ストレージ容量に関する調査。
敢えてSSDやHDDと限定しなかった理由は回答者に決めて欲しかった為。今回の調査期間は約7日間、内1日が祝日という不利な条件であったものの、1問1択の為か回答総数は1,318とかなり多め。
おまけ記事として手短に参ります。
調査期間は、2012年10月7日(日)から2012年10月14日(日)、いずれも午前10時頃開始と終了の約1週間。
以前のWindows8発売前調査やノートPCに関するアンケートと同様、経過は開始から終了まで公開しており、情報操作などしていない証明として。
これだけ有れば充分と感じるストレージ容量は500GBが最多
私のてきとうな予想では、充分と感じる容量は120~250GBくらいでは?と思っていたけれど、500GBは必要なユーザが多め。
左は票数、右は割合。データ(ソース)は同じ。
左の棒を見ると500GBを頂点とし、1TBや250GBが高くなっており、次いで2TB、その次でようやく120GBとなっておりますな。失礼。
過去記事でそんなに大容量が必要なユーザは多いのか?と書いておりましたが、意外と多かった。
左を見ると結構差が有るように見えるけれど、右の円を見るとどの容量も大差無く見えているのは私だけでしょうか。
60GBで充分なユーザは稀、120GBも全体の1割に満たず。大容量を見ると1TBや2TBの需要は有れど3TBが不人気。2TB以上認識の壁を超えるか否か、でしょうか。
ちなみに当サイトのXPユーザは9月の1ヶ月間で約34%なので、偏っているとは言えないかと。
人気順に並べ替えて見たグラフが以下。
120GBまで直線が描けるような需要のばらつき。これでは良く分からないので、別の表現にしたグラフを次で。
SSD容量と価格の普及ラインはまだ先か?(まとめ)
容量の少ないものから票数を累計。「わからない」は除外。
今回の結果を容量別の充分度としてまとめると。
- 120GB・・10人中1人
- 250GB・・4人中1人
- 500GB・・2人中1人
SSDは既に250GBクラスのコストパフォーマンスがそれ未満の容量と同じ、または優秀になっているものの、250GB程度で足りると感じるユーザはまだ4人中1人くらいと低め。
500GBになると半数のユーザが充分と感じていると言えるけれど、この程度では全PCがSSDになるのはまだ先でしょうな。500GBのコスパがそれ以下の容量と同じになっても、メーカー側は単純にSSDとHDDを半々にする事に。
累計で見ると1TBで7割なので、SSDが本格的に載りまくるのは1TBから。しかしこれは矛盾しており、現行のノートPCのHDDは1TB以下というより未満が多め。
各容量の投票別の数値より、累計の方が参考になりそうなので、PCメーカーの中の人が見ているなら社内でご利用有れ。
ナショナルブランドのノートがSSD標準になり、BTOメーカーのデスクトップがHDDのまんまで売り続けると、一般PCユーザは「ノートの方が高性能」と感じる事にも繋がり、ますますデスクトップが売れなくなりましょう。
以上、アンケートへのご協力有難う御座いました。
補足:今回の調査結果の転載はご自由に。数値をいじらないなら改編され ても結構。Webサイト(ニュースやブログなど)なら当記事または当ブログ(https://bto-pc.jp/)へソースとしてリ ンクを。社内など紙で使用するなら出典表記の有無は不問。
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