DDR3の主にデスクトップ用、SDRAM。2011年1月現在の話。
昨年末に1GB単価が千円を切りそうで唖然としていると更に下がり続けており、現在は1GBあたりの単価が何と800円割れ。5~6年前の人間に言うと一桁間違えているだろうと笑われそうな価格まで下がっております。
1GBは既に終わっており2GBも終了と思える4GBメモリの事。
取っ付き易くBTOパソコンで言うと、標準(カスタマイズ前)の構成ではメモリ容量が2GBになっている事が結構多いかと思います。思いますというか多め。
- メモリ:2GB DDR3 SDRAM PC3-10600
安い構成では上のような書き方になっている事でしょう。標準仕様を安く見せる為で、足りないならカスタマイズしろという事です。
ここで枚数が1GBx2枚の2GBなら確実に処分中。
スロットが1つ潰れるため増設する気が有るならやや勿体無い状態ですが、2GBx1枚でも相性を考えるとx1枚は外して考えた方が安全。
しかし今後増設するなら2GBさえゴミのようになってしまうやも知れず。ノートは知った事では無い為ここから下でDDR3とか2と書けばSDRAMの事として。
DDR3は8GBで6千円を割っている
正確にはPC3-10600の4GBx2枚セットですが、一般人が2011年現在使うメモリは約10600MB/s規格。そのまんま転送速度を指しております。
一時的なアキバ祭りやツクモのような数量限定処分なら相場として無視ですが、定期的にPCwatchが現地調査をしている価格推移より。
メモリ最安値情報(2011年1月15日時点) - AKIBA PC Hotline!
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20110115/p_mem.html
確実では有りませんが1週間毎(時々2~3週間)で調査されており、秋葉原で無くとも通販のショップも合わせて来る為、送料込で一覧と同程度。
他にDDR2やDDR3のPC12800、価格の推移グラフも有る為、気になるならリンク先をご覧有れ。
1GBは価格コムで検索すると取り扱い店舗というか在庫しているショップが限られて来ており、上の表でGB単価を計算すると判るように2GBさえ終わりそうな価格。
2GBと4GBの最安で1GBの単価を出すと。
- 4GB・・約746円/1GBあたり
- 2GB・・約962円/同上
丁度私が12月27日頃にDDR3の2GBx3枚セット、1月4日頃に2GBx2枚セットを購入しており、いずれも1GB千円を切るかどうかという価格。4GBも一応見ましたが予算オーバーと今はまだ要らないとしてスルー。
しかし良く考えると、今後いつか64bit版Windowsへ移行するなら、今4GBx3枚(x2)が正解だったかも知れないと気付きました。
DDR3メモリ搭載マザーなら最大搭載容量を確認
DDR3はマザーボードの規格で言うとLGA1156、1366、今年早々に出た1155もDDR3です。CPUで見るならインテルの青いシールでCore i7、i5、i3が該当。
白でPentiumや黒のExtremeも有りますが、そのような構成ならユーザが仕様を知っているだろうとして自分で見て下さい。
例として私がプライベートで使っているPCのマザーボードを検索。
source:ASRock > 製品紹介 > X58 Extreme3
右下の青白6本がメモリスロットで現在2GBが3本挿さっており空きは3本分。物理的にはプラス3枚挿さるという事ですが、2GBを取っ払うなら6枚行けます。
何故かメモリの最大容量が見当たらず、キーワードを付け加えて再検索すると、ASRockの日本代理店マスターシードのX58 Extreme3ページに最大24GBと書かれておりました。
24GBを6スロットでは4GBx6枚。最大まで載せても2万円行かず。
一応インテル様の御公式でCPUの仕様も拝見。
source:Intel Core™ i7-950 Processor (8M Cache, 3.06 GHz, 4.80 GT/s Intel QPI)
念の為という事で、注意するCPUはAtomなど最大2GBの仕様も有るので、やたら性能が控え目なら一応見て損は無し。当サイト全ページ一番下(ARK インテル製品検索)でリンクしております。
では今から4GBx6枚を買うかと言えばもちろん必要無し。
- Windows XPの32bitなので実質最大3.数GB、OS管理外
- RAMDISKの使用量は約2.8GB中、700~1500MBくらい
- Windows7の64bit版を購入する予定が未だ無い
いつが買い時か待ちとして考えると。
- 速度の速いPC3-12800が並行して更に安くなるかも知れない
- IDCのDDR3は2月まで値下がり続ける(キリッ を信じる
- 約2.8GB以上もRAMDISK容量を使う用途を考えた後
用途が先、必要なら、が私の考え方。
64bitOSの移行よりも可能な限り32bitで延命したい為、RAMDISKくらいしか二桁GBメモリなぞ使い道無し。メモリの転送などHDD以上に体感不明な為、気にした事も有りませんが大は小を兼ねるとして12800MB/s品の値下がり待ちも粋。
IDCの2月までという予想は中国の旧正月に掛けており、正月明け直後は里帰りした工場の人間が帰って来ない為に生産数が落ちる->若干値上がる、としているのかも知れませんが私の妄想です。
使い所として最も適していると思う用途は、映像関係、グラフィックの編集やエンコードなど派手にやらかす業務用としてメモリは大量に盛っておいた方が良いかも知れず。
フォトショップやイラストレータなど複数同時起動でキャッシュを各4GBなども夢ではございません。私は素人なのでGIMPですが、先日購入に付き合ったデザイナ見習いのPC用に勧めて見ようかと。
用途としての高性能PCは完成しつつ有るかも知れない
まだストレージ(SSD)の値下がり大容量化と、回線速度の問題が有りますが、パソコンのハードウェア性能としては体感による限界、最高性能に近付いて来ているのでは無かろうかと。
インテル信者な為やや偏ります。
- CPU:27千円ですごいやつ、Core i7 2600K
- マザー:普通のマザーでも1万円前後で各種
- HDD:2TBが7千円前後
- モニタ:23インチのフルHDが2万円切り
- 光学ドライブ:ブルーレイ要らない派のDVDで良いなら2千円
- カードリーダー:90in1で1500円など
- メモリ:24GBでも2万円切れる
- 電源:3千円でも450W以上で結構良品
グラボはピンキリ、ケースは価格維持にて進化中なため触れませんが、3Dゲーマーや自作PC変態では無いなら、SSDの値下がりによりHDDを過去の物として体感最速の日が近付いているやも知れません。
私が仕事手伝い用に使っているSSD付きCore i3 560機はSSDとRAMDISKの設定ですが、日常業務では回線速度以外で待つ事が滅多に無く。
速度を気にせず、今4GB特盛りに用途が有るなら最大まで盛ってしまっても良いかと思う次第。単純な話ですが、私のプライベートPCでは最大24GBのため、8GBメモリが出ても4GB並に値が下がらなければ意味無し。
転送速度が体感で判らないと言い切っている理由
個人的にでは有りますが、PC2-3200と4200の違いが全く判らなかった為。
理論値で単純な計算をすると、約1.3倍の違い判らない人間が1.2倍の違いは判らない。私が鈍感なだけかも知れませんが、現状数千円程度しか価格差が無いとしても上を選ぶ意味はベンチマークの自己満足以外に価値が薄い。
約6年前、DDR2が出た当時の価格で言うと1GBは約2万円。現在は1/20以下まで下がっており、半年前と比較しても半値というまさかの大暴落。
搭載出来るメモリの最大容量なぞ気にした事が無かったものの、クリエイターやRAMDISKマニア、自慢のネタとして一度仕様を見ておいて損は無いかと。
注意する事はBTOパソコン、メモリのカスタマイズ価格
価格の下落が激し過ぎて在庫金額と売価が合わず、メモリは上げる程に高額という現象も見られる為、量産系BTOメーカー(DELL、HP、マウス、フロンティア)では注意しましょう。
逆に自作系BTOのサイコムでは、未だに1GBx2枚を「無し」にするとマイナス5520円という面白い事になっております。
自作PCでは2枚セットと3枚セットを1枚単価で比較
私のPCの例ではメモリはトリプルチャネル、3枚セットで購入が普通になりますが、6枚なら2枚セットを3セットという買い方も有ります。需要はデュアルチャネルの方が多いと思われ、売れる物は安くなる法則。
デュアルでも現在2GBx1枚なら相性博打になりますが、取り外さずに3枚増設という手も有ります。BTOメーカーの例でいうと、ドスパラやツクモ、パソコン工房系ではパーツの単品販売も有り、バルクという違いは有るかと思いますが、同品を選べる可能性が有りやや安全。
64bitOSの普及でメモリが大幅に値下がり、というニュースも出そうですが、認識すれど使われなければ意味は無し。今無理に増設する必要は全くございません。
>今年早々に出た1155もDDR3です
P67の仕様を見ると32GBに対応してるのが多いですね。
8GBモジュール×4枚がやれますなw
>速度の速いPC3-12800が並行して更に安くなるかも知れない
これも4GB×2枚が8K割ってるんですよね。
>大は小を兼ねるとして12800MB/s品の値下がり待ちも粋
確かi7 950の要求というか仕様はPC3-8500(DDR3-1066)動作なので、BIOSで何もしない限りPC3-12800(DDR3-1600)のメモリを積んでも8500でしか動作しないと思うのですよ。
CPUと共にBCLKを上げるか、直接メモリの倍率上げてやらない限り、12800付近で動作してくれなかろうと。
つまり、オーバークロックこそ正義って事ですね。わかりますw
>8GBメモリが出ても4GB並に値が下がらなければ意味無し
現在、おおよそ1枚で4万円なりィーw
>約1.3倍の違い判らない人間が1.2倍の違いは判らない。
それはどちらかと言うと、ソコじゃなくて、当時はストレージ(HDD)の速度が100MB/sすらいってない時代だから、そこがボトルネックになって感じ無いだけじゃなかろうかと言ってみる…
>RAMDISKマニア
オマイら、メモリを買うならその前にひとつだけ言っておくっ!
自構成でRAMDISKが出来るかどうか必ず確認してから買うんだぞっ!
16GB買ってから動作しなかったとか恥ずかしいからなっ!
まあ私のことなんですが。
>未だに1GBx2枚を「無し」にするとマイナス5520円という面白い事
なにその自殺行為w さすがSycom!未来に生きてるわw
いや、関係無いと思うんですけど1月19日から受注停止してる件。
なんでも生産能力を超える注文でヤバイそうなw
>デュアルでも現在2GBx1枚なら相性博打
>バルクという違いは有るかと思いますが、同品を選べる可能性が有り
メモリは相性保証付けて買うのが一番の保険じゃないですかね。
たかだか数百円ですし、ドスパラならタダでしたっけ?
>今無理に増設する必要は全くございません
BIOS上でだけで16GBな32bitXPな私がそう思うからそれは間違いない(キリッ
LGA1156、1366、1155、さらにAM3も無視してAM2+で、Bulldozerまで待ちの状況です。
安いうちにメモリーだけ買おうかと思ったんですが、大量買いしたメモリーが相性で使えなかったら目も当てられないので、むなしく傍観しています。
次期OSはさすがに64BITを選ぶと思うんですけど、ソフト側も64BITで動作するだけでなく、特盛りメモリーを使い切ってくれるようになっていれば良いんですけどね。
いくらメモリーを盛ってOSが認識してくれても、肝心のソフトが使ってくれないのなら意味有りませんからね。
最近「仮想メモリ」という言葉をとんと聞かなくなりました
Windows Vista~7では、XP以前よりも使い方が上手くなっているらしく、4GB以上の大容量メモリを搭載していても、無効にしない方が良いという話がありましたね。具体的にどんな場面で良いのかは、誰にも説明して頂けませんでしたが
>X58 Extreme3
>何故かメモリの最大容量が見当たらず
ヒツジ先輩がお貼りのASRockリンクページ内、左にある「製品の規格」で確認できます
こちら
http://www.asrock.com/mb/overview.jp.asp?Model=X58%20Extreme3&cat=Specifications
最高対応値: 24GB、と
私PCの8GB環境では、試しに入れたまま惰性で使用中のI-O DATA製「マッハドライブ」に1.5GB分(SSDx1:512MBx1、HDDx2:512MBx2)を割いていても、まだ使用率は半分に満たない状況です
メモリは枚数が少ない方がエアフロー的にも、発熱源の少なさ的にも良さそうですから、2GBx4の現在、4GBx2に乗り換えるかやや後ろ向きに検討中です
ここ数日間メモリをどこまで使ってくれるかログを取っていますが、瞬間最大使用量で1204MB。これを書いている現在は854MB、内Firefoxが約420MB、同じくGoogle関係(IMEやIMEとか)が100MB強。
メモリは足りなくなった時に増設が正解でしょうな。
しかしメモリの価格がどこまで落ちるか、いつ上がるか気になります。
8GBモジュールまで値下がりし始める時が来るなら安心。
使うメモリを2GB、RAMDISK4GBにして頻繁に使うソフト丸ごとインストールしようか考えておりますが、使用頻度の高いアプリケーションは怖いという矛盾。
値上がりしそうなら4GBx3枚足して18GBにするやも知れませんが、過去にメモリの価格が2倍以上に値上がりした記憶が無いため、やはり下がり続ける、または容量が8GBに上がると見ます。