faithがファイナルファンタジーXIV(以下、FF14)推奨PC発売。
先日、TWOTOP通販がパソコン工房へ吸収された件で「フェイスのゲームPCのプレスリリースが最近少ない」と書いた当日19時頃の話。フェイス、きさま見ているなッと思ったけれど偶然。
主に新しいFF14の話、手短に参ります。
フェイス「FFXIV新生エオルゼア」推奨PC発売
ニュースリリースをGame Watchより。
フェイス、「FFXIV: 新生エオルゼア」推奨PCを発売 - GAME Watch
http://game.watch.impress.co.jp/docs/news/20130906_614403.html
冒頭より引用。
「PASSANT i7EZ8A877-FFXIV」を9月2日に発売した。価格は109,980円。
価格は約11万円。新しいFF14の正式サービス開始は8月27日なので、約1週間遅れでの発売。
それは良いとして、主な仕様はこちら。
- Core i7-4770K
- Radeon HD 8770
- 8GBメインメモリ
- 500GB HDD
- DVDスーパーマルチドライブ
- 80 PLUS BRONZE 取得 600W 静音電源
- Windows 7 Home Premium(64ビット版)正規版
CPUは当然のようにHaswell、Core i7-4770Kは現在出ているi7シリーズの最高クラスで価格は最安3.3万円くらい。
i7-4771が9月2日に出たけれど、ゲーム用の性能としては4770Kと同じくらい。比較を見るならインテル公式にて。
販売ページを見て来ると、マザーボードはZ87になっていた為、暗黙の了解としてOC(オーバークロック)しろという意味なのか。BTOパソコンは無改造前提なので、故障した際は元に戻しましょう。マザーが壊れると無理だと思うけれど。
グラボは珍しくRadeonが搭載されており、VRAM容量は1GB。型番のみでは良く分からないのでベンチのスコアを引かせてもらいます。
「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編」の「最高設定」、「1920×1080ドット」でスコア5,764を記録
この数値がどうなのかはスクウェア・エニックス(以下、スクエニ)公式より。
source:ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編
上から2段目に該当しており「とても快適」との事。
ハードウェアマニア、FF14に定住するなら7千超え以外は話にならないかも知れないけれど、フェイスのベンチは最高設定でやっているらしい為、デフォルト(標準、初期値)なら更に行くのかも知れませんな。
Radeon HD 8770のような8千番台はメーカー専用のOEM型番で、7千番台の名前変えただけ版とするなら、標準構成で約11万円は高め。
しかし、フェイスは電源やケースまでこだわってくれる為、その面ではパソコン工房などとの比較はおかしいかも知れない。
新FF14は高評価、グラボはデュアルGPUが有利
旧FF14はあまりのクソゲー、失敗作ぶりにスクエニが公式に謝罪した上、しばらく無料でやっていたけれど、いつの間にか終了。
当時を知っている人は3年前の今頃の季節、超高性能を要求するクソゲーとして、ユーザの阿鼻叫喚が繰り広げられていた頃が懐かしいかと。
現在のFF14は旧FF14とは全然違うらしく、私の友人の亭主もハマっており、「(制限が掛かり)ログイン出来ないけれどどうにかしてくれ」など訳の分からない事を言っておりました。
何事も完璧は無いけれど、評判をチラ見するなら例として2chまとめ。
ゲーム感想・評価まとめ@2ch:新生FF14したら面白すぎてビックリしたった
http://gameimpression.doorblog.jp/archives/31398588.html
どこが良いか、ゲームの内容よりハイスペックで無くともグラフィックが非常に美しいらしく、メモリの少ないPS3(プレイステーション)でもHDMI接続なら綺麗だとか。根こそぎ作り直したのでしょうな。
詳細はこちらのまとめが分り易い。
新生FF14:質問・疑問まとめ - Yahoo!知恵袋
http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n155760
要点を書き出すと、
- 月額課金制1,280円(税込1,344円)~
- インストール用ソフトウェアは、PS3版3,300円、PC版3,990円
(旧FF14ユーザは無料) - ユーザ数は旧FF14ユーザ70万+新規ベータ登録100万ID
- ハードウェアは現在PCとPS3。2014年PS4対応予定
- PS3のHDDをSSDに載せ替えるとロード時間が半分
オフラインゲームのみやる人には月額が高く感じるかも知れないけれど、基本無料でアイテム課金のような散財をしづらく、月額で約1300円は良心的な方。FF11と同じなら、シナリオ追加で随時追加のソフトは買わされると思うけれど。
ベンチマークの比較グラフも拝借。
ずば抜けて優勝しているのはGTX 690。
他のゲームやベンチソフトのスコアでは高額な割にふるわないものの、690の特長はデュアルGPU。
新FF14ではGPUが個が有利なのか。しかし同じデュアルGPUでもHD 7990はスコアがGTX 770程度なので良く解らない と思いきや、ソースの4Gamerによると、スクエニが7990のようなCross Fireにまだ対応していないとの事。
フェイスのHD 8770は上のグラフではHD 7790相当のスコア。価格コム最安で1.5万円くらいなので、PC本体11万はやはり高いと思う。
その他、フレームレートのグラフを見ると、最高品質フルHDで60FPS以上が良いなら、GeForceならGTX 660以上、RadeonならHD 7850以上にした方が良さそう。
それ以下でも品質を標準にすればGTX 650やHD 7750程度でも60FPSは超えているので、1万円くらいのグラボでも問題無く動く、かも知れない。
FF14に限らずMMOは中毒性に注意(まとめ)
アイテム課金では無く月額の定額なので散財被害の心配は無いものの、MMOにハマり過ぎると危険。元MMO中毒だった効率厨の私から言わせると、その時間は死んでいるようなもの。
普段、テレビや映画などを見ている時間分をMMOに置き換えるだけなら良いけれど、ハマり過ぎて睡眠時間を削り始め、学習すべき時間や金を稼ぐ仕事の時間まで削り始めると危ない。
最終的には学校や仕事をやめてMMOの世界が現実となり、人生をやめる事にもなりかねず。私も数年ハマった時期が有り、仕事はしていたけれど睡眠時間は削り、休日はPCの前に張り付いたように動かず、無駄にアイテムや経験値を稼いでおりました。
文字では有るものの、世代や性別を超えた対話により、多少は学んだものが有ったと思うので後悔はしていないけれど、現在も反省している為、MMOには手を出さない事にしております。
PCに限らず、ここ数年はスマホの普及でMMOもどきのゲームにはまる人が多く、建物では無く自分の中で引きこもる人も増加しておりましょう。
別の事に置き換えると病的と分り易い。例としてDVDの何かコレクターズBOX、全24話くらいを買ったとしましょうか。それを睡眠時間を削り仕事をやめて、見終わった直後に1話へ戻り、繰り返し延々と見ているようなもの。
何の役にも立たない時間なので、遊び程度で終わる自信が無いなら、最初からやらない事をお勧め。
>それは良いとして、主な仕様はこちら。
>Radeon HD 8770
いや、わからないな、なぜ強調表示したしw
>グラボは珍しくRadeonが搭載されており
PC工房系はNVIDIA専売のような気がしてましたが、フェイスは違うんですな。
>旧FF14はあまりのクソゲー、失敗作ぶりにスクエニが公式に謝罪
MMORPGじゃなくてベンチマークソフトとしてはなかなか優秀でしたw
>3年前の今頃の季節、超高性能を要求するクソゲーとして
当時の日本のビデオカード需要に凄まじく貢献したことだけは確かですよ。
ただ、本編が出た後に高価なVGAが根こそぎゴミに変えられましたがw
>ゲームの内容よりハイスペックで無くともグラフィックが非常に美しい
なんでもエラくシンプルになったという話を聞いたような。
これはゲームに限った話じゃないですが、システムであれシナリオであれ、シンプルで分かりやすいってことはとても大事なことだと思いますね。
>ユーザ数は旧FF14ユーザ70万
どれほど慈悲深く、そしてどれだけ寛大なのか、スクエニは崇め奉るべきw
>アイテム課金のような散財をしづらく、月額で約1300円は良心的
いや、これは旧FF14が効いてるはずw だって強気に出れるわけないものw
>スクエニが7990のようなCross Fireにまだ対応していないとの事
最適化されてない点を踏まえるとラデ勢は大健闘しとりますな。
価格性能比的には割高なゲフォ選ぶ理由が無い件(白目)
>GeForceならGTX 660以上、RadeonならHD 7850以上にした方が良さそう
FF14だけじゃなくて、他にもやるゲームがあるような場合に融通がきくので、その場合はこの辺から上を選んどいたほうがいいでしょうな。
>品質を標準にすればGTX 650やHD 7750程度でも60FPSは超えている
むしろ画質とか気にしない、動けばいい人用の最適解でしょう。
>DVDの何かコレクターズBOX、全24話くらいを買ったとしましょうか
私はTV版のエヴァンゲリオンを全26話BOXで持っているのですけれども
メディアがレーザーディスクだから見れないというw
>普段、テレビや映画などを見ている時間分をMMOに置き換えるだけなら良いけれど
そんな遊び方で終わるわけがないのがmmoの危険なところですね。
私も昔、UltimaOnlineだのWorld of Warcraftだのにハマってしまい、とてももったいない時間を過ごしてしまった時期があったので、二度とmmoにははまらないように肝に銘じています。
せっかくFF14という数字があるのですから、構成を「8GBメモリ→16GBメモリ」&「500GBHDD→128GBSSD+500GBHDD」&「80PlusBronze→80PlusGold」へ変更し、本体価格は14万円からが良かったですね。
というか、ゲームウォッチの紹介記事の写真ではスピーカーが写っています(ヒツジ先輩が貼られた写真)けれど、販売ページの仕様を確認すると、スピーカーは別売りという。
MMORPGは、クエストが曲者ですね。楽しくもあるのですけれど、多人数でひとつの難関に挑戦するわけで、始まると自分ひとり抜け出す事が出来にくくなるという。
私は何事も飽きたら即放り出す性格のため、あまりのめり込んでプレイはしませんでしたけれど、短気な方とか頼まれたら嫌と言えない方とか自己評価が低い方などは、強烈にハマりそうな気がしますね。