生まれた時からSSD搭載のサブPC。
約2年前の当時は80GBでも13千円くらいしていたインテルのSSDが、現在は13千円も出せば240GBになってしまう価格。先日、私がメインPCをSSD化した際、その記事を見た友人から事務用PCもやって良しとの指示有り。
休み明けなので短めに。
元の構成はここに書いているけれど、修正するので修正前を引用。
- SSD:80GB(PQI X25-M 6526-080GR2)
- HD1:320GB(SATA2、7200rpm、ST忘れた)
起動ドライブがSSD、データ用に大容量HDD。
これでも特に支障は無いというか、キャッシュなどがSSDなので全然不満は無く、作業効率もSSD換装前のメインPCより高かったけれどこうなった。
上が旧構成、下が新構成。
スラッシュの手前は使用量。
起動ドライブは80GB中使用は49GBと余裕は有るものの、実は入りきらないのでDドライブへデータをまとめて逃がしておりました。
Dドライブに有るデータへアクセスする際は当然ながらHDDからの読み書きとなり、意識していなかったけれどSSDよりは遅め。交換してみると明らかに違ったので効率は落ちていたのでしょう。
新構成では、全データがSSDに保存出来る容量となり、それらを丸ごとHDDへバックアップ。更に会社のサーバがHDDを丸ごと吸ってくれる仕様へ。
ちなみにRAID5はHDD3本(以上)へ同時に書き込み、1本故障しても問題無く、故障したHDDを交換すると元通りになるという高級RAID。1本残し2本(以上)故障すると駄目。
移行中のスクリーンショットは以下。
左はインテルSSD、80GBから240GBへの交換後。右はHDDで空き容量は充分有るので、CドライブをDドライブが全部カバー。
SSDのベンチもどうぞ。AHCIへ変更、XPなのでセクタずれ修正済。
SATA3に接続しようと思ったけれど、以前メインPCでやらかした通り何故かブルースクリーンが出ていたのでSATA2で。
サブPCのマザーもSATA3のコントローラはマーベル。MARVELL、SATA3で検索すると「起動ドライブにするな、これは仕様」との事。価格コムなども見ると各地で真っ青になっていた模様。
ちなみにサブPCのバックアップには業務用の物が使用されており、私が不在中に勝手に電源が入りバックアップして落ちる為、作業中はHDDの動作音がせず不気味過ぎるパソコンとなっております。早く慣れろと。
ストレージの高速化によりバックアップの普及に期待
私がメーカーの修理現場に居た当時、最も嫌な気分になっていた作業がWindowsの再インストール。
Windowsが起動しない、ハードディスクが故障、この2種類の不具合での修理作業はユーザデータが全て消される再インストール(リカバリ)作業内容になるわけですな。
この人はバックアップしていたのだろうか、データを外付や増設HDDへ逃していたのか、とか考えなくても良い事を想像しつつ作業してしまい、罪悪感が半端ございません。
問題はデスクトップPCならHDD1本が標準構成で増設無し。ノートはHDDが外付になる為、USB2.0による低速に耐えられずバックアップしない人が多いでしょう。バックアップという概念さえ知らない人も多そうですな。
パソコンは故障してもデータさえ無事なら金を出して元通りへ。データだけはPCメーカー側ではどうにもならない。
SSDの低価格と大容量化で普及が進み、USB3.0やThunderboltなどが標準になれば、いくらデータ容量が大きくなっているとは言え、速度の問題は解消されて行きましょう。
最近はノートPCでも2ストレージ構成も珍しく無くなって来ており、デスクトップPCはSSD+HDDという標準構成も見かけるほど。
NASやサーバにまでバックアップしろとは言わないけれど、重要なデータはせめて2箇所へ保存しましょう。
Windowsで大容量データを高速コピーするならFire File Copyがお勧め。
A-1 DRIVE -Software / Fire File Copy
http://www.k3.dion.ne.jp/~kitt/pc/sw/ffc/
同期、コピーの自動化や定期実行はReal Syncがお勧め。
RealSync
http://www.takenet.or.jp/~ryuuji/realsync/
RealSyncの使用、設定例はこちら。
フォルダやドライブを簡単に差分バックアップする方法
https://bto-pc.jp/repair/real-sync-backup-part2.html
バックアップしておけばパソコンが故障しても何も怖くございません。
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