本命と思われるHDDなど用の外付けアダプタが発売。
普通の人にはHDDなどの外付と言えばバッファローなどのケース入りが定番かも知れないけれど、HDDの種類が選べない割に割高。一時的に接続するだけならこれでも良いと思うので、宣伝して差し上げましょう。
ノートにHDD増設出来る上手いアダプタを発売した上海問屋より。
上海問屋から依頼されたり金を貰っているわけではございません。良い物は広めたいという目的にて。
IDE2種類とSATA対応のUSB3.0接続アダプタは約4千円
ニュースリリースは簡潔で分かり易いITmediaより。
USB 3.0対応:SATA/IDE-USB変換アダプタ - ITmedia
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1207/18/news095.html
画像に思い切り書いてあるけれど、SATAとIDEの各1本なら同時接続が可能なので、2ドライブ簡易増設が可能という。
2.5インチHDD(主にノート用の小型な物)やSSDならバスパワー(USB給電)のみで動くだろうと思いきや、そのような説明は無いのでACアダプタは必須という事でしょうな。
私が何故このような物を高く評価するかは、にケース入りHDDより割安という以外、ケースそのものが要らない為。
これを常時接続にして増設状態にしても良いと思うけれど、個人的にこういうアダプタを使う場面は2種類程度。
- 修繕依頼されたPCのHDDからデータを退避したり
- 自分所有のIDEやSATAのHDDからデータを出す用
年に数回と使用頻度は低いものの無ければ困る物。
データの量は他人PCのHDDならだいたい数十GB、自分のHDDから出すデータなら多くて数GB。
しかし数GBとは言え、USB(2.0)接続では速度が実測で20MB/秒程度しか出ず、他人PCのHDDを新HDDへ移すとなれば書込速度は更に落ちる有様。
50GBのデータを旧HDDから読むと約40~60分くらい(ファイルサイズや数による)、書込はその2倍前後になるので1日仕事。見張っているわけでは無いけれど、他人のデータを長期間手元に置いておきたくは無し。
というわけで、データ容量が少ない時や自宅以外で転送する際はUSB2.0で何とかやっていたものの、家でやる時は遅さに呆れ大抵はメインPC(今これを書いているパソコン)へ一時的に内蔵したりしておりました。
現在、私のPCは2台ともUSB3.0に一応対応している為、これが有ると便利。更にUSB3.0接続の物は持っていないので、何か欲しかった所。
しかし4千円+送料は高いですな。送料込で3千円以下なら酔った勢いで決済していたと思うけれど。
このアダプタ(DN-80655)の特徴をPC初心者用に解説
何が良いか5つ思い付いたので挙げると。
- Windows XPでも2TB超えのHDDを接続可
- PCケースを開けて接続する手間が省ける
- IDE端子が無くともIDE接続のHDDを使える
- ノートやデスクトップの光学ドライブも使える
- USB接続なのでPC電源を切らずHDD交換可
Windows XPは2TB以上のHDDを認識出来ない仕様なものの、USB接続でリムーバブルストレージにすると無関係。
普通の人はすぐにPCケースを開けられる環境では無いと思われ、スリムや一体型、ノートなどでは開けっ放し、または分解しっ放しになる事が無し。
IDE接続は1年半くらい前から廃止されたのかと思うほど対応マザーボードが減っており、最近PCを購入したなら外付するしか無いでしょう。
ノート用の物はSATA限定なものの、以前紹介した光学ドライブを抜きHDDを乗せたなら、今度はその光学ドライブがこれで外付出来ましょう。デスクトップ用5インチはIDEも可。
個人的にPC電源を切らず交換出来る辺りは、自分のHDDに何が入っていたか確認する際に毎回電源を切る必要が無く効率が上がりストレス削減。
以上、これら以外にアダプタ1台で2台HDDが増設出来る利点もあるけれど、IDE接続のHDDを今更買う人は居ないと思うので省略。
難点も一応3つ挙げると。
- PC側がUSB3.0に対応していなければ割高
- 来年以降PC買い替え予定が有るなら待ち
- 常時接続、固定設置なら見た目が厳しい
当然ながらPC側にUSB3.0端子が付いていなければ2.0接続、古過ぎるPCなら1.1接続になるので意味無し。
今年の夏頃からThunderboltという高速な外付用の端子がマザーボードに搭載されるかも知れないので、更に高額になると思うけれどすぐに要らないなら待った方がよろしいかと。
ノートなどで常時接続するつもりなら、見た目が怪しいというか、他人に見られると変態と思われてしまう可能性有り。
というわけで、ややマニアックなアダプタなので良く考えましょう。
USB2.0版やSATAのみで良いなら2~3千円で別機種有り
私が高いと言っている理由が、USB2.0接続なら安い為。
左は今回の製品と比較するとUSB2.0接続になった程度で3種類の端子有り。右はUSB3.0、但しSATAのみ。
今からHDDを新品で購入するなら右でしょうな。自分のパソコンがIDEかSATAかをおおよそで見分ける方法は、OSがWindows Vistaか7ならまずSATA、5年以内に新品で購入したパソコンなら9割以上の確率でSATA。
そんな予想をしなくとも、このアダプタはHDD有りきなので、先にHDD側の端子を確認した方が確実。細いピンが2列で40本くらいならIDE、くの字のプラスチックが2つならSATA。
IDE2種類とSATA対応USB3.0接続アダプタ(まとめ)
なぜやたら高いのか、USB3.0接続だからと思っていたものの、良く見ると中央にボタンが有りバックアップの文字が。
商品説明の最後には、サポートは無しなものの「PC Clone EX Lite」というソフトウェアが付くらしく、クローンの文字が気になっております。
酔った勢いでポチってしまった場合は現物レビューをやるので、暇ならもう1記事お付き合い有れ。
上海問屋でチェックした方が良いと思う激安商品
上海問屋の難点は送料が399円掛かる事。安いけれどAmazonやヨドバシ.com慣れしてしまうと損をした気分に。しかも4千円程度の商品なら1割なので尚更。
というわけで、私は上海問屋で何か購入する際は、これらをカートへ混ぜる事が結構ございます。
- アルカリ電池(単三または単四)x8本・・99円
- 単三から単二や単一電池変換ケース・・99~126円
- SDカードケース(4枚収納)・・99円
- SDHCカード(32GB、Class10)・・1299円
- SDHCカード(8GB、Class10)・・299円
SDHCは相性が心配なものの、これらは普通に使える上に質も悪くないので送料を薄める際に複数購入をお勧め、とまでは言わないけれどいかがかと。
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