Windowsバージョン解析更新。
Windows 7サポート終了から4ヶ月目となる2020年5月。特需終了と反動減により今年は動きが小さくなるかと思えばそうでもなく、Windowsがほぼ10一色になる日もそう遠くはなさそう。
1ヶ月間の集計よりWindowsシェア。
アクセス総数をGoogle Analytics(以下、GA)より。
またモバイル用Google検索のトップに表示されたのでしょう。アクセス数は一昨年から順調に落ち続けております。
Windowsバージョン別の利用率
GAより、Windowsのバージョン別シェア。
10の90%到達まであと1.51%となっております。
8系の4%切りは今回が初、7の8%切りも初。8は発売が2012年10月なのでリリースから7年半も経過しているという。ちなみに7は2009年10月なので10年半も前。
推移。
順調の伸びる10とペースを崩さず下がる7。
コロナ騒ぎのテレワーク需要か、JEITAによると4月のPC出荷台数が前年並に多かったらしいので、もしかすると1ヶ月後の6月集計分で10が9割超えるやも知れず。
前月との差。
直近3ヶ月の10の増加率が以下。
- 3月:+1.55%
- 4月:+1.18%
- 5月:+1.28%
6月にプラス1.51が来る可能性はありみ。※10が90%達成
世界シェアをStatConterより。
ブレなのか10が微減で7が微増。これでは今回は何とも言えない。
フォーキャスト。
日本(当サイト)と世界(StatCounter)が開きが大きく。
この現象は、世界シェアの10移行が遅いというよりも日本のセキュリティ意識が高いのだろうと憶測。
SNSのデマと検索結果で知った気になる時代
端末別の当サイト5月分アクセス。
ここがBTOパソコン.jpなのでPC率が高く出ており、他の一般的なサイトでは既に逆転しているところが多いはず。
今や猫も杓子もSNS、特にキッズはスマホでインスタ。そういう使い方を否定はしないし肯定も何もしないけれど、あの狭い画面に目をつけたGoogleがジャブジャブやり放題。
原因は、Google検索で何かしらの単語を検索した際に、検索結果ページに表示された情報を見て満足し、サイトページをクリックせずに終わる「ゼロクリック検索」にあります。
個人サイトとしてはあまり関係ないけれど、検索した時点でWikipediaの情報をスクレイピング(パクり)で表示し、それを見ただけで解った気になる人が増えている印象。
例としてこういう流れになっているのでは。
- BTOで検索
- 受注後に生産すること
- 「BTOパソコンとは完成前なのか」
- 「もう理解した・・・ここで売っているのか?」<広告ポチ
さすがにWikipediaのあの情報量は全部読む気にはなれないものの、その一部をパクって完結させて広告特盛がGoogleのナウ。
Wikipediaにアクセスするユーザが減ると、例の寄付してくれくれ商売も減収するだろうし、Wikipediaがやめてしまえば良くわからないSEOもどきのクソサイトが上位表示されたり、ゼロクリック対象サイトのアクセスも落ちてしまう悪循環。
加えてSNSで流れる情報を鵜呑みして炎上に加担。収益化が困難となった大手専門メディアの閉鎖。これらが今後増えて主流となれば、人が得る情報と知識はデマと付け焼き刃となり、極端に言えばGoogleと各種SNSへ直接+間接的に金払う=インターネットに。
無理にパソコンを使用して検索しろとも言わないけれど、視界に入る情報量の多さと操作性の高さは、モバイル端末の大きさの限界と読める文字の大きさにも限界があるのだからPC有利。
何が言いたいかは、パソコン=仕事用、モバイル=プライベート、と切るのではなく、外=モバイル、家=パソコン、のように使い分け、Googleに騙されずSNSに溺れず、を若い頃から覚えておいた方がよろしいかと。
若者「うっせーな老害」が脳内再生余裕。
>10の90%到達まであと1.51%
本来なら第2位に8.1が入るべきところ、7が約2倍で2位は諸行の無常を感じます。アクセス数ですから世間のPC販売台数と正比例はしないものの、来月には90%に到達する確率が7割くらいでしょうか。
>ゼロクリック検索
あれ無駄にスクロール距離が増えるうえに必要な情報が書いていないから邪魔なので消して欲しいのですが、Googleの方針からすると1年~2年くらい継続するでしょうね。消せというフィードバックが1億件くらい集まれば廃止してくれるやも。
ただし消して欲しいと思っている自称PC上級者の9割はフィードバックをひとつも返さないのは世間の常識。