バックアップ用HDDが突然故障。
Windowsで作業中にパソコン内の音が何となく変化した気がして耳を澄ませると、HDDがスピンアップする(電源が入り回転し始める)音が聞こえ、しばらく音を聞き続けると断続的になった後に音が消えた。
電源かHDD故障の可能性。
Seagate製HDDが製造から10年で故障したので追悼
Windows上から見た電圧は正常。
デスクトップPC用の3.5インチHDDはコントローラが+5V、モーター駆動用が+12Vのはずなので+12Vが大きく下回るようならHDDの回転失敗はありえない話ではないところどう見ても正常。
という事はHDD側の問題であり、購入から1年半の東芝4TBが逝っていない事を祈りつつコンピュータを開いてみるとSeagate製の250GBが昇天された模様。
居ない、Dドライブ消失。
本来の形はこれ。古い画像なのでEとFドライブの容量はスルーで。
source:Seagate製HDD「ST3000」の故障はヤバい壊れ方をする
CからDへバックアップ、EからFへバックアップ。
Cドライブのバックアップ用HDDが無くなってしまった。いつ購入したのか全く分からないほど昔なので寿命でしょう。大義であった、ご苦労。
型番はST3250410AS、冗談でSeagateのRMA(修理交換)申請ページで検索してみたところアウトオブワランティーという当たり前的表示。
いつ頃の製品なのか検索すると2007年6月の登録なので10年モノ。
source:価格.com - SEAGATE ST3250410ASのクチコミ掲示板
2TB未満のHDDをバックアップ用として新品で購入した覚えはないので、おそらく最初はCドライブとして使用した後SSD換装後の余生をバックアップ用として過ごしていたのかと。
私のメインPC初SSDはインテル335シリーズで2012年11月下旬の日付なので、ここからバックアップ用HDDになったならば前半の約5年がシステム、後半5年がバックアップだったのかも知れない。
それにしても10年ももつとは思わなかった、凄すぎる。
憶測だけれども、システム用として使うストレージはキャッシュや仮想メモリとして読み書きが激しいところ、バックアップ用は私の場合1日に一度だけの同期によるチェックと書込なので寿命伸びたのかも知れないと思った。
現状維持はSSDが突然逝くと怖すぎるので、バックアップ用HDDの代替品を考えてみる。
新品HDD購入か不良セクタ出まくるHDD搭載か?
不良セクタ出まくりHDDはこれ。
source:Seagate製HDD「ST3000」の故障はヤバい壊れ方をする
SeagateのSeaToolによる検査と言う名のごまかしにより現在は正常、と出ているけれどおかしいものはおかしいわけで。
しかしバックアップ用ならば少々おかしくともデータさえ無事なら認識や回転しなくなるまで使い倒せばOK。なわけは無いでしょうな。
そこでバックアップ用として新たに選んだHDDがこちら、DT01ACA050。
source:価格.com - 東芝 DT01ACA050 [500GB SATA600 7200]
2012年登録とは意外と新しいですな。在庫あるか心配しつつページを開いたところ、まだ30店舗くらいが持っているようで安心。
「500GBで4,287円はコスパ悪すぎない?」と思ったなら私も思った。同じく東芝の1TBが4,469円、2TBは6千円少々で各メーカー取り揃えておられる。
しかしCドライブのSSDが500GBを超える、1TBになるには用途も価格もまだまだ先の話だと思っており、使わない部分に1円も出す価値は無いとするなら500GBでよろしいかと。
そして最大の利点はNASにもこれを使用している事。右がDT01ACA050。
source:LinkStationのHDD故障で違うメーカー型番の物へ交換
現在、この組み合わせでRAID1のミラーリングが出来ております。
ポイントはLBAという厳密なセクタの数値が同じところで、いずれもLBA976773168であり、おそらくこの数値が1でもずれるとミラーリングできないはず。
右の東芝HDDは昨年の夏購入なのでまだ1年少々、しかし左のWD製品は7年くらい前のモノなのでHDDが経年で壊れる物では無いとしてもそろそろ寿命な予感。24時間営業で相方は6年で逝ったのでなおさら怖い。
ここまで書けば私が何を考えているかお解りかと。
メインPCのバックアップ用に東芝のDT01ACA050を確保しておけばNASのWDでも東芝でもいずれかぶっ壊れた際にNASへ流用可能。メインPCのバックアップ用は容量さえ満たしていれば良いのだから型番やLBAは何でもOK。
というわけで今回も最安のツクモでポチった。
しかも2個である。
なぜ2個かは、メインPC用以外に事務用のサブPCのバックアップ用HDDはまだ生きているけれどこれへ交換しておけば、正常なHDDが1本余るのでいつ500GBクラスが1本逝ってもすぐ復旧可能になるため。
こうすればNAS用の予備HDDが2本になるので一石二鳥。今月はサイバーマンデーならぬサンザイマンスェーなので気にせずカートへぶち込み決済した。
ちなみに冬のボーナスなどは出ない会社なので無関係。なぜか12月は毎年PC関連で散財しまくる法則。
バックアップHDD納品待ち中の不安感が凄い
現在データ用のHDDは4TBであり、さすがに4TBの予備は持つ気がしない。その理由はHDDは経年で容量が上がると同時に中途半端な大容量は価格が下がるが当たり前の流れなため。
しかし、システム用は500GB以上を不要としバックアップ用HDDも500GBで充分とするならもっと早く500GBを最低1つ在庫しておくべきだったと反省中。
不良セクタ増殖はHDD不良としては軽度な方。最近、ここ10年くらい手持ちのHDDが致命的にぶっ壊れた経験が無かったので実感も無かった、HDDの電源入らない、認識しない、クラッシュする、これらが致命的。
回復不可能なセクタが徐々に増えてもフリーソフトによる監視ツールが教えてくれるし、どうするか検討しつつまったりHDD選びは可能。しかし、今回のように突然電源が入らなくなる故障の場合はヤバい。
今、ツクモからHDD納品を待っている数日間の間にCドライブのSSDが突然死しない可能性はゼロでは無く、万一逝ってしまったならCドライブ側のデータが全部吹き飛ぶ。
具体的にはChromeブラウザに記憶させていたクッキーやパスワードを失い、何のアプリケーションを入れていたか判らなくなり、ショートカットなども消えるのでデータ用HDDのどこに何があるかも判らなくなってしまえる。
臨時で不良セクタ産みまくりの3TBをぶち込んでおく手もあるが面倒。面倒とか言い始めると運の悪い事が起こりそう。という不安がありつつ面倒が勝ってしまうのが私。
正直、ここまで怖いとは思わなかった。
SSDもHDDも、USBメモリもSDカードもある日突然故障するもの。そう考えるとHDDは救いのある壊れ方をするだけストレージとしては優秀な方かも知れませんな。
消えては困るデータならバックアップは必ず随時やりましょう。
怖い怖い騒ぐならフリーのEaseUSかAOMEIあたりで4TBの空きにCドライブのイメージ取っとけばいい話だろうと
DISKが届いて用済みになったら取ったイメージは削除してアプリはアンインスコすればいいだけなのでは
不安をやたら強調するわりに使える便利ツールは利用しないのが謎w
面倒が勝ってるからでしょ
システムが吹っ飛ぶのが不安とは考えておりませんね。
「判らなくなり」だけで、消えたわけではないですから。
映像・画像データなら取り返しがつかないので、バックアップ必須とは思いますが。
その故障したHDDを分解してみてはいかかでしょうか。流石にヘッドが剥がれそうになることはないと思いますが念のため。
物理的な作業も無く再起動すら不要な回避策に面倒が勝つようなら、ファッションで不安ぶってんじゃねーよ言われても仕方ないw
基本面倒。
何が面倒かは、私の環境でCのイメージをEへバックアップするとFにも同期してしまうので100GB超えのバックアップを2つ作ってしまう事になり、CからFにするとEには無いならFのバックアップは消される。やるならNASへバックアップする。
で、先月出したアンケートの結果によるとストレージ本数は意外と少なめ。
http://bto-pc.jp/btopc-com/research/strage-research-2017-11-2.html#sec14
私のようにSSDx1+HDDx3とかやっている人は少数派だとするならストレージは1本、またはバックアップ用に計2本とするなら3本目が常時ある人は少ないわけで不安になるだろうとした。
あと、なぜか電源普通に入るようになったので最近は毎日落としております。新品のZ97をそのまんまの価格(2.4万円)で売り飛ばすか考え中。そして今夜HDD来るので取り付け予定。
そういえば故障したHDDを繋げっぱなしにしていると、経験則ですが、起動に失敗する確率が非常に高くなりましたね。特にPOST画面から真っ暗でOS起動までたどり着かないことが多し。むろんOS用のCドライブではなく、データ用のDドライブEドライブなど。
>いつ頃の製品なのか検索すると2007年6月の登録なので10年モノ
私が使用中の500GB-HDD「WD5000AAKS」も、登録日は2007年。用途はソフトのインストール先。また音楽や画像ファイルの置き場。読み込み:書き込み=9:1くらいの割合。今のところ壊れる気配は皆無。
>2012年登録とは意外と新しいですな
それ新しいですかね。2012年といえばWindows8がリリースされた年。私の感覚だとかなり昔に感じます。
>CドライブのSSDが500GBを超える、1TBになるには
私はCドライブの容量はなるべく小さくしたい派。理由はバックアップが面倒&時間が掛かる、デュプリケータでクローンを取るとき余ったHDDを流用したい、など。現状の120GBで全く不満が無い状態。次に買うならせいぜい256GBモデルの予定。
>もっと早く500GBを最低1つ在庫しておくべきだった
それなら2.5インチの外付けポータブルHDDでもひとつ買っておけば安心では。少し割高ですけれど、外付けケースに入っているため保管や移動が楽、ケーブルを繋ぐだけでバックアップHDDとして利用可、外付けケースを外せば内蔵HDDとして利用可、などいざという時の利用価値はそれなりに高いです。基本的にケースは他のHDDへ流用できる点も嬉しい。