メモリ類が値下がり傾向。
円高へと転じた時期は2016年2月なのでまだ1ヶ月程度。2月は中旬が旧正月で台湾や特定アジアの大連休にて値上がりするかと思えば影響見られず。パーツの値下がりは安倍総理のお陰かも知れませんな。
どのくらいの価格か適当に見て参りましょう。
現在の為替相場はこちら。過去2年間、現在1ドルは約112円。
source:アメリカ ドル / 日本 円【USDJPY】:外国為替 - Yahoo!ファイナンス
過去どのような変化が有ったかおおよそで。
- 2012年12月頃まで・・・1ドル80円
- 2014年8月頃まで・・・1ドル100円
- 2014年11月頃まで・・・1ドル110円
- 2016年2月頃まで・・・1ドル120円
80円の頃が懐かしい、当時のメモリ価格は嘘のように安かった。下の画像は2012年12月の当サイトの記事より、価格コムのメモリ売筋ランキング。
source:HDDは2TBが6千円台、メモリ8GBは2千円台まで値下り - BTOパソコン.jp
8GB2枚の16GBが5千円を切れていたというマジかよ感。現在はここまで値下がりはしていないものの数ヶ月前と比較し安くなっております。
SSD全体が値下がりメモリはDDR4も底値感
全部リンクするのは面倒なので価格コムのパソコンへリンク。
価格.com - パソコン
http://kakaku.com/pc/
SSDの価格は全体的に1ランク下がった印象
最近のSSD価格を見ていないなら、一見すると1位の7千円台は128GBかと思ってしまう人も居られましょう。256GBクラスがここまで値下がりしております。
256GBが以前の128GBくらいの価格まで落ちたので128GBは更に下へをおいやられ、セールで3,980円とかやっていたり。80GBが消えたと思えば近い内に128GBも終わるでしょうな。
そして5位の2.5万は512GBクラスでは無く1TB級。4位で500GBが1.5万円を切れているように価格が1ランク分下がった感じ。1万円前後を予算とする私のような人ならば256か512か悩ましいところですな。
値下がりの原因は円高以前の話、TLCが主流となりつつ有りそうな流れとなっており、サムスンが出した頃は大丈夫かよ感が凄かったもののサンディスクが価格破壊しつつTLCで出した事で印象が変わったと憶測。
主流にならなくともどこかのメーカーがTLCで出し続け、MCLも巻き添えに価格帯が決まるなら現状維持か更に低価格化は進むでしょう。過去にはSLCが標準になるとか言っていた人も居りましたな。※注:私
TLCがどのくらいの寿命なのか、BotchyWorldの終了が残念過ぎる・・・
息の長いBX100の価格推移。
発売当初1.3~1.4万円が現在は8千円台。
1月の最安グラフが谷になっている所は、いつもはNTT-Xストアが空気を読み他の256GBと合わせるけれど、在庫が切れると他の放置しているショップが最安になる為で、NTT~の最安設定が適正価格だと思う。既に後継は出ているのだから(但しBX200はTLC)。
自力でストレージ換装する人は私がどうするのか聞きたいかも知れないのでチラ裏しておくと、起動ドライブは256GBで充分なので512GB以上は不要。バックアップ用はHDDで上等。
次にSSDを買うとしたならデータ用の3~4TBになるので、3TB級が1万円前後は無理だろうから10年くらい先になりそう。1TBが5千円切る時が来たなら3台購入してRAID0でも良いけれどやはりまだ先でしょう。
起動ドライブのSSD化は必須と言えるけれど、データ用は結構どうでも良いので無理して換装しない。
メモリはDDR4と3の価格差が無く底値の気配
DDR4は昨年の夏に出て間も無くなので割高だったけれど、自作ユーザが乗り換え始めたのか現在はDDR3と同じどころか、上の画像では2位と3位のように逆転している事も。性能はDDR4の方が上にも関わらず。
1位と2位のDDR3(W3U1600HQ)、上4GBx2、下8GBx2の価格推移。
3位と14位のDDR4(W4U2133PS)、上4GBx2、下8GBx2の価格推移。
DDR4はあからさまに止まっているので何か不自然だけれども、DDR3の方も下がり方が緩やかになっております。ここが底値なのか?と書くと大抵は更に値下がりして行くものなので円高に期待。
その他、パーツの価格が推移無しでも判る人ならこちらがお勧め。
ASCII.jp:【価格調査】DDR4 8GB・2枚組が初の8000円割れ (1/4)
http://ascii.jp/elem/000/001/130/1130917/
カテゴリやタグ分けされていないようなので、最新を探すなら
- https://www.google.co.jp/search?q=site:ascii.jp+価格調査&tbs=qdr:m
このようにGoogleのサイト内検索で1ヶ月以内にすると検出するはず。ちなみに末尾のqdr:「m」(month)を「w」(week)にすると一週間以内。
BTOパソコンはいつ頃から安くなる?(まとめ)
メーカー関係者では無いので知らないけれど、過去似た状況になった際は円高傾向になり始めた2~3ヶ月後、と予想し実際には1ヶ月少々で量産系の値下がり開始を確認した記憶がございます。
マウスがこういう事を沢山やり始めたら祭りの予感。
上記の意味は3通りで、単に4GBメモリや500GBのHDD在庫が無くなりそうなので上げている以外、今なら今月マウスは決算なので在庫をはかせたい、そして他社と比較し性能や容量で負けている場合の応急処置。
他にもHDDが今だけSSD搭載とか、期間限定n万円値引きなども似たような意味でしょう。モデルチェンジはプレスリリースを出したりページ丸ごと編集するなど手間が有り時間を要するところ、マイナーチェンジで一部変更するのは楽。
今回の円高傾向開始のタイミングは、素直に3月決算するマウスとパソコン工房には追い風。
一般的に在庫する商売は決算時の棚卸し金額を下げ現金を増やして業績を良く見せたいものなので、3月末時点で在庫を絞りまくれたならば4月からは円高レートで仕入れたパーツで売る割合が高まるので他社より安く出来るかも知れない。
そうなるとドスパラなどの競合も合わせざるを得ず全体的にパソコン本体が値下がりする可能性が高まるわけですな。特にマウス(MCJ)は上場企業なので株主や銀行にも業績は良く見せたいはず。
しかし、メモリやSSDが値下がれどもCPUやグラボがインテルとか代理店の操作により維持されるやも知れず。過度の期待はせず、パソコンは必要な時が買い時なので変に低価格にこだわりすぎない方が精神的にもよろしいかと。
おまけ:メーカーはもうSSD標準にしても良いのでは?
SSDの256GB級が7千円台とか、もはやこれは標準構成の起動ドライブとして充分有りなのでは。
HDD、左3.5、右2.5インチ。
高性能やゲーム用のデスクトップPCでは標準で2TBのHDDが搭載されていたり、500GB~1TBも価格はそう変わらず5~7千円台。ノート用2.5インチは標準500GBが多い気がするので4~5千円台。
256GBのSSDが7千円クラスまで下がっているのだからこれを標準とし、
「256GBで足りない場合はHDD 500GBをお選び下さい。SSDはHDDと比較し超高速なので弊社ではSSDを強くお勧め致します。」
のようにしておけば今までHDDで利用していた人は、「このメーカーのパソコン凄く速い」と感じてリピーターになってくれるかも知れない。
心配どころが容量ならば3年半前と古いけれど調査結果がございます。
source:ストレージ容量のアンケート調査結果(2012年10月) - BTOパソコン.jp
おおよそで、250GBで良い人は25%、500GBは50%、1TBは70%なので250では足りないと思われそうだけれども、これは起動ドライブとは言っていない全体、総容量。
しかも当サイトでの調査なので容量が大きめに出ている可能性が有り、一般的には250GBも使いきれていない人はもっと多いはず。足りなければ外付するだろうし今はUSB3.0と高速になっているので、内蔵ストレージ容量をメーカー側が気にしてあげる重要度は昔ほど無いはず。
というわけで今はどうなのかミニアンケート。3択にしたので最も近いものをお選び遊び給え。今回は起動ドライブのみとしており総容量ではございません。※Cドライブ右クリックしてプロパティで現在の全体と使用量が判明※2016.04.05 結果画像へ差し替え
結果のみ見るならチェックせず投票ボタン、翌朝以降に結果を見た数値がだいたい締めと考えて良い感じ。※2016.04.05 結果画像へ差し替え
MEMが安くなっているようですが私の所のPCは全機DDR3ですから、安くなったとは言え先の見えた規格を買い増しする事はないですね。
また、DDR4は使っていないし。
DDR4で新規に組むなら、MS様サポートの関係(件の新CPUのあれ)でクソOSになってしまいますから、買う事はあるんでしょうかね。
ミニアンケートで1TB以上必要ってのに投票している人がちらっといたんだけど、
どういう使い方をしているのかが超気になります。
何かすごい事やってるのかな。
私はシステム・アプリ・個人ファイル合わせて160GB程度しか使ってないので、256GB程度でもいいかなって思いました。
>おまけ:メーカーはもうSSD標準にしても良いのでは?
そうですね、SSD標準の時代が近づきつつありますね。SSD標準になれば、HDD時代にやってた、こんなことはやらなくても良くなりますね?
・「(主にノーパソで)ディスクを予めCドライブとDドライブにパーティション分けしておいて、ユーザデータはDドライブに保存するようにしておけば、万一ディスクが壊れても、Dドライブが無傷でデータ復旧できる可能性が高くなる」という説を信じて、
¥ユーザー¥(アカウント名)¥ドキュメント(ピクチャ、ミュージック・・・)を、フォルダプロパティで場所変更してDドライブに移動する とか。
(そもそも、バックアップソフトで週毎に1日は全体バックアップ、残り6日は増分バックアップ、それを3サイクルしている私は無問題! ついでにシステムの復元領域もゼロにしても無問題(ドヤ)! か?)
>SSDの価格
1万円で250GBクラスが買えるのは良し。CPUが非力なノートPCだと、SSD化の恩恵は大きいですね。
>メモリ
1~3位をCFDが独占とは流石。8GBの2枚組が1万円で買えるなら十分に安いです。
>一般的には250GBも使いきれていない人はもっと多いはず
そういえば仕事用として会社に寄付(捨てたとも言う)したノートPCがSSD仕様でしたけれど、容量は40GBながら使用に問題は無いですね。日々の業務でそれほど大量のデータを端末に保存する必要は無いでしょうから、法人用ノートPCのSSD化促進に期待。
>買う事はあるんでしょうかね
Haswell-Eなら、DDR4で当面Win7でいけますね
(Haswell-EとX99を買ってから、慌ててDDR4メモリ買いに行ったのは私です w)
3/12(土)00:50時点のアンケート結果メモ。
Q. 起動ドライブ(C:)の容量はどのくらい有れば足りますか? (393 votes)
256GB以下でも大丈夫・・・72%
512GBは欲しい・・・25%
1TB以上必要・・・1%
ほらね。
1TB以上の人は何か特殊な事情が有るかデータドライブをCドライブ共用の1台で済ませていると見ており、512GB派は1個数十GB余裕で食ってしまうゲーマーや職人系アプリ入れざるを得ないプロフェッショナルと予想。
データ別なら起動ドライブ250GB以上も必要な人は稀なわけで、データを素直にCドライブのドキュメントフォルダに入れていたとしても、250GB未満で足りている人が多いのでしょう。いや、知らないけれど。
※このアンケートはしばらく閉じないので興味有らばTwitterなどで拡散を。数カ月後にまとめて結果報告したい。
恥ずかしながらインテル様CPU、は私にとってはアウトオブ眼中。
私にとっての新CPUとは今のところ、AMDの" Bristle Ridge "一択なので。
申し訳ありません。
>" Bristle Ridge "一択
MSによればIntel "Kaby Lake", Qualcomm "8996", AMD "Bristol Ridge"がWindows 10のみのサポートでしたね。
とすると、通りすがりの偏屈者さんが最初のWin10常用者になるのかもですねぇ。
(その前にみんな強制アプグレされたりして w)