Windows8普及率は発売後1ヶ月間で約2.7%(2012年11月)

2012年12月 5日

Windows8発売、翌月分のアクセス解析。

前回、10月分の集計ではWindows8がデータに出ていないとして諦めておりましたが、今月は何かと調べて行く内にWindows8のデータを発見。これを書いている途中で判った為、グラフは間に合わず推移には載っておりません。

Windowsシェアなど、2012年11月1ヶ月間の集計より。

2012年11月30日間のアクセス総数。Google Analytics(以下、GA)より。

  • 546,531 ・・セッション
  • 401,737 ・・ユニーク

対象は当サイト(BTOパソコン.jp)のブログ部分。携帯電話用ページを除くセッション数が基準。

 

Windows7とVistaとXPの利用率(2012年11月)

答えを先に書くと、4番目のNTがWindows8。詳細は後ほど。

windows7-vista-xp-ga-2012-11.jpg

1ヶ月程度で大きく動きが有るわけも無く相変わらずの割合。

Windows2000や98などの利用も見られるけれど、サポートが終了しているのでパソコン丸ごと買い換えましょう、と以前から何度か書いて来たけれど、ここまでシェアが落ちると攻撃する側もやる気が無くなりかえって安全かも知れない。

推移を見ると11月の変化が分り易い。

windows7-vista-xp-2012-11.gif

Windows7が発売以来、初めて大きめに減少しております。

Windows8や8仕様のパソコンが売れているのか、と思ったならもう少しお待ち有れ。確かに7は減っているけれど8や8パソコンが売れて7がここまで大きく減るのはおかしい。

どのくらい7が減少しているかは、XP入り前月差の比較にて。

windows7-xp-2012-11.gif

Windows7のマイナスは2010年6月のマイナス0.03%以来2回目。今回は0.85%も下がっており、順調に1%弱プラスになっていた流れが止まったという事。

ではWindows8がどのくらい普及しているか見て参りましょう。

 

GAに出ていたWindows8、但し分けられていない

先にどう調べたか簡単に説明すると、GA(Google Analytics)にWindows8が出ていないと私が思い込みつつ、別のアクセス解析を見て不自然に感じたという。

以下はGA以外に2つ入れているアクセス解析の内の一つをOS別で表示したもの。11月30日のデータ。

os-2012-11-30-ra.gif

Windows8の文字は無く、怪しいのはNT(NT系Windows)またはunknown(不明)。これは設定しなければXPやVistaとは出ない為、いずれかが8だろうと予想するも、unknownの0.59%は低過ぎる上、10月25日以前もこの程度の割合。

ブラウザの環境変数よりOSの情報を調べると、XPはNT5.1で、8(Server2012)はNT6.2とバージョンは出力されておりました。マイクロソフトが小細工しているという勘は外れ。

という事はやはりNTなのかとGAのグラフを延ばすと、ほぼ8と判明。以下はNTのみで出力した2011年12月1日より2012年11月30日までのグラフ。

windows8-nt-2011-12-2012-11-ga.gif

左端からほぼ0の期間は3月2日頃までで訪問数は平均4くらい。少し盛り上がっている箇所は3月3日。Windows8 CP版リリースと同じ時期で、ここから20~40へ上昇。

更に6月1日から30~50へ上昇しており、Windows8 RP版のリリース時期と合っており、8月中旬の突起はRTM版リリースのタイミング。

そしてマウスでポイントしている一気に上がった日は10月26日。というわけで、GAならOS内Windowsの中に有る「NT」が99%以上Windows8という結論へ。

当記事最初のグラフに有る通り、11月のWindows8の割合は2.66%。7発売翌月の1/3にも満たないという予想通りのこけ方。

Windows7の利用率は発売翌月には8.79%となっているので、Windows8の11月データが出るなら3%未満と予想。

source:Windows利用割合は7約55% XP約33% 8不明(2012年10月) - BTOパソコン.jp

久々のエスパー。

 

Windows8は普及どころか減少している(まとめ)

ここまでの推移やそのグラフで解る事は、

  • Windows7が0.85%も減少
  • XPやVistaはいつも通り
  • Windows8は2.66%

という事は、7から8へアップグレードし7が減少したと考えられ、単純に7の減少が全て8へのアップグレードだとすると、8パソコンが増えた率は1.81%。

但し、7は10月までは1%弱で毎月増えていた為、新規で8PCが増えた割合は1%前後と見て良いかも知れず。

そして全マイクロソフトが震撼、私が声を出して笑いそうなデータがこちら。

windows8-2012-11-traffic.jpg

条件はWindows NT(ほぼ8)、期間を11月の1ヶ月間としたもの。

当サイトの全体的なトラフィックが分母になり、11月は徐々に下がっていたので一概には言えないけれど、Windows8のシェアが伸びるどころか微妙に右下がり。

興味深い点は3~4つ有るグラフの頂点が全て日曜日。そう、土日に8へアップグレードし月ようからは8では無くなっている可能性が有るわけですな。7へ戻している、と。

12月からは年末商戦のラストバトル。1月上旬はニュースが泊まりネタ切れが予想出来る為、早めに12月分を公開しましょうか。

私は勝手に盛り上がっているけれど、8は盛り下がりそう。

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