買い時は常に未来ですが、それではいつまでも買えず。
日進月歩で進化するパソコンは、後で買うほど安く高性能になるため待てば待つほど得をするという、長い目で見ればテレビやデジカメなどもそうですが、比較すると短期間で性能が上ります。
モバイル用Core-i3などが先週発売された為、先に性能を整理。ノート用のパーツはAMDの次くらいに興味が無いため、調べつつ高性能な順で行きます。
<書きながら見ている参考資料>
2010年までのIntelモバイルCPUロードマップ - 後藤弘茂のWeekly海外ニュース
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2009/0210/kaigai489.htm
インテル - 製品情報 - プロセッサー
http://www.intel.com/ja_JP/consumer/products/processors/index.htm
エルミタ秋葉原 [発表] Intel、CPU+GPU Clarkdale「Core i3/Core i5/Core i7」発表。対応M/Bもリリース
http://www.gdm.or.jp/pressrelease/201001/08_04.html
最高性能を目指すなら昨年発売のCore-i7
2009年の9月頃に発売されたCore-i7が現状で最も性能の高いCPUで、920がExtremeで最高となっており、820、720と続きます。現在はこの3種類、そしてかなりの高額。faith辺りは持っているだろうと適当に行くと有りました。
GXT2 シリーズ一覧 - フェイス 通販
http://www.faith-go.co.jp/pc/lineup/?cat=3705
送料込で軽く20万円を超えますが、これだけ出してもCore-i7の720QMと有る通りi7シリーズでは最下位。17インチワイド光沢液晶、VGA(ビデオグラフィックアクセラレータ、デスクトップでいうグラボの事)がGTX280Mというバランスが取れているのか上げ過ぎか解らない仕様の為、高く付くのかと思われます。
ドスパラもチラ見すると同じく720QMで約13万円。液晶は15.6インチで VGAはGT240Mと控え目ではありますがそれでも軽く10万超え。
SONYやNECではもっと高額になるのかと言えば、発売されていれば1.5~2倍程度になるかと思いますが出ていません。 デスクトップ用のCore-i7などもそうですが、ナショナルブランドは既に性能云々より別の売り方をしており戦線離脱。
中程度の性能で良ければ予算が馴染むCore-i5またはi3
モバイルPCを高性能にする理由が私には理解出来ませんが、これから普通の性能のノートを買うなら1月8日から各社リリースしているCore-i5が10万円を切れております。
【PC Watch】 デル、15型ノートにCore i5/i7搭載モデルを追加 ~「Studio 15」と「Alienware M15x」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20100108_341270.html
- CPU:Core i5-520M
- メモリ:4GB
- HDD:500GB
- VGA:ATI Mobility Radeon HD 4570-512MB
- 光学ドライブ:DVDスーパーマルチ
- モニタ:15.6型ワイド液晶(1366×768)
- OS:Windows 7 Home Premium(64bit)を搭載し
- 価格:99,979円
Alienwareは無視して結構です。
これを書いている時点では見当たりませんが、Core-i3は6~8万円程度と予想。Core-i3はCore2シリーズの置き換えやリネームなど言われていますが、中身はiシリーズに見られるFSBでは無いQPIという転送方法。
i7と事情は変わり、Core-i5以下は東芝などの有名メーカーでも扱っておリ価格も数万円程度しか変わらず。 中身同じですがデザインやロゴが好きならそれでもよろしいかと。
通常サイズでセカンドPCならCeleronやPentium、CULV
Pentium(ペンティアム)も新型が1つ出る上にCeleron(セレロン)より性能は上ですが、ここでは同程度としてCULV(低電圧CPU)と比較すると、処理速度を気にするならPentiumやCeleron、いずれもDualCore(コアが2つ、CPUが2個扱いされる)がウリとなり価格も今まで通り5~7万円前後。
CULVも5~7万円前後ではありますが、こちらは低電圧かつマザーボードにCPUが直付けされるオンボードが多く、薄型でバッテリー駆動が長めという特長。但し、シングルコア(コア1つ)でクロックも低いため安い物ではCeleronより格下になるかと。
安く移動が簡単でバッテリー長時間ならAtom搭載ネットブック
ミニノートとも呼ばれ価格は3~5万円程度。
1月4日にフロンティアがAtom N450を発売している通り、これからは400番台が主流となります。DELLや富士通もN450を準備はしているものの、CESという家電などの展示会を待っているのか未だ発売日不明。
デルと富士通、新型Atomプロセッサ搭載ネットブックを発表 : UMPC/ネットブック - Computerworld.jp
http://www.computerworld.jp/topics/netbook/170830.html
Dellがリリースする新しい「Mini 10」の最低価格は299ドル
富士通が北米で販売するネットブック「LifeBook MH380」(略)価格は449ドル。
普通のノートでは無く、メールやインターネットなど簡易用途向け。
以上、今後夏にかけては新製品の見方は上記のようになるかと。
Core-i5やi3が出たからと言ってインテルが毎回騒いでいる程の革命的な事はすぐには起こりません。マイクロソフトのWindows祭りも同じく、OSが新しくなったからと短期間で何かが起こるわけも無く。
Core2やCore-iなど名前は変わりCPUの仕組も変わりますが、結局は用途から性能を選び、最終的に予算に合わせて購入するものです。
次回は、ノートの買い時と選び方を難しくならぬよう4種類で解説申し上げます。
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