これを書いている現在は2017年春。
最近のごく一部の若者はスマホは扱えてもパソコン使わずキーボード操作も出来ないとか遅い人が居るらしいので、今期入社ならもう遅いけれど、来期以降に社会人予定ならば今のうちから練習しておきましょう。
低予算でパソコン使えるようになる方法。
先に元ネタを。
タッチタイピングのスキルを身につけてこいとまでは言わないが せめてまともにパソコン使えるくらいにはしてからこいよ 人事もコミュ力とか言ってる以前に処理能力のテストをしろよカスが
分速10文字という事は6秒で1文字。
これはおっさんがスマホでフリック入力する並か、それ以上に遅いと思われ、普通と思われる速度の私は分速100~120文字くらい。ここまで来ると実戦配備レベルと見てもらえるはず。
単純に分速10文字と100文字ではメール返信など文字を打つ作業効率は10倍違うわけで、同じ月給とすると遅い人は普通の人の10倍コスパが悪い、または1/10の作業量しか出来ない事に。
もう一つ。
source:上司「ワードは?」新入社員「いえ…」上司「エクセルは?」新入社員「いえ…」ぼく「ぱわぽはー?」新入社員「いえ…」 : IT速報
上司「ふーん、あなた何もできないのね」
新入社員「うぅ・・・」
PowerPointまで使えるなら凄いけれど、最低限WordとExcelくらいは何それうまいのレベルでは双方困ると思う。
パソコン使えない新人にならぬよう準備する事
5段階で。
1.ドスパラなどでWindows 7仕様の中古PCを買う
いきなり10万とかするVAIOとかLavieなど買う必要は無く、Mac使っている会社も滅多に無く、金の無い学生には中古ノートをおすすめ。
例として最近はドスパラ中古が結構安い。
source:中古パソコン(PC)通販のドスパラ
メニュー左上のパソコンからノートパソコンのCore i3搭載を選択。
デスクトップでも構わないけれど、低価格重視ならばモニタが別売りになってしまうので高くなってしまう。性能も高めになるものの、事務用途で高い性能は必要ございません。但し低すぎたり古すぎても困るのでCore i3。
予算はだいたい2万円前後、具体的には1.7~2.4万円くらいの範囲で収まるはず。「そんなに安くて大丈夫なのか?」と思われたなら、最近は円安傾向で新品が高めになっているので安さ優先ならば圧倒的に中古。
4~5年前当時に新品実売7~12万円くらいの性能の物が現在2万円くらい。このレベルのPC性能は現行機でも5年前でも体感そう変わらないはず。
その他、仕様は以下を基準に。
- OS:Windows 7 Home~64bit
- CPU:Core i3シリーズ
- メモリ:4GB
- ストレージ:HDD 500GB以下
- モニタ:13.3型以上
- バッテリ:無いものと考える
Core i5以上は性能使いきれず無駄、メモリは4GBあれば充分。
SSDでは無くHDDな点は価格差の意味もあるけれど、企業のPCはおそらくいまだにHDDだと思うので自分PCをSSDにするとストレスになってしまうのであえてHDD。
モニタは13.3型以上が実用的と感じており、15.6型クラスにするならテンキー付きをおすすめ。企業PCはデスクトップ+キーボード外付けと想定し。
中古PCのバッテリはもって20分とか普通にあるので、停電時の電源切るまで用と割り切り、バッテリ駆動には期待しないもの。
上で貼った画像、左上の18,900円な東芝ノートの例。
- CPU:Intel Core i3 2370M 2.40GHz
- メモリ:PC3-12800 4GB (<AX 16GB)
- HDD:320GB
- 光学ドライブ:DVD-ROMドライブ
- 液晶サイズ:15.6インチワイド
- 液晶解像度:HD (1366x768)
- 有線LAN:GigabitLAN
- OS:Windows7 Professional 64bit (DtoDリカバリ対応)
だいたい条件揃っております。
テンキーが必要ならAmazonなどで外付が1~2千円くらい、無線LANが無いならやはり外付が1~2千円。標準でテンキーあり、無線LANなど内蔵が好ましいけれど私がこれしか見ていないだけ。
固定電話が無くスマホしか無いなら無線LANのWi-Fiテザリングでしのげば、数万円単位の工事とか月額5千円前後のおかわりは不要。
2.MSオフィス互換ソフトを無料で手に入れて使う
こちら。
ホーム | LibreOffice - オフィススイートのルネサンス
https://ja.libreoffice.org/
1つ落とせば全部入る、その中で重要な機能は以下3つくらい。
- Writer・・・MSオフィスでいう、Word
- Calc・・・同上、Excel
- Impress・・・同上、PowerPoint
どのような部署で必要になるか、私の職場をあてはめるとこう。
- Writer・・・全般
- Calc・・・経営、経理、企画、総務
- Impress・・・営業、企画
社内でプレゼンするなどのデカい企業ならばとりあえず上記全部に慣れておけばよろしいかと。しかしソースも無しに慣れろというのも無茶な話で、私が社内資料ここに上げるわけにも行かないので、例としてWordならばこちらをどうぞ。
適当なファイルをダウンロードし仮想で入力してみるとか、似たようなテンプレートをまねして作ってみたり。Excelは実際に家計簿を作れば実践的。PowerPointは「テンプレート」などで検索を。
一点注意する事は、企業のオフィスはマイクロソフト製品が多くバージョンは2010以降。LibreOfficeとはメニューの形が違うので、本気で慣れるなら、高額化しても良いならMSオフィス入りの新品PCを購入した方が良いでしょう。
とりあえず慣れるところから。
というのが、例として私はAdobeのフォトショップは慣れで操作を覚えたものの、同社のイラストレーターというソフトはメニューなど似ているけれど全く操作出来ない。プレミアという動画編集ソフトにいたっては、起動直後から何もできない。
こうならないよう、互換ソフトでも良いので慣れておくべき。
3.ホームポジションとタッチタイピングを覚える
こちら。
タイピング練習 (ホームポジション 基本編)
http://manabi.benesse.ne.jp/gakushu/typing/homeposition.html
パソコンのキーボードはどのキーをどの指で押すと最も効率が良いか決められており、これを覚えず次のタッチタイピングへ進むと私のようになってしまう。
私はホームポジション無視したのでホーム~出来る人ほどの高速化は既に無理。変な癖が着いてしまい直らない、直そうともしないので1分100文字程度が限界という足かせ手かせに。
タッチタイピングとはキーボードを見ずに押す事で、ここまで出来たなら「パソコン使える」と胸張って言えるレベル。
どう覚えるかはキーボードを見ずに打つ練習するだけ。
慣れない内はストレスになるだろうけれども、仕事でP手元見ながらキー打っている人は、少なくとも私の居る職場には存在しない。
4.SNSやメールなどはパソコンで使用して慣れる
Facebook、Twitter、LINEなど、これらを皆さんスマホでやっている事かと。いずれもブラウザ表示可能かPC用アプリケーションがあるので、帰宅したならスマホでは無くPCでSNSを使用し慣れるとよろしそう。
文字を打つ以外に画像のアップロードもスマホのようには行かず、画像ファイルがどこにあるのか探したり、コピー&ペーストの便利さを知るなどの意味でもPC使いましょう。
メールもスマホでは無くブラウザでGmailから返信するとかでやはりパソコン画面とキーボード操作に慣れる。
ちなみに私は逆で、フリック入力が遅く凄くストレスになるのでPC操作していたけれど、それではいつまでもフリック遅い、PC無い出先で返信の際に困るので、現在は自宅に居ようとLINEはスマホ(正確にはiPod touch)のみで使用しております。
また、クラッシュオブクランというゲームアプリは、あえてチャットを小さな画面で操作し、攻撃ミスるとマズい対戦などはPCモニタとマウスのクリックで、と使い分けていたり。
おかげでフリックが苦にならず割と早くなった。
5.タイピングゲームで速さ目指し成長を実感する
この辺り。
但しFlashなのでプレイヤーがブラウザで有効、または入れていなければ動かないという時代遅れな状態なのでFlashを入れましょう。
上段の方しかやった事が無いけれど、精度や速さを自動的に算出してくれるので、それを毎日Calcで一覧化して行けばExcel慣れもできる一石二鳥。
私はもうこれ以上タイピング速くならないだろうけれども、今遅いなら速くなる可能性は無限大。ぜひホームポジションしつつ最速を目指しましょう。
目標はOC版(酒を飲んでいるとも言う)私に勝てばOK。
source:キーボードの違いで打鍵速度やミス率は変化するか? - BTOパソコン.jp
「1分100文字では無かったのか?」と思ったなら、上の数値は打鍵数であり、ローマ字打ちなので「あいうえお」以外は2回以上打つので文字数とは違う。
中古ノートで慣れたなら、就職後に職場と同じか似た環境で新品一式を揃えて中古ノートは予備として時々使えばOK。
仕事の現場では「機転の良さ」が重要になる
新人がいきなり正社員並に仕事が出来るとは会社側や上司も思っていないだろうから、最初の数ヶ月は上手くできなくとも問題無し、失敗して覚える。
同じ新人でも差が付く、この人は頭良いと感じるところは機転の良さで、学歴高かろうが学校で暗記力があっただろうが現場では9割以上の10割近く関係無い。
これを例に。
- ワイ「お電話ありがとうございます。○○会社のワイです。」
- 敵「B社のCです。御社のD部長はいらっしゃいますか?」
- ワイ「承知いたしました、少々お待ち下さい。」
- ワイ(・・・誰から誰に取り次げば良いンゴ?)
- ワイ「(一旦保留を解除して)申し訳ありませんが、どちら様でございましょうか?」
- 敵「ファッ?」
↓
上司に怒られる
source:ワイ新入社員、電話応対が出来ず泣く : IT速報
という失敗をしたならどうするか。
1行目の「お電話ありがとうございます。○○会社のワイです。」の部分は上司などからそう言えと言われたすると、次からは少しいじり、「お電話ありがとうございます。○○会社、新人(研修中)のワイです。」のように。
ならば相手先も笑って許してくれるかも知れないし、そうなれば上司がフォローする必要も無く手間取らなくて良さそう。
ちなみに電話応対のコツは、右利きなら右手にメモ用のペンを持つので左で受話器を取り左耳で聞きたくなるところ、受話器は右耳が割と正解。ホテルのフロントでは電話中、左手に受話器を持ち右耳へあてている人が多いはず。
人間の脳は右耳から左脳、左耳から右脳へ伝わるらしく、言語を司るのは左脳の人が多い(左利きは半々らしい)ので言葉は右耳で聞いた方が記憶力向上や聞き間違い減少に期待可能。
パソコンの使い方も機転次第なところもあり、勝手なやり方変更が不安ならば先に了解を取れば良いだけ。
名乗る前に「新人の」とか「研修中の」と付けて良いでしょうか?と。更に期限を決めて今週だけとか、来週いっぱいまでなど自分を追い詰める新人は有能だと思う。
私も新卒入社時は最初の1ヶ月では慣れず、3ヶ月くらいで辞めたくなり、半年過ぎるまではいつやめようか頻繁に考えておりました。
まあ、結局1年くらいでやめたのだけれども。
高学歴な人ほど新卒の価値を高く見ているようで一度やめるとニート率が高いとか。なぜやめたくなるかは仕事が上手くできないから、ならば今から仕事が上手く行くようパソコン慣れしておいた方が良いでしょうという話のような気がする。
>両手の人差し指だけで分速10文字くらいの爆遅でタイピング
中身が他社員の10倍くらい良い出来なら許されるやも。タッチタイピングなんぞ、20代なら習得に10時間も掛からないはず。自宅にPCが無いなら、営業時間中で構わないので、さっさと覚えさせた方が得。
>上司「ふーん、あなた何もできないのね」
そこで「何でもすぐに覚えますので、ご指導ご鞭撻をよろしくお願いします」とでも返せば、骨のあるやつだと認められるやも。むしろ私としては、自己流に変な癖をつけた中途半端なスキルを持っているより、何も知らない方が教えやすくて助かりますが。
>MSオフィス互換ソフトを無料で手に入れて使う
ヒツジ先輩が述べているように、互換ソフトはあくまで互換ソフト。MS Officeとは操作感や画面周りが違うため、私は「Office 365 Soloを月額払いで何ヶ月か使ってみる」をお勧めします。今のところ最初の1ヶ月は無料。月額1,274円でMS Officeの全種が使えるため、入社するまでの数ヶ月だけ使うならお得。
Microsoft Office 365 Solo
https://products.office.com/ja-jp/office-365-solo
>Adobeのフォトショップ
ちなみにPhotoshopの話題で必ず出てくる、フリーソフトのGIMP。あれはけっこうPhotoshopとは動作が異なるため、代替としてではなく、GIMPはGIMPとして使った方が良さ気。外観やメニューをPhotoshopに似せた「GIMP Shop」なるソフトもありましたが、使ったことは無いため良いモノなのかは不明。
Gimpshop | The Photoshop Free Alternative
https://www.gimpshop.com/
>「お電話ありがとうございます。○○会社のワイです。」
社内で研修なんぞ一切なかった私。ほとんど名乗りません。電話を受けたら
1.お電話ありがとう御座います。○○(会社名)です。
2.お待たせいたしました。○○(会社名)です。
このパターンばかり。ちなみにパータン2は、3コールまでで誰も電話に出ず、3コール目以降で私が出る場合に限る。
>言葉は右耳で聞いた方が記憶力向上や聞き間違い減少に期待可能
これは初耳。電話メモ程度なら文字は右左どちらもで書けるため、電話はいつも取りやすい方の手で取っていました。こんどから右手で受けてみましょうかね。