BTOと付けましたがデスクトップPC全般。
ノートでも共通する事は有りますがデスクトップより種類が少なく、ノートを購入するならそこまで詳しく知る必要も知りたくも無いだろうとして。
アイシェアのリサーチより、面白い調査結果が出ております。
PCスペックで「知ったかぶる」率は約30%(男性40%)
パソコンの仕様で分かり難い物はどれか、という調査。
CPUやメモリの方が難解と思いますが如何に。光学ドライブが3位は意外でした。確かにインターフェイスとグラフィックは良く判らないものです。
更に読み方が判らないなど知ったかぶりをした事が有るか?という質問。
【わからないスペック情報がある方 限定】
パソコンのスペック情報について、「書いてあっても読み方がよくわからない」けれど、知ったかぶりをしたことはありますか?<択一>(n=127)ある:全体=29.1%、男性=40.5%、女性=24.4%
サンプルが少なく「無い」は逆なので省略しますが、男性で4割くらいは知ったかぶった事が有るとの事。
知ったかぶる性格なら正直に答えていない人間が居そうな為、判らないスペック情報が無い人の方に知ったかぶりが多そうでは有ります。
アイシェア調査のスペックで良く分からない順。
上から初心者用でも安心仕様で書きますが、かなり長いので嫌になったら飛ばしてどうぞ。面白い事は書いておりません。
インターフェイス
いかにもパソコンな横文字ですが、インターは中間、フェイスは面として接続する箇所と覚えましょう。パソコンでは入出力端子を指すとしてよろしいかと。パソコン本体の背面や前面のUSBやヘッドホンを接続する所です。
例としてMSIのH55-GD65マザーボードより。
色や番号は説明用に加工させてもらいました。左がPC本体の背面側。
番号1から7より。「端子」は「コネクタ」に脳内変換でも可。
- PS/2端子(キーボード、マウス兼用)
- USB端子(上の写真では全部で6つ)
- eSATA端子(USB2.0より高速、外付HDDなど用)
- LAN端子(穴の上、左右にLEDランプ有り)
- IEEE1394端子(アイトリプルイー・いちさんきゅうよん と読む)
- S/PDIF端子(デジタル音声出力)
- 映像出力(左:HDMI、白:DVI-D、青:D-sub15ピン)
- 音声入出力(メーカーにより種類と配色が違う)
使用頻度の高い物を太字にしております。
- 最近のPS/2端子はキーボードとマウス兼用や、キーボード専用としてマウスはUSB接続前提の物も良く有ります。少し古めなら紫と緑の端子が各1有り、通常は紫がキーボードで緑がマウス。
- USBは外付ハードディスクやマウス、カードリーダーなどを接続する為、余程の初心者で無ければ知らない人は居ないかと思います。昔はUSB1.0、最近の物はUSB2.0、2009年頃からUSB3.0が出ており後ろになる程高速。
- eSATAは数値でいうと転送速度3Gbps(理論値)という高速さが有るものの流行らず。USBより速いので外付HDDをやるならeSATAお勧め。特にノート。
- インターネットに有線で接続する時に使うコネクタで、大抵の物は2種類のLEDランプが付いています。接続中に点灯するLEDと、通信中に点滅するLED。色はメーカーで違います。
- IEEE1394は転送速度3Gbps、USB2.0は480Mbpsと約8倍高速ですが、それは理論値で有り、実際は接続する機器の仕様でUSB2.0と同程度にてやはり流行らず。デジタルビデオカメラなどAV機器の接続で良く使われます。
- 音声のデジタル出力ですが、オンボード(マザーボードに載っている)サウンドチップはしょぼい物が多く、これを使うなら専用のサウンドボードを増設するマニアが多く居られます。普通使わない。
- D-sub(ディーサブ)のみアナログ、DVI(ディーブイアイ)とHDMI(エイチディーエムアイ)はデジタル。左から歴史が古く、最近のPCはHDMIが標準になりつつ有ります。DVIとHDMIの画質はそう変わらない。
- 全てとは言えませんが、緑がヘッドホン(スピーカー)出力、赤はマイク入力、青はライン入力な事が多いと思います。上の写真ではカバー(I/Oパネル、バックパネル)が無いものの、実際の本体にはうっすらマークが掘られているでしょう。
MSIのH55マザーを例にしましたが全てでは無く。
しかし、太文字の機能さえ覚えているなら問題無く、違う所に挿そうとしてもコネクタの形状が違うため普通は刺さりません。
もう一つ例としてDOS/VパワーレポートのMSIマザーより。
左の2つは、PS/2端子が2つ。上がマウス、下がキーボード。
右下へ行くと青い横長は形状からeSATAでしょうか。その右はIEEE1394。更に右の黄色はS/PDIF出力。黒いコネクタはUSBやLANですな。写真右端は音声入出力。
1つだけ赤紫の変わったコネクタが有りますが、パラレルという業務用や旧式なプリンタで使われる事が有るものの、最近の一般家庭ではまず使う事は有りません。
写真は有りませんが、D-Subの9ピン端子という物が有り、D-sub15ピンと形状はほぼ同じ。大昔のキーボードやUSBが出る前のゲームコントローラー用でしたが、一般家庭ではもう使わないでしょう。
初めの解説さえ覚えていれば充分という事で以上とし、次からはBTOパソコンのカスタマイズの見方として進めます。
グラフィックス
ドスパラが一式揃っている為、ここからドスパラのカスタマイズより部品の名称をぱくらせてもらいます。
- NVIDIA GeForce GTX480 1536MB (2スロット使用/DVI x2)
- ATI Radeon HD5870 1GB (2スロ/DVI x2, HDMI x1, DisplayPort x1)
自作では、製造メーカーの型番が書かれており検索すると一発で仕様が出ますが、BTOメーカーでは汎用する為に製造メーカーを書かない事が有りドスパラもその仕様。
左の色分けから行きます。
NVIDIA、ATI(AMD)
NVIDIA(エヌビディア)とAMDは社名で、グラフィックチップを開発製造しているメーカー名。ATIはAMD社のブランドですが、2010年後半から使われなくなったという噂。ドスパラの表記が古いのかも知れません。
GeForce、Radeon
ジーフォースとラデオン(レイディオン)、マニア風に言うとゲフォとラデ。いずれもシリーズ名を指しており、一般的なグラフィックボードではこの2種類で新製品が続々と発売されます。他にも有りますが関係無いので触れません。
GTX480、HD5870
GeForceの場合、GTX>GTS>GT>GS>無印の順にそのボードの性能を表し、4が世代、8が性能と覚えて良いでしょう。Radeonは正直私も良く知りませんが、最近のやつはHD、5が世代、87が性能。
共に世代が新しく性能部分が高い数値なら高性能と言いたい所ですが、GeForceは3桁になった200番台から、Radeonは6000番台からリネーム(名前変えただけ)という罠も有るようです。
1536MB、1GB
ビデオメモリ、VRAMというやつで、グラフィック用のメモリ容量。グラフィックボードの増設が無く、オンボード(マザーボード)やCPUから出力する場合はメインメモリからVRAMが取られます。1536MBは約1.5GB。
2スロット使用
昔のグラフィックボードや性能控え目な物はPCI(Express)スロット1個ですが、最近の高性能グラフィックボードはヒートシンクやファンが物理的に大きくなっています。PCIスロットを2つ占有するという意味で、直下のPCIスロットは使えません。
DVI x2, HDMI x1, DisplayPort x1
時代遅れなアナログD-sub15ピンは無く、インターフェイスで解説したDVIとHDMIが付きの意味。DisplarPortはこれから普及するのか、詳しくはWikipediaのDisplarPortでどうぞ。x2は出力2個有り、デュアルディスプレイも可能。
グラフィックは、グラフィックボード(またはカード)、グラボ、ビデオボード(カード)、VGA、グラフィックアクセラレータなど呼ばれ、どれも間違いでは無く。マニア風に行くならグラボでどうぞ。
その他、グラボを増設しないオンボードの場合はマザーボードから映像出力し、チップセットと同じ項目に書かれていたりします。
最近のCPUの例として、Core i3などはCPUにGPU(グラフィックプロセッサユニット)が内蔵されており、マザーボードを介して映像出力。インターフェイスの説明に有る画像はH55チップセット、GPU内蔵CPU用マザーなので映像出力が3種類有りました。
光学ドライブ
やや分かり難いですがドスパラのカスタマイズより。
- DVDスーパーマルチドライブ
(Write DVD±R x22, ±R DL x8, RAM x12/SATA接続) - DVD-ROMドライブ
(SATA接続) - ブルーレイコンボドライブ
(ブルーレイROM+DVDスーパーマルチ/SATA接続)
既にCDドライブは無いものとして、現在はDVDとブルーレイの2種類。
スーパーマルチドライブは読み書き可能。コンボドライブやDVD-ROMドライブは読み専用。コンボはDVD-ROMの別称です。
倍速は高性能かつ後の時代になる程高速になるものです。メディアの種類を書き始めるときりが無いため、WikipediaのDVDをどうぞ。
アイシェアの調査は、ドライブの種類というよりメディアの種類が分からないという事でしょうか。それなら私も良く分かりません。
CPU
IntelとAMD、ドスパラのカスタマイズより。
- インテル Core i7 980X プロセッサー Extreme Edition
(6コア/定格3.33GHz/TB時最大3.60GHz/L3キャッシュ12MB/QPI 6.4GT/s/HT対応/【VT対応】) - AMD PhenomⅡ X6 1055T
(6コア/2.8GHz/9MB トータルキャッシュ/95W/【AMD-V対応】)
インテルとAMDはCPUのメーカー、BTOではこの2社のみ。タブレットPCではARMも有りますがパソコンとは言えないので除外。
Core i7、PhenomII
読み方はコアアイセブンとフェノムツー、各社CPUのシリーズ名で世代を更に細切れにした名称です。
980X Extreme Edition、X6 1055T
インテル側、9はシリーズを更に細かくした種類で8と同様に性能も表します。AMDはX6が6コア、1055Tは性能。通常は全体の数値が大きい程、高性能と言えますが、中身によりどの部分の性能が良いか違う事も有り一概には言えず。
6コア/定格3.33GHz/TB時最大3.60GHz/L3キャッシュ12MB/QPI 6.4GT/s/HT対応/【VT対応】
インテルより、6コアはコア数で物理的にCPU1個の中のCPU数のような物。定格は3.33GHzで動作するクロック周波数で性能が高い程高クロック。
TBはインテルのターボブーストテクノロジーで、Core iシリーズから物により有る機能で、稼働コア数を減らして自動的にオーバークロック技術、それの最大クロック周波数。
LxキャッシュのCPUメモリキャッシュは、メインメモリやハードディスクなどの速度とCPUの速度を誤魔化すというとおかしいですが、調整する為のCPU内蔵メモリのような物で、クロック周波数同様に重視されます。
QPIは、インテルの高性能CPU(現在はハイエンドなLGA1366)でFSBの代わりになる物。内容や構造はFSBとは違います。
HT(ハイパースレッディング)は、1コアで2処理する事で処理性能を上げる技術。VTはインテルのヴァーチャライズテクノロジー、AMDではAMD-Vがそれに相当し、仮想でWindows7からXP環境を使うなど用。
AMDを盛大に誤魔化しましたが、カッコ内の性能は自作をしなければを覚える意味は有りません。CPUの種類という話なら過去記事をどうぞ。インテルのみ。
上は2009年から主流のCore iシリーズ。下は2011年発売の新Core i7でSandyBridgeは発売前のインテルが決めたコードネームでメーカーやマニア以外は普通使いません。
LAN
標準のオンボードのみでは物足りない為、オプションも1つ追加。
- ギガビットLANポート x1 (マザーボードオンボード)
- INTEL EXPI9301CT (10/100/1000Mbps PCI-Express x1 接続)
1行目のギガビットLANとは、2行目の1000Mbpsと同じ意味で、1000Base-T(1000Base-Tx)やギガビットイーサネットとも書かれます。
なぜ1行目がギガビットのみ表記かは、1000Mbpsならまず10/100Baseも対応している為。転送速度を表しており、光回線でいうと最高100Mbpsなのであとはわかるな。
社内や家庭内の有線でマニアックなローカルネットワーク以外は要らないと思いますが、デスクトップPCでは標準でギガランに対応している事が多いようです。
メモリ
2種類行きましょう。上は3枚挿しのLGA1366、下は2枚挿し。
- 3GB DDR3 SDRAM(PC3-8500/1GBx3/トリプルチャネル)
- 4GB DDR3 SDRAM(PC3-10600/2GBx2/デュアルチャネル)
※32bit OS では 3GB 程度まで認識。
2010年現在、メモリ3枚挿しはLGA1366のCore i7 900番台のみ。LGA775、LGA1156などはチャネル数で書かれている通り2枚が普通。安いPCでは1枚も有ります。
3GB、4GB、※32bit OS では 3GB 程度まで認識
メモリ容量を指し、大きいほどハードディスクより高速な為、CPUの処理速度と連動して多くのデータを処理出来ます。32bit OSでは3.数GBまでしか認識せず、簡単にいうと普通のWindows XPでは4GB以上積んでも無駄という事です。Vistaや7の64bit版ならマザーボードが対応している容量まで積めます。
DDR3 SDRAM
種類やピン数などの規格。
PC3-8500
メモリの最大転送速度を表し、8500なら1秒間に8500MBまで転送速度が出るかも知れないという意味。CPUの性能に連動。メモリは容量の次にこの数値を見ましょう。BTOパソコンなら無視で。
1GBx3/トリプルチャネル、2GBx2/デュアルチャネル
x3やx2は、メモリの物理的な枚数。枚数で善し悪しは無いものの、1枚ではデュアルやトリプルチャネルの恩恵が無く、逆に1GB3枚でメモリスロット3なら空き0という事になり増設不可。メモリ容量が少なく枚数が多い程(原価が)安くなります。
デュアル(トリプル)チャネルに意味が有るかは過去記事にて。
ディスプレイ
ドスパラのオリジナル液晶、Prime TW235FHDより。
- モニタサイズ:23.5(ワイド)インチ・・大きさ、テレビと同じ
- 液晶表面:非光沢・・光沢有無、光沢は蛍光灯など映込問題有り
- 最大解像度:1920×1080・・画面内のサイズ、これはフルHD
- 応答速度:5ms・・速い(数値が小さい)方が良い
- 視野角(水平/垂直):170゜/ 160゜・・どこまで斜めから見えるか
- 輝度:300cd/㎡・・明るさ、300なら普通
- コントラスト比:1000:1 (DCR使用時10000:1)・・明暗の比率
- 入力端子:ミニD-Sub15ピン/HDMI×2・・インターフェイス参照
- 付属品:モニタケーブル(VGA-VGA/HDMI-DVI) ・・同上
OS
ドスパラより、「~のインストール」を除外。
- 【32bit】Windows7 Home Premium
- 【32bit】Windows7 Professional
- 【32bit】Windows7 Ultimate
- 【64bit】Windows7 Home Premium
- 【64bit】Windows7 Professional
- 【64bit】Windows7 Ultimate
いずれもWindows7、32bitと64bitの2種類、エディションは3種類。
他に、ネットブック(ネットトップ)専用のStarterというエディションが32bitのみで有りますが、HomePremiumの更に下。
違いはマイクロソフトのWindows7比較より。左がHome~、右がUltimate。
ドスパラでは書かれていませんが、エディションや32/64bit以外にOEMやDSP、パッケージの違いが有ります。過去記事にて。
ハードディスク
標準では容量しか書かれておらず、カスタマイズパーツより。
- SEAGATE 500GB (ST3500418AS/7200rpm)
- 【RAID パック/ストライピング】 500GB x 2台 (合計 1TB)
SeagateはシーゲートというHDDの製造メーカーで、主に使われるデスクトップ用3.5インチHDDはそれ以外に、日立とWesternDigital(ウェスタンデジタル)の計3種類。
500GBは容量、ST3500418ASは型番、7200rpmは1分間の回転数。
その下のRAIDパック/ストライピングとは、500GBのHDDを2台でRAID0をやるというマニアックかつ危険な仕様へカスタマイズしてくれるようです。
RAIDについてはやはり過去記事にて。
パソコン性能の読み方と機能の見方(まとめ)
長々と書きましたが要点を各1行にて。
- インターフェイス・・・コネクタが合う物を挿す
- グラフィックス・・・高性能=高価格
- 光学ドライブ・・・読み書き可否、DVDとブルーレイの二択
- CPU・・・高性能=高価格
- LAN・・・有無さえ判れば、特に考えなくて良い
- メモリ・・・容量を見る(速度は自作マニア用)
- ディスプレイ・・・※「グラフィックス」に合う物を選ぶ
- OS・・・普通はHomePremium、
- ハードディスク・・・容量を見る(速度はマニアやゲーム用)
昔ほどパソコンは難しく無く、それでも上記した内容は本格的なPCマニアや自作変態から言わせると30%も書いておりません。
知ったかぶるとその場凌ぎにはなりますが、後々こうなります。
- 良心の呵責に苛まれる
- いつか嘘を教えたと気付かれる
- その嘘で高額な物を購入されると後悔される
私は自覚無く知ったかぶってしまった場合は詫びて訂正し、知ったかぶりの自称PC上級者に騙されて嘘を覚えていた事も有ります。バレた時点で知ったかぶった人間は、あらゆる事で信用されなくなり人として嫌われます。
知らない事を知らない、分からないという事は恥では無く。調べるから待ってくれと言える人間は信頼されましょう。
どうしても答えなければならない状況なら「用途により変わるので今すぐどうとは言えない」と一旦逃げつつ、必ず調べて回答しましょう。私が修理現場に居た当時、プライベートで良く使っていた手です。
メーカーの修理担当なら、世話になっている会社の看板が有るため「知らない」は言いづらいものですが、そうで無ければ「分かりません」と言える事は恰好良いと思いますがいかがでしょう。
私は面倒なので、即答で「知らない」を連発する事が最近良く有ります。
>インターは中間、フェイスは面として接続する箇所と覚えましょう
ハードじゃなくてアプリケーションの操作画面とかもユーザーインターフェースとか言いますね。
ユーザーがアプリケーションと接続(操作)する所って意味なんでしょうね。
>最近のPS/2端子はキーボードとマウス兼用
あのですね。私は実はPS/2じゃないと嫌な人なので、この前i3機新調した際に、わざわざPS/2用のマウスとPS/2用のキーボードを用意したワケですよ。
そして届いたマザーの端子が兼用だった時とか、なんかもうね。
バックパネル取り付けてる時点で、まだ気づいてないからねw
組み上げてさあ、電源入れようか、キーボードとマウスを接続しt・・・!
って、コネクタ持って背面のぞきながらフリーズしてるオレ、カッケェェェェ
黒歴史的に考えて。
>GTX480、HD5870
せっかくヒツジ先輩が書いてくれたので、私が補足しておこうではないか(キリッ
BTO wikiからの抜粋でなw
GeForce 400系
GTX 480/470/465 ←対応するHD5800よりそれぞれ速いが、消費電力は大きく上回る。
比較的バランスの良い470が無難か。465は460と消費電力しか変わらない地雷。
GTX 460 ←480系から若干設計を変更し、効率が上がった。
ただしVRAM容量で描画性能まで変わる。768MB版は避けるべし
GTS 450 ←460の1/2。VRAM速度まで1/2なので効率があまりよくない。
GT 430 ←450の1/2…と思いきや一部機能が1/8。
ここが足を引っ張る為ゲームには全く不向き。
Radeon HD 5000系
HD 5970 ←HD5870×2GPU。CF有効タイトルでは現行最強。
ただし消費電力も480ほどではないが大きい。
HD 5870/5850/5830 ←5870/5850はDX10以降のAMDで最高傑作とも。
5830は消費電力あたりの性能が同格のGTX460に劣る(シリーズ唯一)。
HD 5770/5750 ←5800の1/2。というより5800が5700のデュアルコアというべきか。
消費電力あたりの性能では現行最強クラス。
HD 5670/5570/5550 ←5700の1/2。
消費電力が低く、静音・省スペースPCでも使いやすい。
HD 5450 ←最廉価。GT 430と同じく再生支援等が目的で3D描画はおまけ。
>2スロット使用
2スロ仕様でも実は3スロ目が空いてないと、仕様上の冷却性能が出ないとかいうのもあるから困るw
特にハイエンドは隣を空けておいたほうがいいのでしょうね。卵茹でられるしw
どう考えても480のことです。本当にありがとうございました。
>どれも間違いでは無く。マニア風に行くならグラボでどうぞ。
私は特にこうやってコメとかする場合はVGAだのGPUって使うことが多いのですが
それはなんでかっていいますと「VGA」「GPU」 → 3タイプでOKなのに
「グラボ」は「gurabo」って6タイプ打たないとイケないからw
モノグサここに極まれり(キリッ
実際のところ、「GPU」は厳密に言えばボードに乗ってるチップのことだから
ビデオカード=の意味として使うのは間違いでしょうね。
いや、今後も普通に使いますけどw
>980X Extreme Edition、X6 1055T
グラフィックスの項ではGTX480とHD5870を並べたのに
ここで980Xと1055Tを並べるのはなんか不公平だと思うの・・・
そうは思いませんかAMDファンの人!
いや、すいません。正直、凄くどうでもいいですw
>QPIは、インテルの高性能CPU(現在はハイエンドなLGA1366)で
いや、なんかLGA1156はバスプロトコルがQPIでなくてDMIだってことなんですけれど、CPU側にメモリコントローラは内蔵してるからなのか、マザーのBIOS上では普通にQPIって表記されてるんですよね。
なんかよくわからないw、単に便宜上なだけかもしれない。
>インテルが決めたコードネームでメーカーやマニア以外は普通使いません
いや、でも最近思うのですけど、Core iになって以降カオスになったせいか
コードネームでくくったほうが分り易くないですか?
デスクトップ用は実質下記の6シリーズのラインナップと考えればよいので。
Gulftown → i7 970、980X 6コア12スレ TB付き
Bloomfield → i7 920~960、965、975 4コア8スレ TB付き
i7のLynnfield → i7 860~880 4コア8スレ TB付き
i5のLynnfield → i5 750、760 4コアHT無し TB付き
i5のClarkdale → i5 650~680 2コア4スレ TB付き
i3のClarkdale → i3 530~560 2コア4スレ TB無し
そもそもCore i*に数字3桁の命名規則がカオスの元凶なわけですが
SundayBridgeは4桁とかもうね。
どう考えても嫌がらせです。本当にありがとうございました。
>2種類行きましょう。上は3枚挿しのLGA1366、下は2枚挿し
よく混乱するのがDDR3-とPC3の表記、DDRの4桁とPC3の5桁が混ざるw
DDR3-1066 PC3-8500
DDR3-1333 PC3-10600
DDR3-1600 PC3-12800
DDR3-2000 PC3-16000
特にDDR3-1066とPC3-10600、DDR3-1600とPC3-16000とかもうね。
罠過ぎてぜったい狙ってるからね。これはw
とりあえず増設用にメモリを買うなら、X58がDDR3-1066(PC3-8500)のトリプル
H/P55がDDR3-1333(PC3-10600)のデュアルが定格だって覚えとけばOKかな。
OC前提で、ベースクロック上げる気ならDDR3-1600、2000買えってことでw
>ディスプレイ
コントラスト比も高いほうが良いのでしょうね。価格高くなるしw
結論、キーボード/マウス兼用PS/2ポートには気をつけろ。
たまたまマウスがPS/2とUSB量対応だった私に死角はなかった(キリッ
兼用PS/2コネクタ、この記事で初めて知りました。
あしゅら男爵みたいな写真に正直おどろいた。
IRQとか、どう割り付けてあるんだろ?
今回のblogは初めて自作をする人にも一応見て欲しいと思いました。写真付きで分かりやすいし、自作の本・雑誌などより見やすかったです。
兼用PS/2コネクタ、自分も初めて見た時"あしゅら男爵"をイメージしました。
OSを水樹奈々ファンだからと【64bit】DSP版Windows 7 Ultimateを購入した奴がいた、普段のPCの使い方から機能的には【32bit】HomePremiumでも十分な人物だったがw 結局今は…言わぬが花か、まあOSは別のを使ってた。
HDMI端子はフルサイズとミニサイズがあるから面倒です
「端子に入らなくてモニタと繋げない」と友人より相談された時は、まだHDMIにミニ規格があることを知らなかったため、わざわざ30分かけて友人宅へ行くはめになりました
>音声入出力(メーカーにより種類と配色が違う)
>緑がヘッドホン(スピーカー)出力、赤はマイク入力、青はライン入力
確かWindows7だと、どこに何を取り付けても、取り付けた機器に適した入力・出力に切り替わるのですよね。私が使用しているマザーボードはECSの「P55H-A」ですが、同機能で黒に取り付けようがピンクに取り付けようが、ヘッドフォンはヘッドフォンとして認識され音が出ます
7独自ではなくVistaでも同じ仕様かもしれませんが
スペックでさっぱり分からないのはLANですね
有線はさすがに分かりますが、無線の規格は何がどうして「IEEE802」なのか(特に「802」)とか、WiFiの原理とか、PLC(コンセント経由で繋がるネットワーク)の原理とか、ハブやルータは中で何をどうして信号を送ったり受け取ったり変換したりしているのかとか、全く分かりません。教えてもらっても理解できない自信があります
こういう記事はありがたい。
こういう記事でほうほうなるほど→BTOサイトでコレ良いなあアレも(ry→気がついたらポチ
やめてー!誘惑しないでー!
知ったか・勘違いは私もついやってしまい後悔した事もあるので気をつけています。
だからというわけでもないのですが、2点教えて頂きたい。
記事内『6.音声のデジタル出力ですが、オンボード(マザーボードに載っている)サウンドチップはしょぼい物が多く~』
アナログ出力なら仰る通りかと思われますが、デジタル出力についてはむしろ繋ぎ先のアンプ側のDACの性能がものを言うのではないかと思っていましたが違うのでしょうか?
44.1kHzの内部クロックを持たず48kHzだけを持っている場合は再生時に変換が入るので良くないとは思いますが何か勘違いしていたら怖いので教えて欲しいです。
TakaQさん『GTX460 768MB版は避けるべし』
GTX460を検討していたので興味深い。768MB版が宜しくないのはどうしてでしょう?ベンチマーク等見ても大差無く値段は5000円程度は違うのでこっちが良いかな~と思っていたのでご存知でしたら是非お願いします。
グラフィックスメモリ帯域幅1Gと比べ確かに狭いのでココが足を引っ張る?
調べたつもりですが(といってもいくつかググッた程度です怒らないで><)わからないので宜しければ教えてくだしあ
あと一つ書き忘れました。
重要で無いのですがどうしてもいいたかったw
やすとしさん<あしゅら男爵みたいな
天才あらわるwwwその発想はなかったwww
>オンボード(マザーボードに載っている)サウンドチップはしょぼい
音楽ソムリエのような透明感がどうたら、重厚感と艶がどうたら、という表現は出来ませんが、少なくとも迫力のある低音や伸びのある高音は出ません。安いCDラジカセに負けます。ただし、やはりアナログのヘッドフォン出力より、デジタル出力の方が良い音は出ます。が、デジタル入力に対応したスピーカーは高いですから、ノイズが気になる程度ならUSB入力対応のスピーカーか、USB接続のサウンドユニットでも使用すれば良いかと
また、サウンドカードで音をハードウェア処理できれば、CPUを使うソフトウェア処理に比べ、PCへの負荷が下がります。そのため、重いゲームをプレイする場合にはハードウェアが可能な(サウンドカードによってソフトウェア処理かハードウェア処理か変わります。基本的に3万円以上の高い製品はハードウェア処理です)サウンドカードを搭載していた方が有利な場合もあります。私ならそんな程度は気にしませんが
>GTX460 768MB版は避けるべし
帯域が狭いと、高負荷が掛かった際の瞬間的なFPSの落ち込みが大きいのでは。ただ、256bitなら快適なのに192bitだと不快というくらいの開きは、よほどピンポイントの負荷が掛かるゲームでないと起こらないかと
私も768MB版で問題ない程度だと思っていますが、ゲーム目的で購入するならお勧めできません。性能が多少低くても、というより低いことに納得した上で購入するなら問題ないかと。逆に言うとそれを分かっておらず、同じ名前のチップなら安い方が良いや、と安易に判断して購入すると、場合によっては後悔するかもしれません
私はアシュラ男爵よりキカイダーの方が馴染みがありますね
兼用のPS/2ポート初めて見ましたが、なかなか良いんじゃないでしょうか?
いや、機能がっていう話じゃなくて、色合いがグッド。
あしゅら男爵やら、キカイダーやらに反応してしまいました。
4つ兼用とかならハカイダーってところ?
>兼用PS/2ポート
最近は、キーボードやマウスも・・・
USB接続専用品が増えてきましたねぇ^^
ところで・・・両機器とも
PS/2接続とUSB接続では、どちらが良いでしょうかねぇ^^;
大量の補足や解説有り難う御座います。
阿修羅男爵なPS/2は現物を一度しか見た事が無く、LGA1366発売辺りから出たような記憶が有ります。古めのキーボード、マウスを愛用していると意外と罠かも知れません。
サウンドのデジタルについては私も良く判らず、オンボードの時点でノイズが入るという事でPCI増設が基本と聞いた事が有りますが真偽は不明。こだわるなら万単位が基本でしょうな。私のサウンドブラスターは数千円です。
マウスはUSBで問題無いと思いますが、キーボードはPS/2->USB変換をかませると利かないキーが普通に有ったり、Windows上で制御される場合はBIOSに入れない(Windowsが起動するまでUSBが利かない)事も有ります。
そして、QPIの詳細はもちろん 知りません(笑)
庶民Aさん、ヒツジ先輩さんありがとうございます。
音楽についてはそれなりにこだわりを持っている(つもり)のですが、予算の都合上1万くらいので妥協したくなっちゃうんですよねえw
参考になりました。ありがとうございました。
GTX460についてはやはりそういうことですか。調べた限り現状やりたいゲームでは192bitでも良いかと思っていましたが、後になって・・・という事もありますから悩んじゃいます。
やはりワンランク上行くべきか・・・?
貴重なご意見ありがとうございます。
windows Vista/7 64bitでは認識出来るメモリの量が変わりますよ。
Vista
Homebasic 8GB
Homepremium 16GB
Bussiness以上 128GB
7
Homepremium 16GB
Bussiness以上 192GB
そこまでメモリ積む人はいないと思いますが、1366m/bだと6チャネルあるので4GB*6で24GBまで詰めます。