先月頃から値下がり滞るSSD価格。
私の事務用サブPCは2年くらい前にインテルの80GB SSD(X25-M)を購入し起動ドライブにしておりますが、今回ついにというかようやくメインPC用にSSDを購入。当時80GBは13千円、現在240GBが14千円。
11月現在の価格を適当に見て参りましょう。
価格などの情報は全て価格コムのSSDカテゴリより。全部にリンクを入れるのは手間なので、検索などはセルフサービスにて。
今回は私のメインPC用SSDの購入も兼ねて調べており、私はマニアでは無いので一般向けとして調べ方の参考になりそうなら流れとしてもお読み有れ。
高速な120~128GB SSDの相場は7500円前後
現在、1GBあたりの単価比較でコストパフォーマンス最優秀な容量はインテルなら120GB、他のメーカーは128GBのSSD。
120GBクラスが値下がりし過ぎ、120GB未満では高く付く上にWindows用のストレージ容量としてもやや不安。
というわけで120GB~128GBのSSDを検索。条件は容量以外に内蔵を追加。並びは価格の安い順。
最安中の最安ならOCZが6千円を切っており、上位8件は7千円を割れております。但し右から2列を御覧有れ。今時のSSDとしては速度が低め。
続いて価格の安い順、11~20件目。
メーカー公称(自称)の連続(シーケンシャル)読み書きが400MB/sを超える物はどのメーカーもだいたい7~8千円。
最大という規定値では有りますが、千円程度の差で半分くらい遅い方を選ぶ理由は無いでしょう。以上より120~128GBの最安相場は7500円くらい。
これは先月末に調べたSSD価格10月版と同程度の価格なので、120GBクラスはこれ以上の値下がりは厳しいと判断。
人気ランキング上位はインテルとプレクスター
容量は後に回し、2012年11月下旬頃に価格コムで人気や売れ筋とされる上位5つはインテル2機種、プレクスター2機種。
1位のインテル120GB、330シリーズは春頃から販売されている比較的安い機種。520シリーズが要らないなら価格差の為にこちらになるでしょうな。
2位のインテル240GB、335シリーズは330の後継で、何が違うかは製造プロセスが20nmになったという程度。335との差が良く解らない先月発売の新製品。
3位と4位のプレクスター製品が何故人気なのかレビューを見ると、標準5年保証と、やたら早いランダム読み書きが主な理由のようで。
まとめで書くけれど、私は今回のSSD購入で保証は5年も要らないと感じており、ランダムが数値上速いとは言え体感出来るとは思えず、そして256GBはインテルより容量が16GB多いものの価格が6千円近く高いのは戴けない。
私はベンチマークの数値を晒してハァハァするより実用や価格重視なので、プレクスターという選択は無いわけですな。
5位のサムスンは興味が無いのでスルー。
メーカーをインテル、120GB以上で再検索し一覧
余程の理由が無ければ、最初からインテル様の御SSD以外を選ぶつもりは無い為、条件をインテルかつ128GB以上で抽出。
インテルで128GB以上にすると自動的に160GB以上になる為。並びは価格コムのデフォルト、価格の安い順。
1、3、4位の180GBは容量の割に高く付いてしまうので無し。5位の240GBは2位の335シリーズより古い割に高く選ぶ理由が無し。
本当は335の発売で330が在庫処分になり値下がりしているかと期待していたけれど、何故か値上がり。これも選ぶ理由が無い。
6位以下は2万円に近付いており、手が出ない価格帯になるので個人的にそれは無いと言える高額さ。
というわけで335シリーズの240GB一択になっておりますが、もう少し考え240GB超えも見て参りましょう。またもやインテルのみ。
インテルの400GB以上は早過ぎる上に高過ぎる
条件をインテルの256GB以上、安い順にすると6件中5件の価格が抽出。
上2つは300GBで低速なので今後消えて行く機種。3と4位は520シリーズなものの約4万円なので高過ぎ。
335と比較は出来ないけれど、容量のみで比較すると240GBが14千円なら480GBは28千円が妥当。現状、12千円くらい高いので480GBは普及価格とは言えず。
時は満ちた、インテル335シリーズ240GBを購入(まとめ)
というわけで一択になった335の240GBをツクモで購入。
ツクモは有料なもののパーツも延長保証が有り、更に5年で1050円は良心的。しかしインテルの保証は標準3年。
2年プラスで1050円はどうかと思う以前に、3年経過し故障した頃には240GBは数千円になっているか消滅している可能性さえございましょう。よって3年経過後に故障したならゴミ箱行き。
私が今回ようやくメインPC用のSSDを購入したのは、480GBの高さと、120GBクラスの値下がりや消滅が進まず、今後更に大容量(240GB以上)SSDの値下がりを待つ時間が無駄と思った為。
私のストレージ購入の目安は1万円台前半。480GBがそこまで下がるには最低1年、おそらく2年くらい掛かると見ており、更に起動ドライブで240GB以上の大容量が不要。
480GBが1万円などになった際は、起動ドライブでは無くデータドライブのHDDをSSDへ交換して行くと考え、今回の購入に至った次第。
PC関連商品は待てば待つほど安く高性能や大容量になるけれど、人間の寿命は限り有り、待てば待つほど損をするという考え方もございます。
ここまで値下がりしたなら、量産系メーカーでもBTOパソコンの標準構成は120GBを載せても良い頃。
しかし、結構多くの人が250GB以上を求めており厳しい。
source:ストレージ容量のアンケート調査結果(2012年10月) - BTOパソコン.jp
今や量産系BTO(デスクトップ)PCの標準構成は500GB HDDが主流。
市販HDDの500GBが5千円弱とすると、SSD240~256GBでプラス1万円では容量重視の購入者には価格が厳しいでしょうな。
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