ウィルス対策ソフトは何を使っているでしょうか。
このような書き出しで以前もやった気がしますが、今やセキュリティソフト一式パソコンに入っていて当然とも言えるウィルス対策。久々にソフトウェア利用調査の内容が公開された為、グラフを追加したり勝手に評価したりで市場を見て行きましょう。
タイトルの通りですが無料対策ソフトの利用者多し。
ウィルス対策は有料ソフトが5割強、無料ソフトは3割弱
JapanInternet.comより、最新版(2011年1月頃分)から。
「ソフトの価格」、ウイルス対策ソフトを選ぶ決め手に - japan.internet.com
http://japan.internet.com/research/20110125/1.html
上記はサンプルが1000以上と多く、私が評価するのも妙ですが良い統計。年代など属性も日本のPCユーザ率に有っている気がします。
無料と有料ソフトの利用率を比較出来ないか調べると、2009年に2本公開。いずれも200~300件となっており最新と比較するには若干無理有り。
人気のある有料セキュリティソフトは「トレンド略 - japan.internet.com
http://japan.internet.com/research/20091019/1.html
ほぼ不安なく2割が無料ソフトを利用 - japan.internet.com
http://japan.internet.com/research/20090305/1.html
勝手にグラフ化。
数値の単位は「人」、%にすると目眩まされてしまう為。
私の想像では、有料が80%以上、無料が10%以下、その他10%強かと適当に考えていましたが有料ソフトの利用率が低く驚きました。更に無料ソフトの利用も思うより多めな結果。
修理現場に居た頃は1つのBTOメーカーのみですが有料が多く、無料を入れているユーザは滅多に居らず。
無料ソフト(主にAvast)が日本語化や軽さで知名度が上がり、ウィルスバスターなどの重さが現在まで影響したと見ます。高額な割にその価値が薄い。
2009年10月分より、有料ソフト利用者が何を使っているか率。
約1年3ヶ月前はウィルスバスターが多かったようです。
ウィルスバスターは相変わらずですが、最近はノートンの露出が低め、マカフィーはBTOメーカーのカスタマイズに侵入していたり宣伝も活発。インテルによる買収な後ろ盾効果と妄想します。
有料ウィルス対策の選び方で重視される事と解説
最新の調査よりグラフを1つ引かせてもらいます。
個人的にはどこのメーカーも価格や検出率はそう変わらないと思っており軽さ重視ですが、4番目に有る設定の手軽さが良く解りません。
余計な監視を簡単に外せるという意味でしょうか。
ソフトの価格
2年以内の変更かと思いますが、最近はライセンスの価格は見た目変わらず、複数PCのインストールが前提になっているようです。
条件を1年ライセンスでPC3台、余分な機能無しのウィルス対策ソフトで比較。
source:ウイルスバスターのご購入 製品ラインナップ
赤枠の3年はスルーして2行下の1年版で最大3台の物は4980円。
ノートンも同じ価格。
source:アンチウイルスソフト | Norton AntiVirus 2011 : シマンテックストア
マカフィーは60円高い程度で各社合わせているのでしょう。
source:アンチウイルス プラス - ウイルスソフト・ウイルス対策のマカフィー・ストア
昔は1台1年で6千円前後が普通。ウィルスバスターの例では、ハガキが来る度にパソコンを重くする為に金を支払っているような感覚が有りました。安くなったものですな。
最大3台な事から、PCは一家に複数台が普通になって行っているのでしょう。
PCの負荷が軽い
軽さの意味は大きく分けて2種類有り、スキャン速度の事か、常駐している状態の全体的な軽さか。
PCの負荷という事で後者と思われますが、以前書いた記事では速度比較なる項目も有るため参考まで。おそらくスキャン速度の方。
ウィルス対策ソフトの比較と評価(無料ダウンロード版含む)
https://bto-pc.jp/repair/anti-virus-hikaku-2010.html
元記事は海外ですが、ウィルスバスター、ノートン、マカフィーなどはインターフェイスが日本語化されているだけで中身は同じはずです。
ウィルス検出率
失礼。検出率も上のリンクに有り省略。
全体的な偏差値として計算した一覧では、ノートン>マカフィー>(超えられない壁)>ウィルスバスターと見えます。
その他のこれらはウィルス対策(セキュリティ)ソフトに頼る物でしょうか。
- ファイヤーウォール機能
- スパムメール対策
- フィッシングサイト対策
ファイアーウォールはWindowsとルータが有れば普通に閉まり、スパムメールはメールソフトのフィルタ機能。YahooやGoogleなどのWebメールでは標準で付いております。Yahooは精度低いけれど。
フィッシングサイトや釣りメールは見て判ると思いますが、PC初心者には壁やハードルになっている可能性は有りそうです。
リスクさえ承知なら無料ウィルス対策ソフトで良い(まとめ)
ここで無料ソフトとはAvastの事を指しており、私もノートではAvastを入れており、フリーソフトとしてお勧めです。
アバスト! 無料アンチウイルス - ウイルス対策用ソフトのダウンロード
http://www.avast.com/ja-jp/free-antivirus-download
- 無料だからサポートは無い
- 無料だから不具合を放置されても文句は言えない
- ウィルス対策としては最低限、他の機能は別ソフトで後付が必要
有料ソフトなら、ソースネクストでさえ短期間で不具合の対応をしておりましたが、無料=フリーソフトとして利用は自己責任。それが嫌なら有料版を使えという事です。
フィッシングまで何とかして欲しい程のPCというかネットワークというかインターネット初心者なら、2chなどのクチコミには乗らず大人しく有料の何かにしておきましょう。
何がお勧めかは個人の好みですが、ソースネクストとキングソフト以外なら何でも良いと思います。
やはり有名な有料ソフト3種類の重さが気になる
最近のウィルス対策、セキュリティソフトで私は企業版ノートン(サーバーとネットワークで監視)と無料版のAvastしか知らず。
せっかく試用期間が用意されているのだから、ウィルスバスターとノートン、マカフィーの3種類をしばらく使い勝手にここでレビューしようかと。
しかし速度が体感のみでは面白く無い為、数値測定する方法のひらめきを募集して見ます。何も出ませんが気が向けばコメントにてご教示下さい。
遅くとも(2011年)2月までにはウィルスバスターから開始予定。
>ウィルスバスターは相変わらずですが、最近はノートンの露出が低め
世界シェア的にはノートンが圧倒的だったような…
>余計な監視を簡単に外せるという意味でしょうか
P2Pな人がゲフンゲフンとかじゃないですかね。
>スキャン速度の事か、常駐している状態の全体的な軽さか
スキャンはタスクで夜中や、外出中に走らせりゃいい話なんで、やっぱり常駐の軽さが大事でしょうな。
とか、PC常時稼動な私が言ってみるw
>Yahooは精度低いけれど
使ってみてる時点で凄いと思ったw
>ソースネクストとキングソフト以外なら何でも良いと思います
ワロタw でもわりと本当だから困るw
>しかし速度が体感のみでは面白く無い為、数値測定する方法
試用中やたらとポップアップしてくるアノ
「試用期限が来るぞ! 今すぐ製品版に更新するんだ!」
「早くしろ!間に合わなくなってもしらんぞーーーーーっ!!!」
な広告メッセージの出現頻度とかで良いのじゃなかろうか。
体感速度よかアレのがよっぽどウザイw
副題は「試用中セキュリティソフトの広告ウザイ度ランキング」
または「ウザイので試用版の更新しろメッセージを比べてみた」
問題はカウント方法がおそろしくアナログにならざるを得ないことw
私も無料版のAvastを使ってます。
無料なんで不具合が出たらさっさと放り出して別のに乗り換えるつもりでしたが、
幸いというか入れてるPC(6台ぐらい)で問題なく使えてます。
パターンファイルの更新も早いし、何より軽いので某有料ソフトよりは良いかなと。
>4番目に有る設定の手軽さが良く解りません。
職場の同僚にウィルス対策を説明してもウィルス?何それ美味しいの?から説明せねばならず頭痛がひどくなるので、とにかくDLしたものやUSBメモリで持ってきたものなどはフォルダやファイルを右クリックしてショートカットメニューからスキャンしてと教えれば簡単と考えたんですが。
職場のマカフィーは3年前ぐらい前まではそのショートカットメニューにスキャンがなく、タスクトレイのアイコンをクリックしてもマイコンピューターやドライブごとのスキャンしかできず。1ファイルをスキャンするためにドライブごとスキャンするのは時間かかりすぎですし。
とにかく、コンソールパネルなどに表示される言葉の意味がよく分からないってとこでつまずいている方が多かったもので、初期設定ならYes/Noフロートチャートにでもして簡単な言葉で表現してくれればいいのかも知れませんね。
>数値測定する方法のひらめきを募集して見ます。
1ファイルやフォルダを手動スキャンした際、ソフト起動→検索終了までがノートンやウィルスバスターと比べマカフィーは時間がかかると感じていますので、ぜひ比較を。
でも…比較して、その後どうしましょうw
>数値測定する方法
1.OSの起動するまでにかかる時間
2.1GB程度のファイル(1つ)の圧縮・解凍速度
3.100個のファイル群(計1GB程度)の圧縮・解凍速度
4.1GB程度のファイル(1つ)のウイルス検索時間
5.100個のファイル群(計1GB程度)のウイルス検索時間
6.CDのリッピング速度(WAV形式。Windows Media Player使用)
7.300枚の画像をリサイズする速度(1024x768→800x600。ソフト自由)
8.バイオハザード5 ベンチマークのスコア
9.フルHD画質の動画を2つ同時に再生した際のCPU負荷(GPU支援なし)
思いつく限りで、実用面に影響する動作に限るとこれくらいです
すみません。上の書き込みにひとつ間違いがありました
× 4.1GB程度のファイル(1つ)のウイルス検索時間
○ 4.1GB程度の圧縮ファイル(100個のファイルを圧縮)のウイルス検索時間
です。1GB単体のファイルだと1秒以下で終わりますから
ウイルス対策ソフト、私は6年前くらいからウイルスバスター先生を愛用中。
理由は確か全く知識のない当時電気屋の棚に並んでいた時一番目についたからとかそんな感じ。どれも一緒だろうと。
2009あたりから軽くなったのを覚えております。
PCも買い換えた事ですしウイルス対策ソフトも勉強中、ヒツジ先輩も仰る通り検挙率低いのでは?と思い始めライセンス切れ時に変えようかどうかと考え中。
Avast良いみたいですね。非常に気になるソフトです。
今まで無料のウイルス対策ソフトは敬遠してしまっていました。一度名前は忘れてしまいましたが使っていたソフトが「製品版の購入勧めメッセージ」が解除できず何度も出て嫌気がさしてしまった為です。
お久しぶりにコメントさせて頂きましたが、いつも楽しく拝見しながら勉強させて頂いています。
これからも楽しみにしています。
なんで「カスペルスキー」や「ESET Smart Security」がでてこないんだ!
という突っ込みはやめときます。
ていうか無料のなら、MS純正のMicrosoft Security Essentialsで十分な気が…
MS純正だけあって窓との相性は抜群ですし、軽いし。
ファイアウォールはありませんが、
それもこの記事にあるように「窓標準のとルータで十分」ですし。
バスター2011はクラウド化しただけに軽いですね。
まぁでも今の時代、無駄に高性能なPCばかりなので
重さとか案外気になんないのかもしれませんね。今時のPCは。
>4番目に有る設定の手軽さが良く解りません。
一例としてですが、AndroidSDKをダウンロード/インストールする際に、対策ソフトを無効にしなければならなかったことがあります。
ただ単に、項目が多すぎてよくわかんない!…という意味で『設定の手軽さ』と言ってるだけかもしれませんが…。