今後発売予定のタブレットPCなど。
タブレット型端末の国内利用率はいまだ10~20%程度と低め。だからこそ今後伸びる可能性が高いとも考えられ、BTOパソコンとは直接関係無いけれど、(BTO)パソコンで無くても良いのでは?という選択肢として。
板PC情報をブックマークしていたら溜まったので放流。
私はタブレットPCに興味が無く詳しくも無く、大した事は書けないので、茶漬けや讃岐うどんを食べるかのごとくサラサラとどうぞ。
オンキヨーが今度はAndroidで本気出す
オンキヨーがRetinaレベルの解像度のモデル含め6機種発売予定。
Retinaディスプレイ相当のQXGA9.7型4:3画面Androidタブレットなど6機種をオンキヨーが発売 - GIGAZINE
http://gigazine.net/news/20130226-onkyo-slatepad/
オンキヨーは過去になぜか本気でWindows7でタブレットPC(スレートPC)をやらかしており、次はWindows8で来たかと思いきや、これまたなぜか21.5型のタブレットPC?を出しておりました。
ようやくAndroidで落ち着いたかと思ったけれど、一部Retinaクラスの解像度となっており、価格の安さに驚いた。というほど激安でも無いけれど。
4機種のサイズと解像度、1年保証の価格を引かせてもらいます。
- 10.1型(1280×800、16:10)・・25,800円
- 9.7型(2048×1536、4:3)・・25,800円
- 8型(768×1024、3:4)・・16,800円
- 7型(800×480、15:9)・・10,480円
価格は約1万円から、上位機種でも3万円を切れております。
Retina相当の解像度は9.7型でこれが本命でしょう。しかしAndroidのタブレット端末でこのような解像度に意味が有るのかは不明。
なぜこんな事をしたのかも不明。
TA09C-A41R3の価格は保証期間90日のモデルが税込2万4800円、保証期間1年間のモデルが税込2万5800円。
完全に憶測になるけれど、オンキヨーがタブレット端末を自社製造しているとは思えず、3ヶ月は製造メーカー(中国や台湾)の保証期間かと疑えてしまう。
90日保証は上海問屋やサンコーレアモノショップなどで時々見られる品質に自信が無さそうな短期間という印象。
仕様詳細が判らないけれど、8型以下は解像度が低め。9.7型はRetina並解像度が生かされるのなら有りとは思うけれど、Nexus7が2万円を切れているのだから普通の人はそちらを選ぶかと。
また、7型の価格や解像度はどう見ても中華タブレット仕様なので、その派生というイメージで捉えると今回もやっちまったのかと感じております。
ドスパラの板PCは仕様が嘘で返品受付
昨年発売のドスパラタブレットで液晶がIPSではなかった件。
ドスパラ「ドスパラタブレット」液晶がTNと判明、返品対応へ-PC Watch
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20130221_588718.html
TN方式は一般的な安いノートでも使われる液晶パネルで、誤りとされているIPS方式はiPadやGALAXY Tab、外付けならナナオ(EIZO)モニタで採用される高級品。
違いは主に視野角とムラの無さ。タブレットPCは上下左右を入れ替えたり、持ち方や置き方で見る角度が変わる為、IPS仕様は結構重要と感じております。
私の経験では、GALAXY Tabを初めて見た時は「さすが小さいだけは有りきれいに見える」。ナナオのPC用ディスプレイは、三菱のTNとどう違うのか判らず、後で調べていた際にIPSと気付いたほど。
所有しているなら返品、または1000円貰えるチャンス。
ドスパラでは、すでに購入したユーザーに対し、返品を受け付けることを決定した。また、継続利用を希望するユーザーについても、1,000円分のQuoカードを提供する。
そしてIPSともTNとも言わずに販売再開へ。
ドスパラタブレットが販売再開、価格は9,980円で特典付き
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/news/news/20130226_589491.html
継続使用で千円の理由はこれですな。
実売価格は9,980円で従来と変わらないが、以前は本体との同時購入時の限定セットとして1,000円で販売されていた専用ケースと液晶保護シートが、今回は購入特典として無料で付いている。
怪しいのは最後の一文。
ドスパラでは、「TNパネルを使用している可能性が極めて高い」としながらも、「液晶パネルの種類は言及せずに販売していく」とコメント
本当に調べたのか疑問。言われてみると確かにTNっぽいけれど、本格的に調べるのは面倒だし、まあどっちでも売れたらいいし、のように感じたのは私だけか?
今から購入しようと思っているなら、Google Play(ストア)は入っていないのでご注意有れ。インストールする方法は有るけれど、改造のような行為なので失敗する可能性もございます。
HP発表のタブレットPC「Slate7」は169ドル
また10万円超えか、と思えば桁違い。1万円台で発売予定。但し海外。
HP Slate 7 発表、169ドルのAndroid タブレット - Engadget Japanese
http://japanese.engadget.com/2013/02/24/hp-slate-7-169-beats-audio-android/
サイズや仕様などはNexus7にやや似ており、意識しているのか偶然かは知らないけれど、Nexus7より安く、HPというブランドも有利でしょう。
プラットフォームは Android 4.1 を載せており、Google Play ほか Google サービスがフルに使える!ことを(わざわざ)大きな売りのひとつとしています。
中華タブレットとは違うのだよ中華タブレットとは、とでも言いたいのでしょうか。個人的にはAndroid端末でGoogle Play無しは致命的と思うので、わざわざ言っていいと思う。
性能や機能はNexus7などと大差無いと思われ、見た目でしょうな。他のタブレットPCで白や黒が多いところ、HPなら銀か赤になる、と。
4月に米国で発売らしく、日本は不明。HPはデスクトップPCよりノートPCが主力と思う為、2万円を切れるモバイル端末は有って当然でしょう。
日本での発売も期待。私はもちろん要らないけれど。
LenovoはインテルCPUでAndroid4.2仕様
MWC(Mobile World Congress)2013で発表された板PC。
Lenovo、Androidタブレット3機種発表~最下位モデルは100ドル切りか
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/event/20130226_589410.html
レノボはWindows8にも積極的で、タッチ操作に対応したノート兼タブレットPCもどきを出しており、Androidでも新製品は当然と思える流れ。
我々はPCだけでなく、「PC+」のビジョンに基づいて、12モデルのスマートTV、15モデルのタブレット、48モデルのスマートフォンを投入している。
以前どこかで見た中国現地レポートでは、レノボは地元中国では最も人気が有る高級なイメージの有るメーカーらしく、日本からは見えない所でも手広くやっているのでしょう。
驚いたのはスマートフォンにインテル入ってる。仕様を一部引用。
- SoC:Intel Atom Z2580(デュアルコア、2GHz)
- OS:Android 4.2
- スクリーン:5.5型(1,920×1,080ドット、IPS、400cd/平方m)
上の画像が果たしてスマートフォンと言えるのかは微妙なものの、電話機能が付いており確かにフォン。
タブレットPCはどうなっているか、3機種の内で最下位のモデル(IdeaTab A1000)より仕様を一部引用。
- SoC MediaTek MTK8317(1.2GHz、デュアルコア)
- OS Android 4.1
- スクリーン 7型(1,024×600ドット、TNパネル)
- メモリ 1GB(LPDDR2)
- ストレージ 4G/16GB
- 外部メモリ microSDHC
- サイズ 199×121×10.7mm(同)
- 前面カメラ 30万画素
- 通信 IEEE 802.11b/g/n、BT3.0
- バッテリ駆動時間 7時間
- 重量 340g
- センサー G/加速度センサー、GPS
PC Watchのレポートによると、A1000は100ドルを切る可能性が高いとの事。上位モデルがNexus7に対抗するなら200ドル以下と仮定すると妥当な予想。
日本での発売は不明。
マイクロソフトが日本でもSurface発売か?
マイクロソフトがティーザー(詳細を隠し期待させる)広告を開始。
いよいよ日本でSurfaceを発売か? - PC Watch
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20130225_589159.html
隠していない気がするけれど。
今回掲示されたティザー広告だけでは、日本で発売するSurfaceがWindows RT搭載版か、Windows 8 Pro搭載版かはわからない。
Windows RTはWindowsパソコンとは別物。8にしなければ勘違いして購入する人が出るでしょうな。
8で出すとNECや富士通などは面白く無く、今後ますますタッチ対応ノートやタブレットPCを製造しなくなるやも知れず。
富士通製品はWindows8搭載で企業向け
個人向けではないけれど一応これも。
富士通、Windows 8搭載の企業向け防水タブレット - MdN Design
http://www.mdn.co.jp/di/newstopics/28305/?rm=1
価格は125,800~(税別)となっているので税込132,090円より。
特長はNTTドコモのXi(クロッシィ)に対応しており、都市部なら高速通信が可能になるかも知れない代物。田舎や郊外ではFOMA回線。
仕様も一部出ているので引かせてもらいます。
Windows 8 Pro(32bit)を搭載した防水・防塵タブレットで、CPUはインテルAtomプロセッサ Z2760を搭載。薄さ9.9mmを実現しており、同社は世界最薄とアピールしている。重量は約584g。バッテリー持続時間は最大約10.3時間。
なぜ32bitかはAtomな為。企業向けとされており従来のWindowsアプリケーションに広く対応するという意味で妥協したのなら、Windows8やタッチ操作では無く、タブレットPCで無くとも良いと思うけれど。
いくらタブレット端末とは言え、CPUがAtomで13万円はひどいと思ったけれど、Z2760は2コアでHT対応、1.8GBでキャッシュは1MBとセレロン以上。しかし高い。企業が導入する際には半値近くまで落とす前提か。
重量は片手で持ち続けるのはきつく、メーカーはやたらと薄さを強調するけれど、薄いほど体感の重量は上がる為、なぜ薄さを自慢するのか解らない。
防塵、防水、10時間駆動、ドコモ回線対応という点から屋外での仕事に最適と言いたいのかも知れないけれど、約600グラム、10.1型でモバイルは厳しいと思う。
Acerは21.5型、DELLは27インチモニタで
ラストはタブレットPCでは無いけれど、大型なやつを2つ。
AcerからAndroid入りタッチ対応スマートディスプレイ-Engadget
http://japanese.engadget.com/2013/02/26/acer-android-da220hql/
サンコーレアモノショップやオンキヨー、その他Amazonを見るとHDMIへ挿すスティック形のAndroid端末が有るけれど、あれがモニタへ内蔵されたような製品。
以前、フロンティアが21.5型のAndroid入りモニタを発売していたけれど、デザインがやたら似ていないかと今思った。
仕様もほぼ同じ。
Acerは価格が399ユーロ(約4.8万円)前後、フロンティアは発売直後に約3.5万円で販売。フロンティアの巨大タブレットもどきモニタが売れている様子は無く、Acerが出して果たしてどうなるか。
また、映像入力が有ると書かれているけれど、タッチ操作は2点なのでWindows8対応では無いと思われ、やはりフロンティア製品と似ております。日本で発売されるかは不明。
もう一つ、DELLからタッチ操作対応の一体型PCと言えば良いのか、タッチパネルPCで良いのか迷う製品。
ASCII.jp:GeForce搭載でゲームもOK!27型タッチパネルPC
http://ascii.jp/elem/000/000/767/767658/
特長はモニタサイズが27型と大きく、解像度がフルHDを超える2560x1440ドットとなっており、本気でこの大きさでタッチ操作するのか疑問な大きさ。
価格は今見て来ると129,980円より。
レビューは2件で星1(最低)が1件と星5(最高)が1件。星1の方は故障するも別機種の対応をされて埒が明かず解決しなかったとご不満。
星5つの方は見出しで笑ってしまったので晒しておきましょう。
日付が半年前になっており、まさに機種違い。「はい、私は~」は日本語訳を誤った際に良く見られる現象。自演と疑われても仕方なし。
一体型は分離型デスクトップPCと比較し、汎用性で劣り修理費用が高額。どうしても今タッチパネルの27型高解像度が必要なら止めないけれど、13万円の価値が有るとは思えない。
Android仕様はNexus7を超えそうな新製品は見られず、1万円前後の中華タブレットは性能や機能が欠けており、使い捨てやお試しのような物。
しかしAndroidは製品版リリース当初からタッチ操作前提で作られており、今後に期待出来ましょう。今ならNexus7、Androidで無くとも良いならiPad。
タブレットPCの中にWindows8が混ざっている事に違和感を感じたなら、タッチ操作前提の用途(アプリケーションや周辺機器など)がこれと言って無く浮いている為、とするなら8の価値が出るには最低でも1年は掛かるでしょう。
その間にGoogleやApple、または新生OSにシェア奪われると思う。
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