フロンティア(KOUZIRO)がやる気無さ過ぎる件。
以前、パソコン工房が延長保証を値上げしたという記事で偶然発見したフロンティアの在庫無しやリンク切れ、そして延長保証の消滅。あれから10日以上経過するも、依然として改善されず悪化の一途。
何が起こっているか見て来たのでまとめ。
言い訳をしておくと、ここから芸能リポーターやワイドショーの如き下品なノリになっておりますが、好きでやっているわけではございません。
強引なネタ切れ補完にてご容赦有れ。
フロンティアのデスクトップPCは壊滅
トップページから、デスクトップのリンクへ。
最近発売のCCシリーズが最上段に来ております。全体を見ると、ハイスペックで高額な順に並べていると思ったけれど、販促用に例外なのか。
デスクトップは7割くらい売り切れ
シリーズは8種類有り、それぞれの中に2~5機種、更にWindows7と8で分かれております。全部の在庫を見て来るという変態行為をした一覧がこちら。
見たまんまなものの、一応説明すると。
- 有・・普通に販売中
- わずか・・在庫が「残り僅か」と表記
- 0・・完売
新製品のCCシリーズ3機種以外は全て残り僅か、または完売。機種により、Windows7は有るけれど8は無し、または逆も存在。受注生産なのだからインストールするWindowsを変えるだけと思うものの謎。
新製品以外は大きく分けると、GZ、GAというミドルタワーとLXというWindows7のスリムケースのみ。中程度の売筋と思われる価格帯が全滅しております。
通常、量産系BTOパソコンメーカーではどこも完売する前、新製品と称し新CPUや安くなったパーツを載せ標準構成を変更するもの。それをせず完売まみれへ。意味が分からない。
率にすると全体の7割の在庫が無く、25%くらいが残りわずか。まともに販売している機種は7%くらい。
ゲームPCやビジネスPCも見て来たけれど、ケースにより完売は同じようで、中にはリンク切れやデザインが崩れている機種もございました。
ノートは有るものの完売機種も有り
ノートは結構揃っておりますが、1シリーズ全滅している機種が放置。
NZ以外は全て在庫有り。
しかしNZはシリーズ中で最も高性能で高額なノートで、やはり売り方として考えられない状態。高性能ノート購入者を拒否しているようなもの。
推測すると、NZはベアボーン(ノート本体部分)の在庫が切れており、NHのように縦で「わずか」になっている物はCPUの在庫が残り少ないのかと。
良く分からない物がNKの機種Bで、違いはWindows7か8というだけ。やはりデスクトップと同じく、OS違いだけの在庫違い。
完全に妄想になるけれど、デスクトップPCはパーツ単位で余らせると処分が難しいけれど、ノートは完成品としてヤマダ電機やツクモへ置けば何とかなる、という考え方なのか。
いや、閉店や倒産するとは限らないけれど、仮にそうだとすると納得出来ましょう。今時、デスクトップPCの完成品在庫は売れなさ過ぎて怖い、と。
フロンティア楽天市場店も崩壊中?
フロンティアは楽天にも店を出しております。
source:http://www.rakuten.co.jp/frontier-k/
一見すると平常運転に見えるけれど、右下のランキングがおかしい。
1~3位の内、3と5位のデスクトップPCのリンクが切れております。
良い場所に有る目に付く販売ページヘの誘導で、私が購入検討しているならおそらく見るだけは一応見る重要なリンク。
在庫が無いなら適当にノートと差し替え販売すれば良いところ。写真を差し替え、価格と文字を修正するだけなので、編集用ファイルが有るなら私でも10分かからないかと。
売上を予想出来そうな情報が公開されていたので拝借。
右端に「ご注文頂いている一例を表示しています」と有るけれど、嘘乙というやつで、これで全部でしょう。
このような日時、都道府県、価格のみの公開で「一部」にする理由は無く、管理者が「実際にはもっと売れている」と言いたいだけかと。
1日あたり4~5件の注文。数千円のPC本体以外も含まれており、平均単価を高めに5万円としても1日約23万円、1ヶ月約700万。
フロンティアの年商は22年度で約70億となっており、当時より今の方が業績悪化し50億くらいになっているとすると、楽天店の売上は全体の1~2%。人や手間を掛けてやる意味が薄いレベル。
しかも楽天は利用料が高く、700万円規模なら料率3%と安めとしても、スーパーポイント1%以上、カード決済なら0.5%、アフィリエイト経由すると1%、などと簡単に5~6%になってしまうもの。利益率10%程度なら半減。
利益70万、利用料が合計5%として利用料35万取られると残り35万。ウェブデザイナなら人件費2人分にもならないと思われ、やはりやらない方が良いという事に。
そしてこちらも在庫切れまくり。
憶測になるけれど 、ここまでを一旦まとめると
- 在庫管理ができていない・・7と8で「僅か」と「完売」、リンク切れ など
- デザイナが居ないか不足・・画像の差し替え無しやリンク切れ
- デスクトップを在庫処分・・ノートは残している
デザインと言えば、トップページのこれもおかしい。
8特集、10月26日発売解禁はまだ良いとしても、右のメニューには「話題の最新OS搭載PCが早くも登場」はおかしいでしょう。既に発売から半年、早くもではございません。
これが11月頃に掲載されたとするなら、早くも登場と言える期間は私の感覚では12月頃まで。今年になり修正していない、する人が居ないように見えてしまう。
従業員100人以上居てこれに気付かない事も不自然。気付いていても修正出来ない何らかの理由が有るのでしょうな。
新製品のリリースは5月21日に発信
閉店説を流して来たけれど、先日久々に新製品情報が出ております。
KOUZIRO、Celeron搭載の超小型PC「FRCC117/D」 - ITmedia
http://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1305/21/news040.html
最初の一覧に出ていたCCシリーズで、価格は約4万円の小型PC。
Celeron搭載、メモリ2GB、HDD 500GBと安い構成では有るものの、無線LAN内蔵、USB3.0、ギガLAN、そしてWindows 7がProfessionalという中々の物。
なぜここでWindows 7 Professionalなのか。Home~にすると39,800円が34,800円になると思われ、Pro~の方が需要が有るとか売れるのか、やや妙な感覚。8を載せなかったのは正解。
これは一応デスクトップPCなものの、製造の面で考えるとどちらかと言えばノートに近いPC。ベアボーンという、中国などで製造された本体へPCメーカーがメモリやHDDを載せる形。
ベアボーンの製造は少なくとも数千単位、となると船便になり、製造してコンテナに入り船に乗り到着するまで早くても1ヶ月半とするなら、これは3月頃に製造、フォーキャスト(製造予想数)の連絡は2月。
またもや妄想や憶測になるけれど、5月入荷の大量在庫になってしまったとし、仮に閉店するなら急いで売りたいところでしょう。
この機種のページもやはりデザインがおかしい。
マークアップを知らない人が、どこかのページから流用したようなやっつけ仕事。
ウェブデザイナどころか私のような趣味レベルの人間が1人でも居るなら簡単に直せるけれど、放置されているという。
フロンティア通販へ電突した結果(まとめ)
何ごとなのか直接聞けば良いと思い、購入検討という事で通信販売窓口へ電話。約1分待たされ接続。
意味を変えず要約。(私=ヒツジ先輩、オ=オペレータ)
- 私「デスクトップを購入検討しているけれど品切れ多くないか?」
- オ「好評につき完売が多くなっている。入ってもすぐ売れてしまう」
- 私「いつ頃在庫が入る予定?」
- オ「部材の調達が遅れており、CPUなどが無い状況」
- 私「予定は・・?」
- オ「分からない」
本当は丁寧な口調で話されており、上は要点のみ。ちなみに以前も思ったけれど、フロンティアのコールセンターはいつも不安そう、または自信無さそう。プロや社員では無く、派遣やパートでしょうな。
それは良いとして、話を戻すと2と4は需要に供給が追い付かないという意味。しかし、CPUはインテルの国内代理店が各メーカーへ出荷しており、CPUが不足する事は有り得ない。有るなら他社(マウスやドスパラなど)も同じ状態になるはずがなっておりません。
リンク切れに関しては確認して修正する、長期保証はどうしたのか聞くと確認しますとの事で一旦保留され、折り返しと言われたのでお断り。言い訳を考えるだけと思い時間の無駄と判断した為。
結局何も分からず、コールセンターそのものの知識(教育)不足感は有るけれど、それにしてもひどいかと。
年商約70億(会社概要、22年度より)の規模で商品の半数が無いとし、売上や利益も半分になっているなら、ツクモから回して貰うとか、通販で購入してでも現金を回さなければやっていられないレベル。
ノートならCPUの入手は難しいけれど、デスクトップなら消費者のように買えば良く、受注生産なのだから、やる気が有るなら納期1~2週間と表示し販売は可能。
なぜそれをやらないのか。Windows 8の初被害「社」になりそうな空気がただよっている気がするけれど、単なるメンテナンスや本当にパーツ不足なのかも知れませんな。
販売保留か、店じまいか。
正直どうでも良いけれど、メーカーの競合は1つでも多い方が価格競争的に買う側には有利なので残って欲しいところ。
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