発売しておりますが、家電量販店では7仕様の型落ちPCが安い為に売れていないとの言い訳をしておりました。
本日は本来更新休止日の為、短めに参ります。
海外ではWindows PCの販売数が1ヶ月で21%減少
ソースをロイターより。
ウィンドウズ搭載PC、ここ1カ月の販売は21%減 | Reuters
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE8AT01T20121130
海外の調査会社、NDPグループの調べによるとタイトルの通り21%減少。これはWindows7や8という分け方では無く、Windowsパソコン全体の販売数が前年比で2割くらい落ちたという意味。
どのような見方をされているかはこちら。
10月26日に発売した新OS「ウィンドウズ8」の売れ行きがさえないことを示唆する結果となった。
マイクロソフト曰くの4千万ライセンス売ったはライセンス数の事。しかもメーカーへ卸したとかアップグレードも含まれていると見られており、新規のPC販売とは限らない。
前年比はデスクトップとノート(ラップトップ)も分けられております。
10月26日の「ウィンドウズ8」発売以来、「ウィンドウズ」搭載ラップトップの販売台数は前年同期比24%減、デスクトップの販売台数は同9%減。両方合わせて21%減
日本は海外より比較的ノートPCの使用割合が高いと記憶しておりますが、海外でも一般PCユーザはノートが多いのか24%も減少。デスクトップPCユーザは日本と同じ属性、ややマニア寄りと考えると、憶測ながらWindows7が選択し易いのかと。
調査会社NDPの偉い人曰く。
まだ発売後4週間しかたっていないため、PC市場の弱さの原因がウィンドウズ8だと決めつけるのは尚早ではないか。(中略) ただ、ウィンドウズ8が販売の弾みになるとの期待が実現していないことは、明らかなようだ
多少でもパソコンに興味有る人なら8の使い勝手の悪さを知っており、一般PCユーザには良く解らないWindowsが8。現Windowsユーザなら自分が持っているWindowsとは違うと感じ腰が引けて当然。
以上、海外の調査では有りますが、1ヶ月で前年比を公開した情報は初めて目にした為、速報と称してネタにした次第。
国内のパソコン出荷台数を見るならJEITAで比較
日本国内の出荷台数を月別で見るならJEITAが継続で公開中。
2012年度パーソナルコンピュータ国内出荷実績 - JEITA/統計データ
http://www.jeita.or.jp/japanese/stat/pc/2012/
上の一覧、11月の列へ数値が入る予定。時期は過去の実績から予測すると、11月分の公開は12月24~29日頃。
但し、これにはアップルが含まれておりWindowsパソコンとは限らない。しかしMM総研のデータによるとアップルのシェアは5%程度。
MM総研はDELLなどが入っているけれどJEITAには入っておらず、それらを踏まえてもJEITA統計のアップルシェアは10%行かないとすると9割以上がWindowsと見てよろしいかと。
ロイター発NDPの数値を当てはめると、ノート型76%、デスクトップ91%。前年比なので海外とは違うと思うけれど、近い数値が出そうな気がしております。
デスクトップの割合がユニットコムやエプソンなど通販型に偏っているなら、デスクトップは上がるかも知れないけれど、NECなどと比較すると規模が違う為、それは無いか。
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