パソコンのクリーニングに使うホコリの吹き飛ばし用品を比較。
一般家庭では主にスプレーが使われており安価なものの風力は弱め。修理現場はでかいエアコンプレッサーが有り風力はかなり強いけれど高価で超騒音。先日、エアブロワーという機器を見掛けたので購入。
威力と騒音を撮影したので動画で比較。
安価でく風力が強めなハンディブロワー(EBL-500V)
なぜ今更ハンディブロワーか。実は私はこの機械の存在を知らず、以下の記事で初めて知った次第。
50cm先のiPhoneを風圧で倒せる「マキタブロワ」でPC掃除-GIGAZINE
http://gigazine.net/news/20120309-makita-blower/
iPhoneごとき吹けば倒れるだろうと思ったものの、Amazonのコメントが冴えておりGIGAZINEが買ってみた理由に納得。
- スプレー缶タイプのダストブロワーの倍近い風量
- 風量「6」の時は特に持ち手が捻られる感覚があります
- 耳鳴りがするほどの爆音になります
レビューされているマキタは私でも知っているくらい有名なメーカー。価格を見ると約5千円。威力により5千円は安いと思うけれど、冗談で買うには高過ぎ。
というわけで安物かつ評判が良い物を検索し、これを購入。

source:Amazon.co.jp: E-Value ハンディブロワー EBL-500V: DIY・工具
評判と価格以外に見た箇所は性能。
数値の左はマキタ、右はEBL-500V。
- 回転数:8500~16000・・・3500~13000(回転/分)
- 風量:1.3~2.4(立法メートル/分)・・・2.6(リットル/分)
- 風速:44~78・・・0~76(メートル/秒)
騒音と強さは同じくらいと判断。
エアダスターとクリーナーとブロワーの風力と騒音を比較
エアダスターとハンディブロワー、大きさ比較用。

スプレーは一般的な大きさの物。エアブロワーは女性の力でも片手で持てる大きさと重さ。ブロワーの電源ケーブルは短いので延長前提。
その他のイメージも撮影したのでどうぞ。

エントリーナンバー2、ハンディクリーナーはこちら。

昨年、私が病院へ出張寝泊まりサービスした際に差し入れて貰った物で、実売3千円くらいらしく結構強力。家庭用の小型掃除機で数千円くらいの中国製と同じ吸塵と騒音レベル。
特徴はホースを排気に取り付けると噴射になる仕様。

持ち手の逆から吸気。オレンジ色のケースに集塵、その逆側面から排気しており、フタを外しアタッチメントを取り付けるとホースが横から伸びるわけです。
これら3種類の比較を動画にて。音注意。
エアダスター(スプレー)は持った感じで残量が約3割くらいまで減っており、しかも外気温10度という寒さで30分くらい放置していた為、夏場の新品よりはかなり風力は劣るかと。新品暖かめなら接近5cmくらいでCPUファンが回ると予想。
掃除機の噴射は噴出用の細めなノズルのおかげで威力がやや高くなっており、 10cmくらいまで近付けるとファンが回転し始めるくらいの強さ。
最後のエアブロワーは
- 弱・・力はエアダスター程度。ドライヤーの「強」程度の騒音
- 中・・クリーナーより強く、同じくらいかそれ以上うるさい
- 強・・30cm以上離れてもファンが回転、体感100デシベル
強にすると想像以上の風力と騒音。5分くらい連続運転すると苦情が来てもおかしくない程の音量になるので、マンションなど近隣が壁や床や天井越しになる室内では短時間にするか外に出ましょう。
マキタブロワーのAmazonコメントやGIGAZINEのように書くと
- スプレー缶タイプの2倍どころでは無い風力
- 下手にターゲットから逸らすと色々な物が吹き飛ぶ
- 強にすると普通の声量では会話が難しいくらいの騒音
- 電源が上部のスリムケースPCなら、支えていなければ倒れる
- ノートのキーボード掃除で近付け過ぎるとキートップが吹き飛びそう
持つだけなら簡単なものの、強の片手持ちでターゲットに近付け過ぎると横への力を若干感じる為、パソコン相手に噴き付けるなら安全に両手持ちがお勧め。
しかし両手で持つとファン類が固定出来ず破損の危険。というわけで、普段は割り箸を片手にスプレーしておりますが、以下のように固定しクリーニング。

電源はパソコンを倒して割り箸を突っ込みブロワーで噴射。
人に向けるとメガネが吹き飛ぶくらい強いので取扱には御注意有れ。50cm先のiPhoneが倒れるどころでは無く、滑って行きそうな勢い。
エアダスター、ブロワー、コンプレッサーで比較(まとめ)
Amazonのコメントを見ると消耗するエアダスターを購入するより経済的と書かれており、確かに2~3年で元は取れそうでは有りますが、個人的にはスプレーに劣る点が気になっております。
スプレー、掃除機、ブロワー、コンプレッサーを分けると
- 風圧・・スプレー、コンプレッサー
- 送風・・掃除機、ブロワー
上は水道の蛇口、下はそうめん流しの水。水道なら口を塞いでも水は圧力で出て来るけれど、流れている水は障害物が多くなると勢いが弱くなる違い。
ブロワーの風力や風量は凄いと上で書いて来たけれど、ノズルが大きく、小さくすると勢いが弱まる送風の特徴。
ヒートシンク(CPUクーラーの銀色の金属)のような小さな隙間にはスプレーの方がピンポイントで風圧が掛かり、広域になるブロワーの送風では弱め。
コンプレッサーは所有しておらず実物を出せないけれど、私が現場で使っていた物はこのような感じ。
- 重量数十kg、横幅50cmくらい、台車一体型
- 空気圧を高める際の騒音はブロワー以上
- PCクリーニングとしての風圧は最高クラス
- 準備以外に水抜きなどメンテナンスが面倒
- ノズル先端の直系は細めのストローくらい
修理現場では毎日少なくとも数十、多い日では数百のパソコンがクリーニングされる為、朝準備して夜落としておりましたが、一般家庭で1台のPCを数分掃除する為には難点が多過ぎ。
今回試したブロワーはコンプレッサー並の風が出るけれど集中攻撃は出来ず。噴出を塞ぐと風は出なくなるので、ケース内全体のホコリを飛ばすなら良いけれど、こびりついた細かい所ではブロワー不利。
スプレーで部品の隙間を吹き、圧力が低くなった際にブロワーで全体を吹き飛ばしつつスプレーを温める、という使い方がよろしいかと。
ブロワーに細口のノズルを付けたら良いかも知れないけれど、そこまで気が付かなかったので購入しておらず、機会が有り次第ネタにするので今回はグダグダになり失礼。
ちなみに動画の音量は自動で調整されていると思われ、実際のボリュームは格段に違う為、耳で聴くのでは無く心で感じましょう。
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