ゲームとパソコンの調査結果発表。
フェイスが今年からゲーミングPCに特化するとの方針を発表しており、最近流れて来るニュースを見ると本気のご様子。本当にゲーム用PCに需要は有るのか気になった為、当サイト内にてアンケート調査を実施した次第。
回答数は1,042件、ご協力有難うございます。
条件や環境など。
- 期間:2013年3月30日頃から4月10日頃まで(約12日間)
- 方式:一択または複数選択のみ、全3問
- 回答:1,042件
- 対象:当ブログ訪問者(およびその派生)
投票所までのリンクは、3月30日から全記事の最下段へ設置。4月1日の記事で告知しつつ全ページ右上からも誘導。
利用したシステムはMr.アンケート、素の結果のグラフはこちら。不正な投票や悪意有る操作が無い事を確認済。どのようにチェックしたかここで書くと意味が無くなる為、秘密という事にて。
ソースのグラフは横棒のみなので、別のグラフ形式へ変換しつつ、解説や感想などを入れて参ります。
ゲームとパソコンの需要調査結果(2013年4月)
全3問中、唯一複数回答が出来る1問目から。
現在利用しているゲームの環境を全てお選びください
まずは、どの程度の人がパソコンでのゲーム利用をしているか。回答の種類は数有れど、今回の調査目的は「パソコン用の3Dゲーム」の数値。
複数回答の約1/4にあたる25%くらいPCゲーム。いくつでも選択出来る為、4人に1人という意味ではございません。
私の予想を大きく上回った為「おかしい」と感じ、操作目的の投票が無かったか調べるも不審な票は無し。
当サイトはBTOパソコン.jpなので、BTOという文字を知らない一般PCユーザが居ないとするなら偏っているかも知れないけれど。
PCゲームに続き、家庭用ゲーム機、PSPなどの小型なゲーム専用機、スマホなどへと小さくなっており、別の言い方をすると、手軽にゲームをする人より本格的にやっている人が多め。
但し、これは複数回答なのでゲーマーなら全部やっているやも知れず。しかしそう考えると、手軽な方が票数は伸びると思われ、本気でゲームをする人は小型機器では物足りないと考えるが妥当でしょう。
1位になった回答を「パソコン用の3Dゲーム」とした理由は、フェイスなどBTOパソコンで販売されるゲーミングPCが主に3Dゲーム用なので、その需要への疑問として。
スマホゲームが少ない原因は端末の普及率が比較的低い為も有りましょう。今後、ガラケーがスマホになって行くと上がる、かも知れない。
「あなたは」ゲーム用の高性能PCが必要ですか?
2問目はストレートに需要を問うております。これも予想外で驚いた。
約半数は「いいえ」と答えているものの、ゲーム用の高性能PCが必要な人は4割近くも居るという。
再び疑ってしまったのでソースを調べるも、やはり不審な回答は無し。投票者の5人中2人くらいはゲーム用PCが必要と感じているご様子。
ふと気になった事は、各BTO PCメーカーの通販サイトのレイアウト。
マウスコンピューターの場合。
(グローバル)メニューは左から順に重要、または需要の高いコンテンツへリンクするレイアウトが一般的で、BTOパソコンと言えばデスクトップとするとマウスの並びは当然。
マウスはノートも本気でやっており、需要も有るので2番目なのでしょう。ゲームPCはG-Tuneというブランドを作っておきながらも3番目。
しかしドスパラの場合。
マウスと比較すると、デスクトップPCとゲームPCが入れ替わっております。
以前から違和感が有り、なぜゲームPCが左端(最も目に付く)なのか疑問に思っていたけれど、ドスパラは推奨PCの種類ならトップクラスに気合が入っている為、需要も有りここで良いのかと納得。
フェイスの現在。
2013年1月のレイアウトをタイムマシンで見て来ると、左からデスクトップ、ノート、ゲームの順になっていたので入れ替え済。
今年はレノボが国内でもデスクトップでゲームPC市場へ参入するなど賑わいそうな予感。私が想像していたよりゲームPC需要は高いのか、そしてBTOパソコンが生き残るにはデスクトップPCとゲームPCへ偏るべきなのか。
話を戻すと、問2の回答では約4割の人が高性能なゲームPCが必要と答えており、馬鹿には出来ない数値。
問2の質問には「あなたは」と付けており回答者を指して質問しており、(BTO)パソコンの販売でゲームPCが必要と思うか、とは聞いておりません。
ゲーム用PCの予算イメージを1つお選び下さい
ラストは予算、ゲームPCの価格に対するイメージ。
最多は10万円~(12万円未満)で、全体の27%くらい。
私もこの価格帯のイメージが有り、10~14万円くらい有ればコストパフォーマンスに優れるゲーミングPCが購入出来ると感じております。
次に多い価格帯はその前後、その後は14万円以上となっており、18万円以上になると一気に低下。
20万円~がやたら多い原因は、20~30万円となっており他の回答の5倍の幅が有る為でしょう。選択肢を増やしたくなく、20万円以上は少数と予想した為。
現在、BTO PCメーカー各社が提案しているゲーム用、推奨パソコンは12万円前後。モンハンなどは多少性能が低くとも快適に動作する為、10万円を余裕で切っていたりもございます。
価格へのイメージは回答者が個々にどのくらいと考える以外、BTOパソコンのゲーム推奨PCに12万円前後が多い為、上記のような結果になったのかも知れない。私がそう。
無駄に円グラフもやってみたので、上の棒が見づらいならこちらをどうぞ。投票数が多い順の時計回りとし入れ替えております。
ゲームとパソコンの需要調査アンケート結果(まとめ)
今回の3問への回答より結果をまとめると。
- ゲーム全体の25%くらいがパソコンの3Dゲーム
- 5人に2人が、ゲーム用の高性能PCが必要と思っている
- ゲーム用PCの価格イメージは8~14万円、12万円~が最多
今回も適当にBTO PCメーカー各社へ当記事の調査結果をメールで連絡する予定。ご協力有難うございます。買う側としては何か良い方向へ少しでも向かうと良いですな。
なお、当サイトはBTOパソコン.jpという属性の為、回答がゲーマーへ偏っていると思われるやも知れないけれど、BTOパソコン.jpに来るという事はBTOパソコンの通販を選ぶ人とも考えられる為、ポイントをばら撒き、それ目的でてきとうに回答する人から調査するより精度は高いはず。
また、当サイトはPCマニアばかりでは無く、検索エンジンからの新規アクセスが多い為、一般ユーザ率は高めとなっております。
おまけ:投票と経過日数、参照元について
以前から気になっていた「何日アンケートすると何票集まるか」を出してみたのでついでに。今回のデータを元に日付別で推移をグラフ化。
開始2日間は設問が完成したので、とりあえず全記事の下へリンクボタンを設置。4月1日に協力呼びかけ記事を書き、月曜という事も有ってか一気に521へ。
今回は1000を超えたら終わりとしたけれど、ある程度の回答数で良いなら1週間でも良さそうですな。次回からの参考にさせてもらいます。
4月1日のみ急激に上がっている原因が他に無いか、一応リファラ(当サイトへアクセスの参照元)も。
検索以外で目立つリンク元は特に無く、当ブログの平常運転レベル。
2番目「direct/(none)」は不明という意味なので、ブックマークやhttps付(ツイッターなど)からアクセスが有ったのかも知れないけれど、他の日と比較し当日のみ不明が増えているわけでもございません。
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