レサンセの3万円ノートが6月16日発売で復活。
以前、パソコン工房が貸してくれた2011年末発売、3万円のレサンセ ノートは4月に完売。約2ヶ月を空けての新製品は性能がやや上がっております。6万円のウルトラブックに移行かと思っていた所、この価格は凄い。
今回は借りておらず、通販ページを適当に拝見。
いつも通り私が勝手に評価するシリーズで、パソコン工房から依頼されたわけでも金を貰った提灯記事でもございません。
「Lesance NB P3534-SP」29,980円(送料無料)
販売期間や台数は不明。パソコン工房のページでは夏のボーナス特別企画となっており、以前のレサンセと同様に予約販売中。
価格は約3万、4万、6万、7万円(現在6.5万)の全4機種。
6万円以上なら同じレサンセシリーズのウルトラブックが買えてしまうのでスルーでしょうな。
性能のバランスから用途を考えると、CPUよりとSSDが付く分、こちらの方がストレス無く使えましょう。
ちなみに、先日パソコン工房へ「このウルトラブックのSSDはキャッシュ用か」と問い合わせたところ「違う(独立した起動(C)ドライブ)」との回答有り。関係無いけれど、ドスパラからは未だに回答無し。
というわけで、3万と4万円のレサンセ2種類を見て参りましょう。
「Lesance NB P3534-SP」は29,980円(送料無料)
3万円の新レサンセ、主な仕様は以下の通り。
- OS:Windows7 Home Premium 64bit(32bitとのセレクタブル)
- CPU:Celeron B815(1.6GHz、2コア/HT無、2MB)
- グラフィック:インテル HD Graphics ※CPUに内蔵
- チップセット:インテル HM65 Express
- メモリ:2GBx1(DDR3-1333)※空きスロットx1
- HDD:320GB
- 光学ドライブ:DVDスーパーマルチドライブ
- モニタ:15.6型ワイド光沢液晶(解像度:1366x768)
- LAN:無線IEEE802.11b/g/n、有線1000Base-T対応
- その他:USB2.0x3、D-Subx1、HDMIx1
- バッテリ駆動:約3時間10分(JEITA測定)
- 重量:約2.4kg(バッテリ含む)
完売の旧レサンセ(LNB-7HP-P3533-SP)の仕様はこれ。
- OS:Windows 7 Home Premium(OEM版 32/64bitセレクタブル)
- CPU:Celeron B800(1.50GHz、2MB、2コア/HT無、TDP35W)
- チップセット:Intel HM65 Express ※CLEVO W255HU(W240HU/W250HUQ)
- グラフィック:Intel HD Graphics(CPUに内蔵)
- メモリ:2GBx1枚(PC3-10600)最大8GB、空きスロットx1 ※ASink製
- HDD:320GB(5400rpm、8MB) ※SAMSUNG HM321HI
- DVD:スーパーマルチドライブ ※東芝サムスン SN-208
- モニタ:15.6型ワイド光沢液晶(解像度:1366x768)
- 有線:ギガ対応LAN、HDMI出力、D-Sub15pin、USB2.0x3 など
- 無線:IEEE 802.11b/g/n
今回は現物が無いので詳細が判らないけれど、CPU以外は同じ仕様。
新製品も旧機種と同様にハードウェア部分のカスタマイズは無い為、ベアボーンに搭載のCPUが微妙に性能アップしただけでしょう。
価格が同じなので新製品の方が良いけれど、性能はクロック周波数0.1GHz(100MHz)の差なので大して変わり無し。
実機レビューその2でやっているように、このノートでもモンハンは可能。ベンチマークなども大して変わらないかと。
4万円のレサンセ ノートの方が良いかも知れない
3万円という、家庭用ゲーム機並の価格を優先するなら4万円は無しになるけれど、1万円差でCore i3はライトユーザ(軽めの用途)でも有利かも知れない。
3万円レサンセと違う箇所のみ。
- CPU:Core i3 2350M(2.3GHz、2コア/HT対応、3MB)
- メモリ:4GBx1(DDR3-1333) ※空きスロットx1
- HDD:500GB
- バッテリ駆動:約3時間(JEITA測定)
CPUがCore iシリーズになり動作クロックが上がりスレッド数が2倍、キャッシュ1.5倍。メモリは2倍になり、HDDはプラス180GBの増量。
代償としてバッテリ駆動時間が10分短縮。但し、JEITA測定なので全然あてにならないとし誤差程度でしょう。
これらに1万円の価値が有るかと言えば、パーツ単品で計算すると5~6千円くらいなので無いと思うけれど、Celeronではきつい場面が有ると思うなら、こちらの方が無難でしょうな。
個人的には他人に勧めるなら4万円の方、自分用なら3万円の方で充分。勝手にメモリを増設し、HDDをSSDに交換すると思う為。
計3年の延長保証に入るなら店舗の方が得
パソコン工房最大の利点と勝手に思っているサービスが延長保証の安さ。3~4万円で5250円は割高なものの、2~3年目に故障しない自信が有る人以外は追加を推奨。
そして今回は店舗販売のみで特典。
全国約90店舗!お近くの取扱店舗で実機を展示中!実際に見てご購入頂けます。 店舗におきましては、「3年間保証(有償)」を加入頂くとメモリが倍増となるキャンペーンを実施中
通販でもやれよと言いたいけれど、メモリ含むハードウェア部分のカスタマイズは無し。完成品ノートなので、店舗では在庫品のメモリを店員が取り替えてくれるのでしょう。
メモリ2GBが4GB、4GBが8GBになれど1~2千円くらいの価値なものの、更に上のモデルは8GBが16GBになるなら元が取れそうな勢い。
このノートはメモリ上限8GBと思っていたけれど16GB載るのでしょうか。
約3万円の激安ノート「Lesance NB P3534-SP」まとめ
CPU以外は同じと思われ、詳細は以前借りた3万円の旧レサンセ ノートのレビューを御覧戴くとして、気になる所はメモリの速度表記。
- メモリ:2GBx1(DDR3-1333)※空きスロットx1
旧レサンセで私が発見した妙な箇所は、仕様では1333MHz(PC3-10600)なものの、実際の動作ではPC3-8500へ減速。メモリの仕様としては間違っていないものの、動作はやや速度が落ちる仕様。
体感で速度の違いが判らないレベルなものの、買う側としては納得出来ないかと。今回のレサンセから10600で動いているなら私の妄想なので失礼。
メモリ以外はレビューでほぼ絶賛したように、意味の判らない安さ。性能が高くなくとも良い用途なら気軽に買い替えや買い足し出来る価格なので、軽めの用途ならメインPCとしても使えるでしょう。
実機レビューは全4ページ、長文なので暇ならどうぞ。
パソコン工房のレサンセ ノートを評価・分解編(1/4) - BTOパソコン.jp
https://bto-pc.jp/select/lesance-note-break-up-1.html
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