Windowsバージョン解析更新。
Windows 7サポート終了から1ヶ月半になる2020年2月。1月は10増7減がいつもよりほんのり激しかった翌月、今回はアクセス解析を見る際の設定を何か間違えたのかと思うほど増減が激しうございます。
1ヶ月間の集計よりWindowsシェア。
アクセス総数をGoogle Analytics(以下、GA)より。
右の円は、ほぼ常連15.5%、新規84.5%の意味。
Windowsバージョン別の利用率
GAより、Windowsのバージョン別シェア。
10が一気に増え85%目前、7がガタ落ちし1割切り間近。
サポート終了後に気が変わり7から10へ移行したのか、1月分の記事で私はこう書いております。
7も一気に10%台前半まで落ちると予想していたものの、今でも17%くらいにとどまっており、
推移のグラフ見た方がわかりみがやすい。
このサポート終了1ヶ月遅れでの超反応はXP終了の際も起きておりこれ。
ここまでではないとしても、当月の10は+6.51、7が-6.31、強引に8系のマイナスを7と合わせると-6.49なのでだいたい合っております。
前月との差を表すグラフ。
さすがにタダで10が出た当初ほどの上下はしないけれど、10リリース以来2番めに動きが大きかった月が2020年2月。
では世界シェアどうかと言えばたいした上下はナシ。
日本(当サイト)と世界(StatCounter)二種類の実績と予測。
もう移動平均の直線が意味をなしていない。
世界シェア(青)の方もここ2~3ヶ月は伸びに勢いが付いているような、しかし当サイト調べほどの増加は見られず。
3月の7率は1割を切るか?停滞はあるか?
推移のグラフをもう一度。
薄紫の8系をご覧あれ。
10が出てしばらくは下降していた点が2016年8月、10の無償アップグレードが終わると同時に停滞し始めており、その月に7.3%が3年半後の現在4.3%、マイナス3%にしか変化しておりません。
しかし分母が小さいので動きが少なくなり当然、割合で言うと4割減なので「しか」という表現はおかしいとも言える。
この停滞が今回も7で起きるのか少々疑問。
上記した通り、10の無償アップグレードが終わると8系ユーザの動きが停滞し始めたため、7ユーザが今は有料の10にすることはないだろうと思うでしょう。
ところが実際にはまだ無償アップグレードは可能となっており、多分終わらない。AppleやGoogleがタダでアップグレードしているのだから、それに合わせたと考えるが妥当。
但し、私もまだメインPCが7。10にする気が起きず、何らかの対応不可能なレベルのスーパー不具合でも起きない限り7を使い続けるつもり。こういう人が一定数居るだろうからゼロにはならない。
いつ停滞するのか、そもそも8系や過去のVista、XPのような停滞は起こるのかは誰にもわからないという、よくわからない終わり方をしてみましょうか。
今新しいハードにすると、7非対応なんで泣く泣く10になるかと。
ウインテルどころかAMDも同様なのは非常に残念ですね。
>10が一気に増え85%目前、7がガタ落ちし1割切り間近。
中国がヤバいパーツの価格が上がる中国からの輸出が止まる店頭在庫が無くなる、とかテレビやネットが騒いでいましたから、早めに買わねばと思って新PCを早めに買った方もいたのでしょうか。
まさかプラス分は、2月発売のRyzen Threadripper 3990Xを購入したユーザでしょうか。自作ユーザの多いBTOパソコン.jpのユーザならワンチャン。
PC Watch|世界最高峰の64コア/128スレッドCPU「Ryzen Threadripper 3990X」を徹底テスト
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/hothot/1233945.html
>但し、私もまだメインPCが7。10にする気が起きず
PCの所有数が2台以上だったとき、何となくセキュリティ的にWebサイト徘徊はWin10にしようと思ったなら、実際の所有OS割合は変わっていなくとも、特定のサイトを訪れるユーザの使用割合は最新OSが多めに出る可能性能も無いことは無いです。