Windows7の利用率推移を集計し1年経過。
Windows7は2009年10月22日発売より順調かは知りませんが売れ続け、12ヶ月で25%に近付く数値まで上がりました。過去のWindowsのやらかしっぷりにて発売直後は罠だと考えていたものの、激しい不具合は無く12ヶ月が過ぎております。
XPは先月で全て販売終了の為、購入は心置きなくWindows7をどうぞ。
2010年10月のWindows7の普及率は約23.77%
ここからの数値は全て当ブログより。
遂にXPが6割を切っておりますが、まだまだ多くはXPユーザ。
Windows7はもうすぐ4人に1人が利用となりますが、月の推移はプラス2%未満。平均すると約1%程度の上昇具合となっております。
推移は見易い方をどうぞ。折れ線は移動平均線入り。
1年前と比較しXPは約10%減、Vistaは5~6%減少という所でしょうか。
Windows7は10月下旬発売から今年の2月までの増加が多く2%以上、3月以降は2%未満となっており過去半年は安定。
Windows7の移動平均線を見ると今年6月から減少するだろうという計算になっており、同じくXPを見ると変動が少なくなっているようです。
この調子で行くと、いつWin7がXPを抜くか。
2013年の9月頃にXPと7が同じ比率になる計算。過去6ヶ月の安定具合から、このまま行けば予想から大きく外れそうに無し。
XPのサポート切れ(予定)は2014年4月9日。という考え方はせず、パソコン買い替えなどタイミングが有るならXデーが近付くほど7への乗り換え考慮は高くして良さそうです。
Windows7の価値としては見た目が良く操作性(効率)がXPより落ちている以外特に無く。数年後を考えると支障が無いなら今から64bitも粋でしょう。仮想な32bitで動かないかも知れないソフトウェアを捨てられるか博打になるでしょうな。
パソコン初心者なら今更XPは無しかと思いますが、Windows7のためにXPを捨てる事も有りません。機能は増えていますが必須と言える物は無し。
最近、コメントでサイコムのOS(Windows7など)無しで購入している方々が居られますが、彼らはXPをパッケージやDSP版で持っており流用しているため不要。よってXPを使い続けているわけです。
普通に富士通やNEC製のPCからBTOパソコンに乗り換えるなら、多くは元がOEM(マイクロソフトがPCメーカーに任せたWindows)なので流用不可。新たにBTOメーカーのOEMで安く買うか、流用出来そうなDSP版で参りましょう。
2010年10月(1ヶ月間)のOS以外を集計してみた
同じく当ブログよりOS全部の割合。パソコンや端末の種類という考えも有り。
ここはWindowsネタが多い為かWindows利用が9割以上となっておりますが、日本では特にWindowsユーザが多くLinuxユーザが少ない事から大手で集計しても8割を切る事は無いと思われます。
数値が低く精度も低いと思いますが、iPhoneがLinuxを上回っている辺りが印象的。iPadが下に続いています。iPhoneやiPad用のブックマーク用アイコンを設定しておりますが無事に表示されているでしょうか。確認した事が有りません。
次にブラウザの利用率。
人気が更に急上昇していると思われるChromeが相変わらず10%前後。10を超えた辺りから伸びていない気がします。代わりにFirefoxが25%近くまで上がっている事に驚きました。
どちらも良いブラウザなのでIEを使っているなら乗り換えをお勧めします。特にGoogleのChromeブラウザはかなり速くなっており、久々に使うとFirefoxやIEなどとは段違い、体感出来るほど高速化されています。
IEのみでバージョンを見ます。
正式版では最新のIE(Internet Explorer)バージョン8が約7割と最大。
IE6は企業に多いらしくバージョンを上げられない不遇な環境で働く方々も居られるようです。IE7も企業で多いようですが、バージョンを8に上げられる環境なら問答無用で8をお勧めします。
4番手にIE9も見られるものの、現段階ではベータ(テスト)版なのでフィードバック出来る上級者や新しい物好き以外は使わない方がよろしいかと。
マイクロソフト曰く、IE9はHTML5の対応が完璧らしいものの、手前の旧IEがCSSレイアウトをぶっ壊したまんま対応せず利用率が多い事を何とかしなければ、作り手はHTML5どころでは有りません。
また、IE以外のシェアが3割有るとするなら、そこが全て対応しなければHTML5やCSS3は制作側は使わないものです。IE10で本気出した方が良いでしょうな。
これからはWindows7、32bitか64bitどちらが正解か?
まさか新しくVistaを購入する人間は居ないと思いますが、XPは実質購入不可。これから普通のパソコンを買うなら自然とWindows7になります。
問題は32bitか64bitかの選択ですが、方向性は違うものの富士通とNECのどちらが良いかという二択に似ており、好きな方にしましょう、または用途で判断しようとしか言いよう無く。
例を挙げると、私の場合は32bit。7に対応しているかは別として、現在XPで使っているソフトウェアを全部使いたく、64bitなるものはまだ早いと考えている為。
先日、AdobeのCS5のフルセットを購入したデザイナに勧めた物は64bit版。ほぼデザイン専用で利用しエプソンのプリンタドライバがWin7の64bitに対応していた為。
更に別では、MMO狂いの引き篭もりユーザには自分で決めろと。現在プレイしているゲームが64bitに対応しているか確認したり、今後もゲームで64bitが必要無いと踏むなら32bitで。
こればかりは、新たな用途、過去の資産、マイクロソフトやインテルにも判らない市場が64bitへ移行するタイミング、が有るため未来を知る者以外に回答は出ず。有名メーカーはほぼ64bitな事も考え、初めてパソコンを買うなら64bit一本でよろしいかと。
32bit、64bit。どちらが正解という答えはございません。
また、エディション(HomePremium、Professional、Ultimate)の選び方は、これらの選択に迷っている時点で良く解らず機能が必要無い、イコールHomePremiumで良いという考え方も出来ます。
意味は有りませんが過去1年分の集計をリンク。タイトルに統一性が無い理由は私の趣味で深い理由は無し。
- Windows7の普及率は約22.12%:前月比+0.5%(2010年9月度)
- Windows7の利用率は約21.63%:前月比+1.3%(2010年8月度)
- Windows7の使用率は約20.32%:前月比+0.8%(2010年7月度)
- Windows7の使用率は約22.13%:前月比+1.3%(2010年6月度)
- Windows7普及率は約20.85%: 前月比+1.9%(2010年5月度)
- Windows7のシェアは約18.87%:前月比+2.6%(2010年4月度)
- Windows7の利用率は約16.25%: 前月比+0.6%(2010年3月度)
- Windows7の使用率は約15.68%:前月比+1.1%(2010年2月度)
- Windows7普及率は約14.58%:前月比+3.14%(2010年1月度)
- Windows7利用率は約11.44%:前月比+2.65%(2009年12月度)
- Windows7の利用率は約8.79%(2009年11月度)
隔月とか考えると忘れそうなので来月もやるかも知れません。
当日9:20追記・補足
上のリンクタイトルでは6~7月にWin7率が下がっているように見えますが、タイトル用にデータを頂戴していたニュースサイトが身売りしてしまった為、6月まではニュースサイト、7月からは当ブログの数値が入っております。推移はグラフが正確。コメントにて御指摘有り難う御座います。
追伸というか私信。
WebMasterToolを見ているとdmozに登録されている事に気付きました。どなたの推薦か、エディタ殿の採用かは知りませんが掲載有り難う御座います。
バックリンクの価値としては量産のゴミリンクよりはマシな程度で皆無と考えているものの、古めなSEOマニアにはステータスのようなものでしょうな。
>3月以降は2%未満となっており過去半年は安定
どうやら2ndノート機でwin7率上昇に貢献してしまったようです。
win98でその他率にも貢献してますがw
>Windows7の価値としては見た目が良く操作性(効率)がXPより落ちている
しれっと叩いててフイタ、禿同w
相変わらずナニがどこにあんのかワカンネ、やりたいことデキネ
過去Microsoftのユーザインタフェースのデキが良かったことは無いっていうw
OFFICEェ・・・
>人気が更に急上昇していると思われるChromeが相変わらず10%前後
わたし的に思うのはChromeの何が素晴しいって、同期機能。
gmailアカウントにログインするだけで家でも出先でもまったく同様のカスタマイズ状態。
ブックマークは当然としてアドオンやセションまで全て同期とかもうね。
ナニあのネ申機能。
>Chromeブラウザはかなり速くなっており
おっしゃる通り確かに早いんですが、マルチプロセスなんで相当メモリ食います。
使用中にタスクマネージャとか見るとChrome並び過ぎワロタ
できればメモリはガッツり盛っておくことをお勧めします。
>バージョンを8に上げられる環境なら問答無用で8をお勧めします
!イケネ、読んでて思い出しました。
XP再インスコしてSP当てたもののIE8に上げるの忘れてた。
やっぱりSP+メーカで統合版作っとかないとだわ。
>7に対応しているかは別として、現在XPで使っているソフトウェアを全部
それが同じ32bit同士でも使ってみたら意外と動かないのあるので困りました。
入れてみるまでわからないってのもあるのですが、インストールは普通に上手くいって、起動の段になってwin7がこれはダメだ起動できないとか言い出すのもあるのでwアレはかなり罠。
実際にインスコ→安定稼働まで確認しないと正直解らない感じです。
ここ2、3年のじゃない古めのXPアプリはwin7でダメなの多い気がします。
なんで、なんかもうモノグサ全開なわたし的にはイチイチ調べるのがマンドクセになってきて、64bitにして古いアプリは全部使えない認識でいいかなとか思い始めました。XPアプリはXP機生かしとけばいい話ですし。
ただ、同じ32bit同士であるほうが使える確率がより高いのは確実でしょうね。
>過去1年分の集計をリンク
6~7月間で一旦win7利用率が減ってるのは、統計情報にアイシェア使わなくなったからでしたっけ?
XPが6割を切ったか、まあこれからはWindowsは増えるのは7が殆どだろうから当たり前の結果かな。自分はXPとUbuntuをデュアルブートで使っているけど、PCがブッ壊れたら7に移行します。動かないソフトは殆ど無かったし、7でダメだった物も仮想PCで使えたので確実に乗り換えますね。32bitか64bitかは迷うかもしれませんが、高くても製品版を買いますので。
ブラウザ、迷うんですよね。Windowsは色々と対応するブラウザが有るので…。自分の場合、XPでは使い分けています。USBでの持ち運びではOperaを使っていますし。UbuntuではFirefoxを使っていますが、UbuntuがChrome(Chromiumかもしれませんが)を採用することを検討しているらしいのでどうなる事やら…。
みなさんはブラウザはどれを使っておられるのか興味が有ります。
現在、うちには3台のPCがあります。
昨年、まずWindows7の64bitで「新品のPC」を久しぶりに買いました。
調子がよかったのでこの9月に初SSD導入と合わせて2台目のPCも7の64bitに。
非常に使い勝手がよいということと、あと1台、3年前から使ってるXP機が
・LAN接続がどうも上手くいかない(時がある)
・3年間でいろいろおかしくなり、特に省電力設定がおかしくなることが多い
の2点から「XPをクリーン・インストールし直すくらいならいっそ7にしてしまえ!」と決断。
で、1ヶ月ほど前に7の64bitをクリーン・インストールしましたが、この3台目も実に快適に動くようになりました。休止状態からの復帰等もまったく問題がなくなり、なんと言ってももっとも嬉しかったのは
・ハードのスペックが上がった如くにすべての動作がキビキビとなった
点ですね。さすが64bitだと。
まあXPをクリーン・インストールし直してても、同じようにキビキビとなった可能性が大ですが・・・
その3台目のPCのスペックはC2DのE6550、メモリ2GBなんですけど、実に快適に動きます。
「XPのが良いよな」とずーっと思ってたんですが、この1年ちょっとで完全に宗旨変えしてしまいました。Windows7の64bitは本当によい出来です。パフォーマンスはいいし使いやすい。
私はWindows7 HomePremium 64bitですが、現状は特に支障なく利用できています
フリーウェアは動かないものが多いとよく聞きますが、XPのSP1辺りで既に16bitアプリケーションは殆どなくなっていましたから、よほど古いソフトでない限り動かないソフトはありません
TakaQさんが
>64bitにして古いアプリは全部使えない認識でいいかな
と仰る通りの気持ちです。動かないモノは大抵がVistaにさえ対応していないことが多いため、64bit云々の話ではないと諦め代替ソフトを探す、という姿勢
>操作性(効率)がXPより落ちている
これに関しては、効率より普遍性を目指したせいかと。例えば
「本日は晴天なり」
という文章に取り消し線を入れる場合、
1.文頭から文末まで選択してから取り消し線を入れるアクションを実行する
2.取り消し線を入れるアクションを選択してから範囲を指定する
3.アクション一覧から取り消し線を入れるアクションを選択して、範囲を指定する
4.アクション一覧を開き、取り消し線を入れるアクションを選択してから範囲を指定し、実行後の効果を確認した後アクションを実行する
と、1から4までだんだん面倒になっていくやり方があるとすれば、一般ユーザー向けだと4を採用することが多いかと。そしてユーザーからの不満で改善され、SP1やSP2で1や2ではなく3が選択できるようになる、という感じでしょうか
無理してお勧めはしませんが、後悔はしない程度によく出来たOSだと思います
自宅はVista 64からWin7 64にアップグレードしたばかりですが良くなったという感じはしませんね。悪くなってもいない感じです。
自宅でも電磁界解析やってるんでメモリ6GBと奮発したからだとは思います。
アップグレードしたのは、PC購入時期のせいでDVDが後から送付されてきて、さすがに1年近く放っておくのも勿体ないからってだけなんですけど。
私にとっては、何がどこにあるんだっけっていうのはXPでも同じですねぇ。
会社でXP,Vista,Win7と使ってるから余計にそう感じるのかも知れません。
(歳のせいかも知れませんが…)
そういえば会社からも最近はWin7から拝見してます。
ちなみにiPhone用のアイコンってどこにあるんでしょう?
見当たらない。orz
なにがどこにあるんだっけ てのをXPでやっております。
なんせ今年2月にXPにしたばかりなんで。
そのときに440BX,FSB100をようやく卒業しましたです。
自分はVista使ってますけど、何の不自由も不都合もないんでサポート期間の兼ね合いさえなければ、Win7はパスしたいですね。
32bit・64bitですが、ソフトが32bitだとたとえ64bitOS上で動いていても使えるメモリーはほとんどの場合2GBらしいです。
64bitOSでメモリーをたくさん乗せれば複数のソフトを走らせた場合には有利かもしれませんが、32bitとはいえ2GBのメモリーを使うようなソフトはCPUもかなり使うと思われるので、それなりのCPUを乗せないともったいないような気がします。
ハード・ソフトが64bitに移行して32bitに対応しなくなるまでは32bitOSで良いんじゃないかと、私は思っています。
Chromeは近いうちにFirefoxを抜くのじゃなかろうか
http://journal.mycom.co.jp/news/2010/11/01/038/index.html
個人的に思うのは追加機能とか操作性向上のスパンが異常に短い。
毎日機能追加されて日々便利になっているような印象すらある。
しれっとUPDATEされてPDF閲覧可になってるとか、ユーザに意識させてない。
使用者が知らないうちに便利になってる感じ。あれはヤバイ。
何ソレgoogleコワイw
って、メインはFirefoxの私が煽ってみるw
興味深いコメント多数有り難う御座います。
・XPと7、どこに何が有るか分からない件
MSオフィスがそうですが2003から2007で阿保かと思える程に変わっております。XPからWindows7、逆はそれ程でも無いにしても結構どこに何状態は続きます。私は現在、家でXP(Pro)、仕事は7(Ultimate)を使っておりますが「慣れ」ですな。
しかし、Office2007とWin7に共通して言える事は、初心者でも分かり易く使えるようビジュアル重視で導線が引かれている事に対して、XPやOffice2003まではPC慣れしている人間が直感で操作が分かる特徴が見られます。
スクリーンセーバーから電源設定は未だに意味不明ですが。
・ブラウザのFirefoxとChrome
Chromeが激速、私の使っている物でいうとFirefoxはアドオン入れ過ぎで初回起動は1分くらい掛かる始末。普段使いならChromeで充分、ブログエディタ用のような必須アドオンの為にFirefox、使い分ける方が良いでしょうな。
IEはWeb表示がぶっ壊れていないか確認する時のみ。
・Windows7の使い心地
普通に使えて軽い。XPとは違うもののプロは道具を選ばない(キリッ
何のプロかは知りません。
> TakaQ さん
御指摘有り難う御座います。本文内に追記で補足。
> さわちよ さん
表示されなくとも確認出来ず修正不能、テストとして上げたやつです。
http://bto-pc.jp/apple-touch-icon.png
http://bto-pc.jp/apple-touch-icon-precomposed.png
> 通りすがりの偏屈もの さん
ソフトウェアの64bit対応はプログラマに言わせるとかなり面倒らしいですね。私はWindows8がこけたのを確認して7に移行予定です。