4月下旬のバッファローのリリースより外付HDDとSSDを紹介。
以下、HDD=ハードディスク SSD=ソリッドステートドライブ
私がピンポイントで「この製品」という宣伝のような記事は珍しいと思いますが、バッファローは上手いなと思い感心し素直に宣伝申し上げます。バッファローに依頼されたわけではございません。
パソコンが一般的に使われる中、バックアップというデータを退避し万一の故障に備えるという当然の事が為されておらず、元BTOメーカーの修理担当であった私としては、宣伝でも良いから広めたいという事です。
痒い所に手が届くというよりPCビギナーが困っている事を解消するにはこれかという直球ストレートぶん投げな趣旨でございます。
大容量かつ安価な初心者向け外付けHDD(HD-EBシリーズ)
バックアップのデータ容量が3桁GB必要ならこちら。
USB2.0外付けハードディスク|プレスリリース
http://buffalo.jp/products/new/2010/001128.html
見た目はごついですが、内容は普通のハードディスクで価格もお手頃。HDDは経年による価格の値下がりと大容量化が早い為、新製品になるほどメーカー参考価格は下がって行きます。
- HD-EB500U2 ・・500GB ・・¥12,500
- HD-EB1.0TU2 ・・1TB ・・¥16,800
- HD-EB1.5TU2 ・・1.5TB ・・¥22,100
- HD-EB2.0TU2 ・・2TB ・・¥27,400
単位は1TB(テラバイト)が約1000GBです。正確には数十GB変わりますが気にせず。最も高い2TBは最安500GBの単純に4倍の容量。価格が4倍にはなっておらず、2TBがコストパフォーマンスに優れております。
しかし良く考えましょう。バックアップです。
- 本当に2TBもバックアップ容量として必要か
- USB2.0の転送速度はかなり遅い
- 1台のHDDに大容量を使うリスク
USB2.0接続で2TBの容量までデータをコピーしまくるようなら、用途としても大容量なデータを扱っていると考え、高性能なPCを所有。それなら初めからミドルタワーケースなどで内蔵HDDにしていた方がよろしいかと。既に購入していたり、見た目でスリムやキューブを選んでいるならこの話は無しで。
そして、容量と台数の問題ですが、1台のHDDに大量のデータを詰め込むと、故障した際のリスクが高くなりお勧めできない。500GB前後のデータ退避が必要で1TB行くかどうかなら、2TB1台より500GBを2台という考え方も有りでしょう。金額または容量が2倍になるため損ではあります。
50GBも不要、速度を考えUSB3.0のSSD(SHD-PEHU3シリーズ)
外付けSSDは無いだろうと言ってはいたものの、USB3.0なら話は変わります。USB3.0はUSB2.0の約10倍の速さと言われる理論値最大5Gbpsで転送。
USB3.0外付けポータブルSSD。さらに高速化する「ターボPC」で 超高速240MB/s を実現。|プレスリリース
http://buffalo.jp/products/new/2010/001129.html
速そうな流線型ボディ。それは関係有りません。
- SHD-PEH64U3-BK ・・64GB ・・¥26,400
- SHD-PEH128U3-BK ・・128GB ・・¥47,700
- SHD-PEH256U3-BK ・・256GB ・・¥100,900
容量は桁違いに下がり、価格は思い切り上がる。それがSSD。
普段使うデータの容量が数十GB、バックアップが必要な重要データが数GBで64GB以上は数年要らないならこれで充分。HDDの2TBを買う金が有るなら64GBのSSDという選択肢も有りです。但し
- 今SSDが必要か
- マザーボードがUSB3.0に対応しているか
- 保証が切れて故障した際の財布の痛み具合
SSDの歴史は浅く、一般的に売られ始めてまだ2年程度。HDDも10年以上の昔は40MB(0.04GB)で数十万円という意味不明な価格で販売されていた時期が有り、間違い無く今後値下がりしつつ容量は上がります。パソコンの特徴、後で買う程安くなる。
マザーボードが対応していないならUSB3.0接続は出来ません。
しかしPCI-expressというパソコンの背面に増設するボードで対応可能。軽い自作PC寄りになりますが、約5千円程度でXP以降に対応する製品が出ております。
USB 3.0 2ポート PCI Expressボード REX-PEU3[RATOC]
http://www.ratocsystems.com/products/subpage/peu3.html
USB3.0 2ポート PCI Expressボード
REX-PEU3 ¥5,200
※2010年3月5日値下げ(旧価格:¥6,300)
対応OS(Win) 7/Vista/XP
※32ビット/64ビット両対応
ラトックシステムは自社でドライバを作っているためかXPも対応済。
PXI-Expressはx1のスロットを使用の為、以下の注意が必要。
- PCI-Ex(x1)のスロットの有無、空き
- グラボでスロットが潰されていないか
- WindowsがXPより以前では無いか
ロープロファイル(スリムケースなどの幅が狭いケース)にも対応出来るため、その点は問題有りませんが、地デジなどが挿さっていれば空いていないやも知れず。安いパソコンではPCIエクスプレスx1スロットが付いていないかも知れない。
高性能パソコンでは、GeForce8000や9000の百の桁が大きい、または200や400番台なら2スロット使っておりx1が物理的に使えない可能性も有るため、ケースを開けて確認を。
バッファロー製品は付属アプリケーションが初心者に優しい
自作マニアや何か別の事に使おうとしている人間には意味の無いものですが、今回の2つは製品そのものでは無くパソコン初心者の事を考えた提案が素晴らしい。
- 「Acronis True Image HD」を標準添付
- ソフトウェア集「バッファローツールズ」
- パソコンの電源のON/OFFに連動する機能
他にも有りますがこの3点。
以前、Acronisは初心者にお勧めしないという記事を書きましたが、今回付属のAcronis True Imageはウィザードという操作パネルによりバックアップを画像で案内しています。やたら専門用語が出たり、ブート(パソコンを起動した後)のタイミングでバックアップなどという危ない事をせずに済む。
私はソフトウェアで高速化などという軟弱な機能は信じておりませんが、しかしバッファローさん曰く本当に速くなるそうな。バッファローツールズも使い倒してみる価値有り。
3つ目が素晴らしい。パソコンと連動して外付HDD(SSD)が切れるなら、見えない場所や手の届かない場所に設置しても回りっぱなしになる事無し。外付ストレージの悪さを見事にカバーしていると言えましょう。
10年以上の遙か昔、BUFFALOはメルコ(蔑称:だメル湖)という名で安くしょぼい周辺機器を販売しておりました。しかし他の良いと言われるメーカーは流行らず、現在では一流とも思える商社になっており、信頼出来るメーカーへと成長しています。正に実績による信頼。
外付の中身はどこのメーカーのHDDが使われているのかなど気にするような人間は大人しく単品を買い、適当な接続パーツで繋げましょう。というかそこまでやるなら内蔵しろと。
以上、私が良いというハードウェアは滅多に無いため、バックアップのやり方を知らなかったり、現在バックアップをしていないならご検討あれ。
特にバックアップのやり方を知らない、した事が無い人には最適と思われます。
eSATSの付いてるPCならeSATS対応外付けHDDが転送速度が早くていいですね。
私は中身気にする方wなのでHDDケースを買って、ヒツジ先輩の言われる通り中身(内蔵用HDD)を単品で買って入れて使います。
eSATS/USB兼用外付けHDDケースは内蔵HDDとして使いながら、中身のHDDだけ取り替えたり、バックアプ等とるものとったら外して保管しておくことも出来ますので、何かと便利です。
ちなみに私が使ってるのはコレです
ttp://www.pro.logitec.co.jp/pro/g/gLHR-DS02SAU2BK/
いつだかヒツジ先輩が記事で大絶賛後に、特売に釣られて衝動買いしておられた格安デュプリケータもこの部類にはいるのでしょうね。
私はAcronisのdiskクローンの機能を使ってしまいますので、ハードとしてのディプリケータは持っておりませんが、そうでないなら値段も変わらないので格安ディプリケータのほうがお得な気がします。
やべ、コメント書いてて欲しくなってきたw
私のアンティーク915マザーはそもそもeSATAなんざ付いていないし、PCIスロットも無駄に全部埋まっているのですが、これで無理やり内蔵SATA外付け化してますw
http://www.ainex.jp/products/rs-200e.htm
マザーのSATAポートを無理やりリアスロットにeSATA化して出すパーツです。
一言で言うとなんちゃってeSATA、USB3.0が標準化されたら要らない子w
ひつじさん、いつもブログ楽しく見せてもらってます。
今回のバッフアローの外付けHDDですが
自分も持っているのですが、バッファローの良さは中身が分かることだと
思っています!
売られている箱に丸いシールが貼られており
バッファローの外付けハードディスクは、パッケージ天面のJANコード下に
HDDメーカーの識別シールが貼付けられている。
>①シールが2枚貼付けされている
>②右側に白色の丸シールが貼付けされている
>※2枚のシールの左側のシールは赤・黄等他の色の場合もあります。
例1)左側のシール(1枚しか貼付けられていない時はそのシール)が白○→Samsung
例2)左側のシール(1枚しか貼付けられていない時はそのシール)が黄○→Seagate
例3)左側のシール(1枚しか貼付けられていない時はそのシール)が赤□→WesternDigital
例4)左側のシール(1枚しか貼付けられていない時はそのシール)が橙○or白□→HGST
バッファローについては、中身のメーカーまでは選べるわけです!
これがバッファローの良さだと思ってます。自分が買うときは、これが理由で
バッフアローにしました。
正確には2chの外付けスレとかに最新情報が書かれていると思います。
自分は100GBのポータプルHDDを買いました。
耐衝撃構造(より安心
持ち運び自由自在
内臓ではない事が複数のPCのバックアップとして機能でき
またデータの一時的移動とかにも使えるのが良いと思ってます!
ひつじさん、次はぜひAMDの最新の6コアのCPUについて
記事を書いてほしいです!
>TakaQ さん
例のデュプリケータ(MARSHAL)未だに開封しておらず、初期不良ならどうしようなどと考えつつ箱ごと保管してあります。HDDが昔と比較しやたら安くなったので、面倒だからデュプれば良いという考え方と、年に数回プライベートで修理を受ける事が有りそれに備えております。
私が外付けにする際はこれ。の1つ古い型です。
http://www.donya.jp/item/1688.html
安い、場所を取らない、PATA/SATAと2.5''/3.5''両対応。
稀に取り出して接続する程度ならお勧めです。
>ひつじファン さん
素晴らしい情報をお持ちですな。
私のようにWDを避けSG信者なら問題無く選べそうです。
持ち運びを考えるならバスパワー(USBから電源取る)が便利かと思いますが、安物のHDDケースや旧型のノートでは回らない事も有り要注意。バッファロー製品でそのようなものは無いと思いますが。
AMD(Radeon含む)は全くと言って良いくらい分からない、コア数でハァハァするならASCIIや価格コムの秋葉何とかがお勧めです。インテルも良く解ってはおりませんが。