価格.comは週20回以上出入りしていますが、これは気付きませんでした。
売れ筋のかなり下にビジュアルで教えてくれます。
優柔不断な人や、流行に乗りたかったり、人と同じもので無ければ不安な方には最適でしょう。今回は画像が多いですが、グラフまみれです。全て価格.comより、5月のトレンド。まずはノートから。
価格.com - ノートパソコン
http://kakaku.com/pc/note-pc/
東芝強し。言われてみればDynabook(ダイナブック)が格安です。
ブランド力があるため、同じノートを買うならば東芝で、というサザエさんファンが多いのでしょう。そんなワケありませんが東芝強い。ダイナブックすごいです。
落ちましたね。6万円以上出すつもりは無いと。
しかし、今はミニノート(ネットブック)全盛期。見事に3~6万円にジャストフィットしているので、この影響が強いのでしょう。6万円以下で使えるノートPCが出まくる。良いことですがパソコンメーカーは大変でしょう。
CPUは Core2 Duo、そしてAtomとなっており、Celeron以下は見向きもされない一歩手前。と、思われるなかれ。これは需要ではなく供給側のデータなので、もしかすると本当はCeleronやPentiumが求められて いるとは思えません。
ここまでCore2の価格が落ちれば、Celeronを搭載する価値が無いのです。Atomはマイクロソフト様の御規定により、ロースペックならばWindows XPの「OEM(安い)」を使って良いというお達しとなっております。
さて、私はノートに興味がありませんので、後は直接リンクを飛んで見て頂くとして、デスクトップも見て参りましょう。
価格.com - デスクトップパソコン
http://kakaku.com/pc/desktop-pc/
NEC>SONY>富士通>DELL、と来てAcerが5位になっています。これは意外、とは思いません。価格.comに登録していることが前提で、その中で売れているメーカーがこの並びだからです。
2008年の上期ですが、国内パソコン出荷概要ではSONYはHPよりも下です。しつこいですが、このグラフは価格コム市場。
4万~20万が売れ筋のようです。
ノートはネットブック(ミニノート)が幅を利かせているのでOS(XP)主導ですが、デスクトップはCPUがメインとなっているため、値崩れ状態にはなっていません。そう考えるとノートパソコン市場はXPが続く限りデフレスパイラル。
これも意外。何の一体型が売れているのか何となく眺めて見ると、ソニーと富士通、NECが一体型で勝負をしていました。価格は10~20万なので、自作マニアやBTOでカスタマイズな皆さんには向きません。
しかし、不況など言っている割にセレブが多い。
一体型パソコンの何がどう良いのか、私には判りません。
Core2 Duo、Atom、Core2 Quadの順。
その後に、Pentium-Dual Core、Celeronと続く理由は売り易いためです。
やはりAtomはネットトップ(省スペースPC、スリムより小さい)が来ています。
Microsoftのお陰でインテルが嫌な汗をかいていそうです。
ここでBTOパソコンとの違いが出ました。
Windows Vistaは、Home Premiumで充分。
XPは、SONYや東芝などのナショナルブランドはDSPを扱っていないため、販売していません。これにBTOパソコンメーカーが混ざっていればXPの比率は高かったかも知れませんが、出荷台数や価格.comに来てリンクから買う人の属性を考えると、Vistaなのでしょう。
5月に買わなくても良いものを・・・・
情報収集力やパソコンの選び方ではなく、インテリアやファッション感覚に近い買い方をしているのだと思います。
価格.comを世間一般とすると、Core i7のリリースを競争のごとくやりまくるドスパラやパソコン工房、マウスコンピュータは、一般的ではないのでしょう。イメージやCMなどでは買わないパソコン選びがカスタマイズPC、Buid To Order です。
価格コムでは最安のパーツを調べるには良いですが、パソコン選びにはやや不向きかと思います。しかし、自分が良いと思ったメーカーで買うことが正解なことには変わり有りません。
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