大手が良くやっているのでパクり。
今年はブログ休んだ記憶が無いので当サイト内1年364記事。その中から各月で最も印象に残ったと感じるものを1つ選び出し12選。全部のタイトルを1月1日から見て行ったのでめまいしつつ。
適当に振り返って参りましょう。
BTOパソコン.jp内の記事より12選で2016年を振り返る
見出しが各記事へのリンクとなっております。
マウスコンピューターがロゴとブランド名をmouseへ変更
source:マウスコンピューターのロゴやブランド名が一新 - AKIBA PC Hotline!
年明け早々の大きめなニュースは、マウスコンピューターがマウスへとブランド名を変更し、ロゴやコーポレートカラーも一新してオレンジから黄色へ。
個人的にはやはりこの変更は失敗だろうと見ており、暖かみのある暖色から警告色となり、周辺機器のマウスと混同されるのでGoogleの検索でも価格コムに負けてしまう事態が頻発しております。
三角のチーズとmouseの文字までのセットを新ロゴとして、名前はマウスコンピューターのまんま、チーズの色もオレンジの方が良かったと思う。
10 Mobile仕様のWindows Phoneレビュー・評価(前編)
2月のニュースは私がついにスマホデビュー、但しデータ通信に限る上にOSがWindows 10 Mobileというネタ。あれから10ヶ月、主力は結局のところiPod touchへと戻っており、GALAXY Tabと並びコールドスリープならぬ永久充電状態。
使いにくい、使えるアプリ少ない、余計な事ばかりしてくれるという三重苦なOSであり1万円少々でも買うべきではなかった感が凄い。PCのOSへ置き換えるとイメージは以下。
- iOS・・・Windows 7
- Android・・・Windows XP
- 10 Mobile・・・Windows 8
そら7かXP使うやろ的な。
HDDは温度では無く湿度の高さで故障率が上がるらしい
3月、海外のデータセンターでの調査と思われる結果によると、湿度が高い時のHDD年間故障率は乾燥した状態が2%前後とすると5%くらいまでに上がってしまうという衝撃の事実。
症状はHDDの中身が故障するのでは無く、コントローラやアダプタ部分の故障らしいので何となく納得。温度が無関係な点は別の調査によるもので、興味があるならリンク先をどうぞ。
タブレット所有率2016年で早くも頭打ち(by.MMD研究所)
4月。2016年3月の調査によると32.4%、その1年前は33.0%なので減っております。同じ人が答えているわけでは無いのでブレでしょう。
総務省の調査結果も同じくらいの時期で、2016年3月の時点でタブレットの所有率は33.3%なのでだいたい合っている、のは実はおかしい。総務省は世帯なので個人の所有率を上回っていなければ。
MMD研究所のグラフのサンプル数が2013と2014年は1.3万規模に対して2015と2016年は約半分の6.5千人前後。属性が変わった可能性もありそう。
インテルAtomシリーズが開発中止にて終了へ(2016年)
5月、インテルがAtom終了を発表。省電力、低性能、単価が安くてやっていられなくなったのか、Atomが無ければ格安Windowsタブレットが製造できなくなってしまうと思っていた、この時点では。
そこでマイクロソフトはARM版Windowsを開発中で、x86プロセッサ用のソフトをエミュレートにて動かすという荒技を来年辺りから始めるという情報は今月に入ってからの話。
980 Ti並の性能で圧倒的コスパGeForce GTX 1070など
6月はGTX 1070が発売された月で、前月にあたる5月に1080が出ているのだけれども個人的にはAtom終了の方が印象的だったので抜けております。
1070の発売直後のご祝儀価格は6万円前後、その半年後の現在は4.5万円前後まで値下がりしており手が出しやすくなったか。価格コムを見ると人気があるのはGTX 1060、次いで1050 Ti、その後に1070が来ております。
ARMをソフトバンクが買収した意味と今後の可能性予想
7月。突然のARM買収発表にARMが何か知らない人が「はあ?」になったニュース。知る人は「ファッー!」になったかも知れない。私はならなかった。
ARMがソフトバンク傘下という事は、携帯型端末やポータブルゲーム機などのプロセッサを握られたようなもので、今後IoT時代が到来すれば無双出来るかも知れないけれどインテルもARMと協業へ。(参考:@IT)
2016年7月30日を過ぎて10へ無償アップグレードした件
8月。日本時間の7月29日で無償アップグレードは終了。延長戦へ突入するだろう、頼むからもうアップグレードテロはやめてと思っていた人が多かったもののマジで終了。
無償アップグレードはもう出来ないのだろうかと、持っていたISOファイルを使いWindows 8.1を10へ上げてみたところ何ごとも無く上がってしまったという内容。
ISOファイルは公開終了しているものの、私のような10で遊んでいた自作ユーザならば保管している可能性が高い為、試したいならそういう人を探しましょう。
マウスがコール混雑状況や修理納期をリアルタイム表示
9月のマウスの新たな試みは、他社でも混雑しがちな時間帯としての表現はあるところ、マウスは実際の混雑状況を表示するという攻めのサポート。いや、待ちだけれども。
他にも修理完了までの日数が3営業日だとか聞く前に答える姿勢はよろしいかと。BTOメーカーでコール24時間対応も珍しい方。
リンク先の最後に「LINEにも対応すれば良いのに」は実現しております。もしかして私に言われたから?と一瞬思ったのは自意識過剰か。
マイクロソフトがSurface Studioなど発表(2016年10月)
10月はマイクロソフトが新作発表会で一体型デスクトップなSurface Studioをお披露目、と同時にデザインに使えるSurface Dialなるダイヤルも披露しており、Appleの小さなパイの一部を奪いたい模様。
他にもオリジナルのキーボードや3Dペイントについても語られております。3Dペイントは開発者向けWindows 10のソッコー更新版では既に公開されており、使ってみたところグラボ無しのせいか動作が中々厳しかった。
Windows利用率、遂に7シェア5割を切る(2016年10月)
11月公開の10月分当サイト内アクセス解析によるWindowsシェア。
7が5割を切り10が4割目前、数カ月後に逆転するでしょう風な事を書いているけれど、翌月では10のシェアが停滞してしまった件。
Windowsシェアは当サイト内に専用のカテゴリを作っているので、これだけ見たい場合はWindows利用率のページをご利用あれ。おおよそで月初、10日くらいまでには最新の結果を公開しているはず。
マウスのサポートがLINEに対応したので登録してみた
12月、今月のニュースもマウスが印象的で、マジでLINEによるサポートを開始しており、私はエスパーなのか、スマホで写真を撮りLINEで送信が実現してしまっております。
同時に新サイト、マウスファンなるサポート用のページも開設されており、登録すると抽選で何か当たるとか、LINEのスタンプがもらえるとかもやっているので、マウスPCユーザなら参加しても良さそう。
ちなみにマウスのスタンプ使っております。動くのでウザいかと思えばそうでも無く、特に女子には好評。なお、LINEの受信(マウスからの発信)頻度は週一程度なのでこちらも鬱陶しくは無し。実績で12月17、22、28日にデカい画像にて宣伝を受信。
各BTO PCメーカー2016年の私が感じた印象(まとめ)
並べてみましょう。
- パソコン工房・・・新しい形のPCを出し続けているがパッとしない
- マウス・・・ハードウェア堅実、サポート強化、攻守バランス良い
- ドスパラ・・・小型PCに注力しており普通のPCの宣伝が減った
- DELL・・・個人向けは家電店用に力を入れているのでしょう
- HP・・・相変わらず高性能または高級ノート作りが上手い
- ツクモ・・・話聞かない
- フロンティア・・・最近見ない
- サイコム・・・自作ユーザも納得のパーツ選定が洗練
量産系ならマウス、組立代行ならサイコムがザクザクと的を射たと思う1年で、逆にパソコン工房とドスパラの「それ誰が買うの?」的な新製品乱舞は空回りしていた印象。
製品で地味に上手かったと感じるモノは、マウスのSSD仕様増加、パソコン工房のSSD+HDD標準によるプレスリリースバラ撒き。
既にSSD搭載している人は今後、「起動にHDDなぞ使っていられるか」レベルにSSD当たり前化しており、もっと多くの人にSSDの快適さを体感してもらいたいのでSSD標準は良い事、HDDおかわりもバックアップで助かりそう。
来年こういう方向で行けば良いと思う個人的な妄想としては、もっとSSD標準が増える、HDD追加も増え、同容量のHDD2台搭載の3ストレージ仕様が出る。ゲーマー用の高性能モデルはSSDをM.2のNVMeを標準にする。
そしてこれらをもっと世間に知らしめ広める為にDELLのように店頭で売れば良さそう。なぜSSDx1とHDDx2が標準なのか、理由を書いた店員の説明用の簡易マニュアルを添えて。または客向けのPOPで説明。
逆に鬼門と思うカテゴリは、小型PCは欲しい人はもう持っているので売れない、Windows 10 Mobileに手を出してはいけない、Windows 7は法人向け以外はあきらめる、マイクロソフトの口車に乗らない、辺りかと。
あとはパソコンへ無駄にタッチパネル付けない方が良さそう。
Windows 8の発売が2013年10月、その約半年後の2014年春頃にタッチスクリーン仕様の液晶パネルが足りないとニュースになっていたので、タッチパネル仕様増加から2年半も経過、しているのにPCユーザはそういう操作は求めていないと知ったかと。
なぜなのか分からないのだろうか、タッチ操作はキーボードが邪魔になるから仕方無くスマホやタブレットで使われ、パソコンでタッチ操作が必要になる人は何かを描く職人くらいのものだから。2in1でタブレットになるならタッチはアリ、ならないなら要らない。
以上、とりあえずマイクロソフトのせい。
>チーズの色もオレンジの方が良かったと思う
そもそも「mouse」なのに、ロゴからマウスが消えてチーズのみになるという変更は、どう考えても分かり易くなったとは思えず。
>Atomシリーズが開発中止
中身がAtom仕様のCeleronやPentiumが出る怖さは増して、個人的にCore i3より下のCPUは選びたく無くなりました。
>Surface Dialなるダイヤル
使い勝手は良さそうですから単品購入したいのですけれど、1.2万円くらいしますから手を出しにくいのですよね。
Buy Surface Dial - Microsoft Store
https://www.microsoftstore.com/store/msusa/en_US/pdp/Surface-Dial/productID.5074013900
>パソコンへ無駄にタッチパネル付けない方が良さそう
2016年のPC動向を振り返って思うこと - ITmedia PC USER
http://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1612/31/news015.html
>タブレット端末の登場や2in1といった派生フォームファクタも生まれてはいるが、スパイラルの原理と言えるほどの上昇気流にはなっていない
ソフトウェアやサービスが無ければタダの箱だし、無理にPCの形を変えなくてもいいと思いますw
>中身がAtom仕様のCeleronやPentium
記事書いている時にこれ思った。「Atomが無いならCeleron Nを使えばいいじゃない」と。まあ、Atomが消えた後はN付Celeronも消えるのだろうけれども。
インテルのCPUを見ていると、AtomとCeleronの境界が曖昧になっており、PentiumとCore i3が曖昧になっていると感じる。結局はシリーズ名に惑わされず、かつコア数の多さは逆にバースト時に無意味になる足枷として低価格帯では無視し、昔ながらのクロック至上主義で選ぶべきなのかも知れない。
私が他人へPCを勧める際の基準として、用途がライトユーザ的ならばPentiumかCore i3から選ぶけれど、実はクロック2.7GHz辺りを最低限とし、最近のリテールクーラーは静かなので3.0~3.6GHzの範囲で提案しております。
マルチコアだろうとバースト時2GHz出ないようなAtomやCeleronは本当にクソ性能なので遊び用、マニア向けでしょうな。